たつやの場合、例え福井県内で日帰りであっても旅という認識はあるが、
どうしても旅気分を満喫するには、どこか知らない土地へ出かけて、
出来れば何日かけて歩いてみないと満足しないかもしれない。
それは少しずつ脳の中に旅への欲求が蓄積されていて、
その容量が満タンになって、その限界を超えた時に突然やってくる。
それはまるでコップの水が一滴ずつ溜まっていって、
最後の一滴が入ったとき、コップから水がこぼれるように、
ある日突然、脳がたつやを旅にいざなうのだ。
と、もっともらしいことを言ってるが、
単にどこかへぶらりと一人旅に出かけたくなったというだけだ。
土曜日の午後からの用事が終わった瞬間、
あ!旅に行こう!と決めた。
この季節は太陽が顔を出している時間が少ないため、
外での行動時間は、夏に比べるとぐっと少なくなる。
早朝から7時過ぎまで、カメラ片手に街歩き・・・
という訳にいかなくなる。
なので、今夜のうちに出かけて、何処か安宿に泊まって、
朝から旅先での行動が出来るようにしようと決めた。
今回は昨年行った京都府北部へ行くこととした。
いくつかの理由はあるが、距離的にプランニングしやすいことが一番だった。
夕方5時過ぎには鯖江を出発、敦賀・小浜を経由して、
小浜からは舞鶴若狭自動車道で舞鶴まで行った。
その日の夜は一年ぶりに最高に旨い魚を出してくれる
庶民的な居酒屋へ行ったのだが、
そのことはまた別の日に書きたいと思っている。
東舞鶴の朝は、雨が落ちていた。
カメラと財布だけを持っての町歩きに慣れたたつやだが、
最近ではi-padなるオモチャを持ってしまい、
それが結構面白いので手放せない・・・。
しかもこの日は透明の傘も持たなくてはならない。
町歩きの鉄則は身軽でなければならないはずなのに・・・。
だけどやっぱり知らない町を自分の感性赴くままに歩くのは何て楽しいのだろう。
どの道を進み、どの路地を曲がるかなんて、その日の気分まかせ。
旅も慣れてくると、旅先の鼻が利いているのか、ばったり美味しいものに出会ったり、
面白い風景や楽しい人に出会ったりといいことばかりだ。
寂れた商店街を歩けば、かつて大賑わいしたであろう町の様子を想像したり、
みかんを売る店のおばちゃんの人生をちょっと垣間見たり、
今でも頑張ってるお店を発見したり。。。
商店街には40年ほど前に設置されたであろうアーケードがあるので、
雨が降っていても傘は必要ない。
早朝のためか、人通りもまばらで、時折聞こえるのは電車が通る音。
歩いているうちに朝早くからやっている店を見つけた。
一軒は舞鶴名物海軍カレーパン。
もちろんゲット!
カレーパンといえば揚げてあるものというイメージがあったが、
この店のカレーパンは普通のパンの中に普通のカレーが入っていた。
それでも何だか旅先で食べると旨い!
もう一軒はやはり朝一で営業をしている豆腐屋さん。
朝の飲み物が欲しいと思っていたところだったので、
豆乳をいただくことにした。
それにココに売っていた揚げとガンモが美味しそうで、
それらをお土産で持って帰ることにした。
昭和のお店がどんどん少なくなる中で、
こうした時代を感じさせる風情のあるお店が頑張ってるのはうれしい。
朝の散歩をじっくり時間をとれるのは、宿泊ならではの旅の醍醐味。
今回も楽しい旅の始まりを予感させてくれました。
舞鶴と言えば・・・海上自衛隊
軍艦が何隻も並んでいるのは壮観です。
実はたつや、毎日短くて1時間、最近は2時間かけてブログを書いているんです。
だからお願い!って言う訳じゃないんですが、
応援クリックは面倒だけど多分2〜3秒くらいで出来ると思うんです。
ご苦労さ〜んって感じで押してもらえたらやっぱ、うれしいです。
いつもありがとうございます。
アナタ様の応援クリックがたつやのエネルギー源なんです
ココをちょちょっとクリックしてね(は〜と)
1871記事目
ラベル:京都府