先月の11月3日から13日まで鯖江市商工会議所美術館で開催されたが、
それに先駆けて、前日の11月2日にオープニングセレモニーが行われた。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/234547224.html

そのセレモニーの中で、前さんの個展に花を添えるということで、
ミュージシャンであり公立高校の教師でもある
杉原一平さんが、ピアノによる即興での演奏が行われた。


たつやは今年の夏に友人が企画した
越前市のライブハウスでの朗読とピアノという
ライブイベントに出かけていって、
初めて杉原さんのピアノ演奏を聞いた。
彼の即興ライブは、その時に感じた何かを
具体的な音に変えて組み合わせていくという過程の連続で
ひとつに音楽になるのだろうが、
たつやにとって、それは初めて聞くのに何処か懐かしい、
それでいて心の奥底にまで染み渡るピアノのメロディだった。
杉原さんが、10年も前から東京コレクションで
ANREALAGEの音楽を担当している
ということはその後で知った。


さて前さんと握手をして始まった即興演奏は、
その最初の音を前さんにピアノの鍵盤を叩いてもらい、
その音から始めた。
スローなテンポで始まるその曲は、切なさと雄大さと
そしてやはり何処か郷愁をさそうような美しいメロディが奏でられる。

ピアノを中心に周りを取り囲んだお客さんは、
しんと静まりかえり耳を研ぎ澄ませて聞き入っている。
演奏が終わると盛大な拍手が一斉に送られた。


会場にANREALAGEのコーナーが設置されていました。


こんな素晴らしいアーティストが鯖江市内の高校にいて、
生徒たちが彼の感性を直接享受出来ること自体が驚くべきことだ。
そういう環境の中では、また新しいアーティストが育つのではないかと思ったりする。
「遥か晴る」
杉原氏が18歳の時に描き下ろした一曲。
ANREALAGEと杉原氏を繋げた名曲。
杉原一平
1977年9月25日生まれ、福井県出身。
福井県立武生高等学校、東京学芸大学音楽科卒。
2002年秋冬シーズンよりANREALAGEの音楽を担当する。
また、ショーにおけるピアノの生演奏も担当している。
2011年10月、10年にも及ぶANREALAGEとのコラボレーションの集大成として、
これまでのショーの音楽をピアノソロで収録した
CD「ANREALAGE SOUND‐遥か晴る‐」を発表する。

今後の杉原さんの活躍が益々楽しみになってくる。
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