その年の春に友人kちゃんから電話があって、
鯖江の街中を活性化するためのひとつの手段として骨董蚤の市を考えているので、
その発起人メンバーに入って欲しいという連絡が入りました。
どうしてたつやに?と聞くと、
たっちゃんはアンティークとか好きそうやし^^
という答えが返ってきました。
そんな理由なら喜んで♪と快諾しました。
以来5年半が経ち、誠市実行委員会では、
広報とイベント企画を担当しています。
実行委員会に誘われた理由が理由なだけに、
毎月第二日曜日に行われる誠市を毎回楽しみにしています。
誠市が始まる前には、京都の東寺や福井市内の骨董市などへも、
何とか足を運んでいたくらいなので、
誠市当日はついつい只のアンティーク好き親父になってしまいます。
朝、家を出るときに財布から千円札を数枚だけポケットにねじ込み、
『今日はコレ以上は遣わない!』と決めて誠市に向かいます。
誠市では骨董店のみならずたくさんの食べ物の屋台が出るので、
当日の朝ご飯も昼ごはんも誠市や商店街のご縁市で食べます。
出店している人たちとも顔なじみになると、
なかなか素通り出来ずに、いろんな食べ物を買うので、
すぐに何枚かのお札がなくなります。
ですが、骨董店を冷やかしに巡りはじめると、
何度か心惹かれるアンティークに目が留まります。
その一軒のお店の親父さんが、たつやを呼び止めました。
「たつやさん、好きだと思って」
そして車に積んであるモノを指差しました。
ゲゲッ、こ、これってど真ん中なんです。
昭和レトロが好きな上に、駄菓子や系に弱いたつやには、
どうしても惹かれてしまうグッズなのです。
平静を装いながらも、
「へー、なかなかいいですね」
(おえぇ、これメチャメチャいいわぁ)
「そうやろ^^ たつやさんとか好きなんでないかな?」
「ほやのう、いいけど高いやろ?」
(欲しい欲しい欲しい!けど高いやろなぁ)
「ほやの、安くはないざ、つい最近仕入れてきたばっかりや」
「ちなみにいくらなの?コレくらいけ?」
(おぇ〜なんでこんなモン持ってくるんやってぇ)
といって指を何本か立ててみます。
(思っている指の本数の半分以下)
「あかん、ほれは無理やわ、たつやさんコレもう何処探してもないざ」
(あかんてぇ、何処にもないざ・・・は反則技やし^^;)
「やっぱ無理やの。置く場所ないし、また今度・・・」
(欲しい欲しい欲しい!あそこなら置けるかなぁ)
「わかった!たつやさんならコレならあげるわ!いつも世話になってるし」
(えっ!?買うと今月のお小遣いがなくなる・・・けど欲しい欲しい欲しい)
「えっ!ホントけ^^」
(えっ!ホントけ^^)
「もってきね!好きな人に持っててもらうのが一番やし」
「ほやの!ちょっと待ってて、家に帰ってお金取って来るし」
来月こそ、誠市ではお金を使わないようにしよう!
と数日は思っているのですが、
また次の誠市に来る時には、その決意がどこかに行ってしまうようです。
えっ?何に使うのか?って、ただ眺めて楽しむだけですが^^;
ま、いつかカンパネルラの半分は昭和駄菓子屋風カフェにでもしますかね^^;
7月の誠市は7月10日です。
場所は鯖江市本町の大きなお寺通称『ご本山』誠照寺境内です。
この日は『ゆかたで誠市』です。
ゆかたでご来場の方にはもれなく玄米屋たいぞうのあずきバー、
またはま・どんなの会のカキ氷をプレゼントします。
それに先着60名の方にビーズアクセサリー作家さんの髪飾りと
扇子を本部テントでお配りいたします。
是非、ゆかたでご来場くださいね^^
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だからお願い!って言う訳じゃないんですが、
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それにしてもお店の親父さんとの駆引きが絶妙です(^^)
この良さを共有してくださる人、割りと少ないんです。
まして買う人って・・・(笑)
骨董市での買い物は駆け引きが一番楽しいので、
家に帰って冷静に考えると
なんでこんなモノ買ったのだろう?ってことも^^;
それにこの冷蔵庫、かわいい〜〜って思えただけでも嬉しいです^^
この子、電源を入れるとちゃんと冷えるのですよ。
ま、冷蔵庫だから当たり前って言えばそうなんですがね(笑)