2011年11月09日

志保重の景色@小浜市

ちょっとしたご縁がつながって、
小浜市にある老舗和菓子店『志保重(しほじゅう)』
清水勇雄さんと出会った。
※清水勇雄さんはフェイスブックをやっています。
お友達になってください♪


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小浜の夏の風物詩「くずまんじゅう」
製造販売する200年の歴史を持つ老舗中の老舗で、
地元を中心に県内外のお客さんから支持されている。

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今年の夏から何度かお会いする機会があって、
その度に美味しい和菓子をいただいたり、購入したりした。
もちろん季節モノのくずまんじゅうだけでなく、
一年を通して酒饅頭、丁稚ようかん、どら焼きなどが人気だ。

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戦前にはこうした器でくずまんじゅうが作られていました。
こんな歴史が残ってることも老舗ならではです。
個数限定で、この器で作って欲しいなぁ・・・。


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他に洋菓子部門もあり、オバマロール(ロールケーキ)や
シュークリームなどのファンも多い。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/221389099.html

先日は工場の見学と撮影の許可をもらい、
お菓子の製造工程を説明してもらったり、
実際にバター入りどら焼きを作っている現場を見せてもらった。

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たつやが驚いたのは、その製造がすべて自家製で、
ひとつひとつ手間隙かけて手作りされていることだった。
北海道産の小豆を洗い、蒸してどら焼き用餡子を作る。
どら焼きの皮?の材料を混ぜ合わせ、鉄板の上で一枚一枚手焼きする。
置く場所によっては温度が多少違うこともあるので、
裏返す順番も微妙に調整しながら焼いていくのだ。

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それを2枚一組にして、容器にきれいに並べられていく。
こうして写真を切り取ると青海波みたいに見える。

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家族分業で製造工程が手分けされ、
清水さんの奥さんが、一個一個丁寧に餡子を入れていく。
適当な量を取っているように見えるが、
その誤差はほとんどない。

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そのままどら焼きとして販売されるものもあるが、
最近人気なのが、このバターをはさんだどら焼き!
かなり贅沢な厚切りのバターをまた丁寧に挟んで、
最後に手でカタチを整えて出来上がり!

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思わず「あの〜、一個食べてみたいんですが」
こんな感じでたっぷりバターが入っています^^
餡子や皮の甘みとバターの塩気と濃厚な味のバランスがいいです!

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最終のパッケージを担当するのは、清水さんのお母さん。
慣れた手つきでパッケージしていきます。


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もうひとつ驚いたのは餡子だけで7種類以上作るということ。
毎日ではないが、小豆でのこし餡、つぶ餡もあれば白餡もある。
その餡に栗を混ぜたり、ようかん専用の餡、上用饅頭の餡など・・・。
入れる砂糖も数種類あるのだ。
手作りが当たり前で、でっちようかんの寒天も海草から作るのだ。

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志保重さんにすれば毎日繰り返される日常の当たり前のことなので、
なぜ、たつやがそれほどまでに興味を示すのか
理解できないようだった。
しかし、出来上がった和菓子のカタチだけを見ていると、
その製造工程や原材料は消費者にとって知る由はない。
だからこそ、われわれは知りたいと思う。

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200年以上に渡って地元に人に愛されている理由のひとつが、
この製造工程を見ているだけでも納得が出来た。
伝統の味を守りひとつひとつ心を込めて、
丁寧に手作りすることを当たり前のこととして
引継いでいる志保重さんは小浜のタカラモノだと思いました。

志保重西津店
福井県小浜市雲浜1-8(ママーストアー西津店に隣接)
TEL:0770-53-0599
営業時間 AM 10:00〜PM 8:00
定休日 不定休 年2回
http://www4.ocn.ne.jp/~shihojyu/index.html




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posted by たつたつ・たつや at 22:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 店グルメ・和菓子・餅他編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どら焼きのスポンジ?キレイですね〜
おいしそう!!
歴史が詰まった 型や器がとてもすてきです
Posted by ゆき at 2011年11月11日 18:07
ゆきさん、お菓子って出来上がったものだけを見るので、
こうして一枚一枚手作りしていることが、感動しました。
そうですね、歴史が詰まったモノが多くある老舗には、
その期間、ずっとお客さんに信頼されて支持されてきた証拠です。
もうそれだけでも大きな意義があると思います。
Posted by たつや at 2011年11月12日 22:35
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