2011年10月18日

月の顔 by 岡本太郎

1970年、大阪で行われた世界万国博覧会(EXPO'70)
国際博覧会史上アジアで初めて開催された。
1970年の3月14日に開幕し、同年9月13日まで183日間、
「人類の進歩と調和」をテーマに掲げ、総入場者数は6,400万を超えた。
日本の総人口の約6割以上がこの万国博覧会に行ったことになる。

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かくいうたつやもEXPO'70には、家族で1回、会社の慰安会で1回、
確か父が所属する団体の家族会で1回、計3回行っている。
とは言え、当時は11歳、小学5年生だった。
そのEXPO'70で鮮明に覚えている場面がいくつかあるのだが、
シンボルタワーとなった太陽の塔の不思議なカタチは印象に強く残っている。
このタワーを制作したのが、あの岡本太郎氏だ。

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人類の進歩と調和・・・とんでもない!
文明の進歩に反比例し、人の心がどんどん貧しくなっていくことを、
その太陽の塔にアンチテーゼとして表現した作品となった。

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岡本太郎氏は様々な分野で積極的に関わったこともあり、
福井県との縁も結構あるようだ。
昨年、勝山の左義長に出かけた際には、
老舗旅館で氏のサインを見せてもらったことがあったし、
旧宮崎村の陶芸村の中に岡本太郎氏の作品がある

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以前から何度か見に行っているが、
先日、久しぶりにその作品『月の顔』を見た。
ちょうど太陽が南から西へ傾きかけた時間帯だったこともあって、
今まで見てきた表情とは、ちょっと変わって見えた。

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当たり前だが正面から見る月の顔と、
右側から見る月の顔、左から見る月の顔は、
時間帯に寄って刻々と表情を変えていく。
大きな公園の中にあるので、四季に寄っても顔が変わる。

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身近なところに、こんな素晴らしい作品があることを
意外に福井県内の人さえ知らない人が多いようだ。
世界でも有数の芸術家、岡本太郎氏の作品が、
ココ陶芸村にあること自体、誇りに思います。

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すぐ近くにたつやお気に入りのそば店『だいこん舎』があります。

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『太陽の塔』(Wikipediaより抜粋)
1970年(昭和45年)に大阪で万国博覧会が開催されることが決まり、
主催者(国)は紆余曲折の末、シンボル・タワーの制作を岡本太郎に依頼した。
太郎は承諾し「とにかくべらぼうなものを作ってやる」とひたすら構想を練った。
そうして出来上がったのが巨大なシンボル・タワー『太陽の塔』である。

これは、当時の知識人たちから「牛乳瓶のお化け」「日本の恥辱」
などと痛烈な批判を浴びた。
しかし太郎は、「文明の進歩に反比例し、人の心がどんどん貧しくなっていく
現代に対するアンチテーゼとしてこの塔を作ったのだ」と反論した。
「国の金を使って好き勝手なものを造った」という批判に対しては、
「個性的なものの方がむしろ普遍性がある」と反論した。

主催者が塔の内部に歴史上の偉人の写真を並べるつもりだったのに対し、
太郎は「世界を支えているのは無名の人たちである」として、
無名の人々の写真や民具を並べるよう提言し、実現させた。

塔の目の部分をヘルメット姿の男が占拠し、
万博中止を訴えたアイジャック事件の際には狂喜して、
居合わせたマスコミに対し
イカスねぇ。ダンスでも踊ったらよかろうに。
自分の作品がこういう形で汚されてもかまわない。
聖なるものは、常に汚されるという前提をもっているからね」と言った。

日本万国博覧会は成功のもとに終了。
1975年(昭和50年)、『太陽の塔』は永久保存が決定。
現在も大阪のシンボルとして愛されている。


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posted by たつたつ・たつや at 23:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
僕も最初見たときは「こんなところに岡本太郎!」と思いました。
万博開催時は生まれていませんでしたが当時のエネルギーはそのまんま太陽の塔に宿っているような気がしますね。
そんな太陽の塔のファンです。
今は日没とともに目が光るようですね。
高速を走っていると突如現れてドキッとしますね。
Posted by たちばな屋ようすけ at 2011年10月21日 12:50
ようすけさん、コメントありがとう!
意外に知らない人が多いみたいですね。
岡本太郎って、やっぱし物凄い天才だと思うんです。
人類の進歩と調和・・・が万博のテーマだったのですが、
そんなものクソ食らえって感じであの太陽の塔を作ってしまったのですから。

すごい芸術家が日本には何人もいますね!

そうかぁ、万博には生まれてないか^^;
Posted by たつや at 2011年10月21日 23:03
わたしの自衛隊の想い出に万博があります・・
当時高卒後入隊した三重の久居駐屯地から新隊員の見聞?で制服で行きました・・会場では場内の警備員と思われて何度も観客に呼び停められた・・太陽の塔のほんとうのイメージを42年にして初めて知りましたね・・
陶芸村の作品も本人の物?レプリカ?
どちらでもいいが・・陶芸祭りでは必ず拝見しています・・ところで鯖江の福井の有名人の粘土細工のかとうかずおさんは小・中と同級生だともごく最近知りました・・身近に有名人はいるものなんですね・・そんなわたしは何者?でしょう・・
Posted by 速歩マン at 2011年10月22日 18:59
まっするウォークマンさん、コメントありがとうございます。
太陽の塔、今見てもエネルギーを凄く感じますよね。
自衛隊の制服で万博会場にいれば、警備の人と間違えられたのでしょう。
いい時代でした。
Posted by たつや at 2011年10月24日 22:23
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