一乗谷付近を通って158号線に出るコースを辿ることがある。
その度にちょっと気になる看板が目に入る。
『青木蘭麝堂』
どうやらその集落の奥に、造り酒屋があるらしいのだが、
お酒の名前とは一風変わった名前だった。
たまたまその日は時間に余裕があったこともあって、
その青木蘭麝堂を訪ねてみることにした。
看板の案内通り、集落へ入る道を進んでいくと、
一際立派な塀が続く大きな屋敷と、こんもりとした林が見えた。
ここが青木蘭麝堂だ。
ちょうどたつやが行った時には数人の年配のお客さんが
一升瓶を抱えて出てくるところだった。
「こんにちは、ちょっと見せていただいてもいいですか?」
「どうぞどうぞ、毎日暑いですねぇ」
品のあるおばあさんが一人で店番をしていた。
とにかく格式の高そうな建物と、歴史を感じさせるお酒の名前、蘭麝酒。
お店の一角に貼ってある説明文を読んでみた。
何なにぃ・・・え?えええ〜@@;
朝倉家ってあの戦国時代の朝倉家???
健康酒「青木蘭麝堂蘭麝酒(らんじゃしゅ)」は、
遠く戦国の頃、越前の国一乗谷に百有余年の栄華を誇った
朝倉氏の英主敏景公ゆかりの幣堂祖先が創製し、
奈良東大寺に、聖武天皇が愛用されたとして伝えたという
名香「蘭奢待」に因み、「蘭麝酒」と名づけられたといわれています。
それ以来、朝倉氏一門の健康維持と氏族繁栄の霊酒として珍重され、
四百余年を経た今日まで、一子相伝の家伝酒として、
その秘法は厳に変わりなく継承されています。
よ、よんひゃくねん・・・すごい!
こんな老舗はちょっと聞いたことがない。
テレビの宣伝とかで養命酒は聞いたことがあったけど、
地元福井にこんな蘭麝酒という薬用酒があるとは・・・。
たつやはアルコールを一滴も飲まないので、
お酒に関する意識が低いから、今まで知らなかっただけで、
他の人たちは知っているのかもしれないが。
蘭麝酒にまつわる伝説として以下のような話があるそうだ。
むかし、越前の國一乗谷が落城して間もない頃、
ひとりの老僧が、中脇村の青木家に立ち寄ったそうです。
その時、青木家には重病人がありました。
それを知った老僧は、あれこれと懸命の介抱をしてくれたそうです。
その甲斐あってか病人は危うく一命を取り留めました。
老僧は、家人の奨めもあり、青木家に逗留しました。
数ヶ月後、この老僧は当主を呼び、
長い間お世話になったお礼にと
朝倉氏の囲医から授けられた蘭麝酒の秘方を伝授したそうです。
爾来、青木家では、一子相伝の家伝酒として
堅くその秘法を受け継ぎ、今日に至っているのです。
飲めないたつやですが、健康のため一番小さなビンを一本買いました。
水割りにして氷をたっぷり入れて寝る前にいただいてみようと思っています。
青木蘭麝堂(あおきらんじゃどう)
福井県福井市脇三ヶ町25-19
TEL:0776-41-0078
E-mail:shopmaster@ranjyado.com
http://www.ranjyado.com
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もしかすると目にしていたのかもしれませんが、
意識をしないで見ていたら記憶には留まりませんよね。
眼鏡をもらいに行かなくてはならないのですが、
ばたばたしていて行けませんでした。
今日、いただきに行きますね。
急いでいただいたのに、すいませんでした。
鯖江から来たというと、親戚がある・・・と言ってましたわ。
もしかするとそういう関係なのかもしれませんね。
世の中狭いね〜^^
歴史ある旧家だからゆっくり中を見学したいなぁ・・・。
その節にはhabuさん経由でお願いしよ〜っと^^
行かなきゃです。
味わってみなきゃです。
以前の現場から車で10分くらいの距離なので、
是非行ってみて、味わってみてくださいな。
茨城も暑いのでしょうねぇ・・・。
これからもよろしくです。