先日小浜市内で民宿を営む澤さんと知り合った。
『若狭路の宿さわ』は今のご主人のお母さんが
昭和42年に小浜で気楽に泊まって、
美味しいご飯が食べられる宿を、
とそれまで材木工場だったところを閉じて開店した。
現在、澤佳太朗さんと奥さんのふたりで民宿を切り盛りしている。
面白いのは澤さんご夫婦の経歴だ。
ご主人は調理師学校を卒業後は、洋食のシェフを、
奥さんは実家が高浜町の鮮魚店で、
調理師、栄養士、教職の免許を持っている。
しかもお二人ともがフグの調理免許を持っているのだ。
さわでは観光で来られるお客様には、
すべて小浜で獲れた魚料理を提供する。
今の季節であればフグのコースやカニのコースも選べる。
それにその時期に獲れた新鮮な魚を、
毎朝市場まで出かけて行って、自分の目で確かめて買ってくる。
たつやが訪れた日には、小浜ではブランドになっている若狭ぐじ、
ヒラメ、なめら、あんこう、レンコダイ、アナゴ、ブリ、アオリイカなどが、
その日の夜の料理用に仕入れられていた。
目の前でお刺身を作るところを見学させてもらった。
魚を捌くことを自分でするようになると、
澤さんの技の凄さに、より一層感激が増す。
あっという間に魚を三枚におろすと、
柵どりをして、お刺身を作っていく。
そしてお刺身に付け合わせのツマも、
当たり前のように大根をカツラ剥きにして、
細かく刻んで水にさらして、作るのだ。
最近は機械を使って作っているところが多い中で、
澤さんはすべて手作りを通している。
花をあしらった大根と人参で出来た飾りもすべて手作り。
こんな工程を見てしまうと、刺身のツマさえ大切に思えてくる。
このお刺身をいただいたが、
見た目の美しさも含めて最高だった。
御頭付きの鯛や細工物も、もったいないので、
持って帰って、煮魚にしていただいた。
こんなアットホームな宿だから、数十年のお付き合いの常連さんもいる。
中には子どもの頃に来ていた人が結婚し、その子どもさんを連れて、
親子3代に渡って、さわファンという家族がいたり、
毎年小浜の花火の日は、生きてる限りは十数年先まで
予約を入れてるというお客さんもいる。
たつやも近いうちに、家族や友人を誘って、
『若狭路の宿さわ』へ泊りがけで出かけたいと思っている。
若狭路の宿さわ
★1泊2食付で8400円より
★若狭ふぐフルコース(11月〜3月)
1泊2食付 13650円より
てっさ・てっちり・てっぴ・ひれ酒・から揚げ・雑炊・付き出し
★かにフルコース(11月〜2月中旬)
1泊2食付 15750円より
かに鍋・かにボイル・天ぷら・お刺身・雑炊・つき出し
若狭路の宿 民宿さわ
福井県小浜市小浜貴船60番地
TEL.0770(52)0631
FAX.0770(53)1541
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