2012年01月18日

木屋傳の酒饅頭とでっちようかん

小浜市の老舗和菓子店『菓子司 木屋傳』と言えば、
酒饅頭、くずまんじゅう、でっちようかん、お巻などが人気だ。

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季節に寄って売れ筋が変わり、今の寒い時期にはでっちようかんが一番人気。
なので、年末年始にかけては、毎日のように仕込んでいる。
それにたつやが驚いたのは酒饅頭の作り方だった。

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この上の写真は上用饅頭を蒸しているところです。

酒饅頭の皮を作るために、毎日のようにもち米のお粥を炊いている。
それに前日仕込んだ麹で発酵したタネをそのお粥に加える。
それがまた翌日のタネとなるのだ。
その工程は数十年に渡って、繰り返し繰り返し続けられているのだそうだ。
ということは、おそらく140年前の麹がそのまま今でも受け継がれているのだ。

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これがタネ、これだけを味見してみると
少しの甘みと酸味と炭酸がミックスされたような味だった。
麹には糖化作用があって、穀物のデンプンを糖に分解する機能があるので、
そのためこのような味になるのだろう。
簡単に言えば、甘酒だ。
だけど100年以上受け継がれてきた麹の味と思うと、
それだけでありがたい味に思えてくる。

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このタネを皮に混ぜて作り、餡子を包み、そして焼印が押される。

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木屋傳のでっちようかんは、紙箱で作られるものではなく、
大き目のバットに流し込んで固めたようかんを、
型抜きして、パックや箱に詰められる。

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年末に訪れるお客さんのほとんどが、でっちようかんを買っていく。
もう何代にも渡って培われた木屋傳の味には、
また同じように何代にも渡ってのファンがついている。

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これも人気のひとつ、『ぱんどじぇーぬ』

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これが元洋菓子職人、現、和菓子職人さんが作る人気のお巻(ロールケーキ)
このスポンジ部分がしっとりしていて、激ウマでした。
たつや好みの味で、価格も600円〜、ちょっとうれしい金額です。

写真00742.jpg

小浜に訪れた際には、また寄り道して
立ち寄ってみたいと思っている。

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菓子司 木屋傳
福井県小浜市小浜白鬚42
0770-52-0565
営業時間 9:00〜19:00
不定休
http://www2.plala.or.jp/kiyaden/








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posted by たつたつ・たつや at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 店グルメ・和菓子・餅他編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何だかどれもこれもすごく美味しそうだなあ。
Posted by ますこ at 2012年01月18日 08:46
ますこさん、ご訪問&コメントありがとうございます。
和菓子も洋菓子も美味しいですよ♪
Posted by たつや at 2012年01月18日 10:03
お知らせ

大野市の 清月堂 石山さんが閉店した件は以前お知らせいたしました。

大野では あの分厚い 丁稚ようかんを作っているお菓子やは 約 14軒 あるそうです。

14軒ぜんぶが参加するかは 分かりませんが

2月 4日(土) 15:00-19:00
2月 5日(日) 9:00-14:00

大野の商工会議所にて 丁稚ようかんが食べ比べできる フエア が開催されます。

即売もやるようです。

こぞって お出かけ下さい。


私の個人的意見ですが・ 

石山さんがクローズしてから 5軒のようかんにチャレンジしました。

高砂町 きくや
日吉町 やまうち
元町  八田矢屋
7軒   仁和堂
明倫町 美濃喜

このなかでは 美濃喜さんが いちばん 
私に 合う ようかんでした。

しかし 我が社の大野のスタッフに聞くと
やまうちさん きくやさん などが
良いと 言っており 個人の 好みが
分かれるところです。
Posted by 勘兵衛」 at 2012年01月18日 11:13
勘兵衛さん、大野のイベントご案内ありがとうございます。
できればそのイベントに行きたいと思っています。
以前、美濃喜さんのでっちようかんを食べて、美味しかった記憶があります。

うちでは(鯖江)昔、水ようかんとは言わずにでっちようかんと言ってました。
最近は箱のラベルもでっちようかんというもの、水ようかんとに分かれてますね。
Posted by たつや at 2012年01月23日 22:38
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