以前は牛・豚・鳥という順番でしたが、
最近は一位と二位が入れ替わりました。
それは年齢を重ねて(と言えば聞こえはいいけど、要するに歳をとった)
牛の油が身体に堪えるようになったのかもしれません。
でも豚肉ってこんな美味しいモノだと知ったのは、
こんな料理を作るようになったからなのです。
豚肩ロースの石窯焼きです。
バラ肉ともなれば、油の量が多すぎるのですが、
肩ロースはちょうどいい量の油があって、
たつや的には一番好きな部位です。
この料理をする時には、
豚農家さんが直接販売をしているところがあって、
そこで一塊を買います。
大抵は1.5〜2.3kgの塊り肉です。
冷凍でないものをもらいます。
そのまま食べても美味しいのですが、
プロの方から教えていただいた下ごしらえをします。
夏の時期はローズマリーやイタリアンパセリなどの香草を使いますが、
この寒い時期はセロリやネギを使います。
最初に塊り肉に切れ目を入れて、
えっ!?そんなに使うの?という位の塩をまぶします。
(手のひらいっぱいって感じでしょうか)
切れ目の中にスライスしたニンニクを挟み、
粒コショウもかなりの量をまぶします。
香草類で肉にかぶせて、たっぷりのオリーブオイルをかけて、
ラップで何重にもまいて、一晩冷蔵庫で寝かせます。
今の時期は冷蔵庫には入れず、室温で置いておきます。
これで下ごしらえは完了です。
翌日、フライパンの上で回りをしっかり焼きます。
これをしないと美味しい肉汁が全部外に流れてしまいます。
お肉の全面を焼いて、今度はアルミホイルに包み、
フライパンの上に乗せて、石窯に入れます。
温度は200℃くらいでしょうか。
結構あいまいな温度計なので^^;
本当はもっと下がった温度で時間をかけて
じっくり焼いた方が美味しいのだそうですが、
たくさんの人たちが待っているので、
そんなにのんびりは焼いていられません。
約1時間石窯の中央に入れていきます。
石窯はでっかいオーブンなので、
熱は四方八方から入ってきます。
真ん中まで火が入るには多少の時間はかかりますが、
石窯ならではの何とも言えないふっくら仕上がりになります。
石窯パーティで、参加者が集まってきて、
このお肉を開いて、包丁でカットする時が、
一番盛り上がるかもしれません。
一口大に切り分けて、最後の仕上げに
ゲランドというフランスの塩で味付けして、
大胆に手でかき混ぜます。
あっちっち〜と言いながら、手で味を馴染ませて、
「はい!出来ましたぁ。どうぞ〜」と声をかけると、
一斉に割り箸や手が伸びてきます。
わお〜、なにこれぇ!?
めっちゃ美味しい〜♪
こんなの食べたことない!
と皆が喜んでくれるときが一番うれしいですね。
この塩気の効いた油やお肉を
ロフティのバゲットやカンパーニュにつけていただくと
これまた最高なんですよね。
10月は毎日ブログを更新していたのですが、
その反動?か11月はあまり更新が出来ませんでした。
毎年11月は忙しいのですが、今年は特に大変でした。
大きなプライベートイベントも終わったので、
これからはもう少しマメに更新できると思います。
サボってる間もランキングの応援をありがとうございます。
書きたい記事は山のようにあるので、
ボチボチと紹介していけたらと思います。
もうすぐ12月、あっという間に今年も終わりそうです。
寒くなってきたし、慌しい年末に向かうので、
身体や事故にはお互いに気をつけましょうね。
実はたつや、毎日短くて1時間、最近は2時間かけてブログを書いているんです。
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あの美味しいお肉を思い出してしまいました!!
じゅわーっと広がるうま味が忘れられません。
手づくりでこのような料理ができるとは素晴らしいです。
私も普段は牛のほうが好きなのですが、このたつやさんの料理を食べたら考えが変わりそうです。
農家から直接良い肉が買えるというのもいいですね。
あんなに大きな肉を焼けるのは石窯ならではですね。
もっといろんな料理にチャレンジしてみたいです。
これから冬の間はしばらくお休みです。
この食べ方を知ってから豚肉の概念が変わりました。
そうですね。
豚農家から直接買えるのはうれしいですね。