東日本大震災以来、ずっと思っていたことなのですが、
来月下旬に鯖江市と縁があった岩手県大船渡市のひとつの避難所で
有志数人と餅つきをすることに決めました。
それは友人でもある鯖江市役所の若手職員さんが
行政支援の一環として、大船渡市を訪れた際に、
この案を受け入れていただけるかどうかを打診してもらいました。
結果、歓迎してもらえるということになり、
さばえもちつき隊を結成することになったのです。
メンバーは今までにご縁があって
たつやの餅つき会に参加してくれた人に声をかけました。
唐突に何故、餅つきなのか?と思われるかもしれませんが、
それが今自分たちに出来ることだと確信しての発想です。
私は父から聞いた戦前の『引きずり』と言われた餅つき専門隊?をヒントに
6年前から自宅の裏で友人たちに声をかけて餅つき会を開いています。
引きずり…とは農家の若い衆が大八車に薪、釜、蒸籠、臼、杵などを積んで
商売をしていて餅を作る暇がない家々を回り短時間で餅つきをした
という今で言えば農家の農閑期のアルバイトのようなものです。
初めて2.3回は道具が足りなかったり、
多少失敗したりしましたが回を重ねるうちに自然にノウハウがわかってきました。
私はカメラが好きなので毎回たくさんの写真を撮りますが、
後からそれらの写真を見ると参加している人が
本当に楽しそうな満面の笑みを浮かべているのです。
他にもいろんなイベントでたくさんの笑顔は撮れますが、
餅つきほど本当に楽しそうなのはありません。
もしかすると日本人のDNA に餅つきは楽しい!
という遺伝子が組み込まれているのではないかと思うくらいです。
今は飽食の時代で食べ物に困ることはほとんどありませんが
有史以来ずっと飢餓の時代が続いていたから、
年に一度のお餅は一番のご馳走だったことは間違いないと思います。
神様やご先祖様にお供えし、その後お裾分けをいただく・・・
それに餅つきは五感を通して楽しめます。
味はもちろん、見て楽しく音や掛け声が聞こえてきて、
餅米が蒸しあがる匂いが広がり、
お餅を千切ったり丸めたりする感触、皆の一体感などなど。
前置きがとっても長くなりましたが、こんな理由なのです。
そこでお願いがあります。
餅米を1kgかワンコイン500円〜の協力金をお願いできませんか?
なるべくたくさんの人の想いを伝えたいとも考えているので
ひとり1.2口がありがたいです。
協力金は一部必要なモノを買いますが、
残りはすべて避難所に必要なものを買って行きます。
それからもうひとつお願いがあります。
餅つきの道具は一式現地に置いて帰るつもりです。
それらの道具で家にあっても使わなくて提供してもいい
という方がいらっしゃれば御一報ください。
※臼と杵は今日、『誠市実行委員会』の骨董業者の大谷さんが
最高コンディションのものをご提供いただきました。
一日でつける量には限界があるし、残った餅米はすべて現地にお渡しして、
また避難所の方が餅つきをしていただけたらいいなと考えているからです。
餅米と500円の協力金はカンパネルラ(鯖江市本町2-2-22)でお預かりいたします。
その場合、お名前と連絡先(ご住所)をお聞きしたいのでよろしくお願いします。
期間は5月20日までとさせていただきます。
申し訳ございませんがこの時間帯でお願いします。
〔営業時間11時〜18時木曜・日曜日定休〕
自分は自分が楽しむために6年間も餅つきをさせてもらいました。
もしかするとこの経験が少しでも被災地への支援になるかと考えたら、
ありがたいことだと思います。
さばえもちつき隊メンバーには現役の新聞記者やIT企業家の方もいて、
現地からのustream中継や新聞紙上でのご報告もさせていただけると思います。
参加メンバーもここでご紹介したいと思っていますが、
念のため、各メンバーの了承を得てからにいたします。
実はたつや、毎日1時間程かけてブログを書いているんです。
だからお願い!って言う訳じゃないんですが、
応援クリックは面倒だけど多分2〜3秒くらいで出来ると思うんです。
ご苦労さ〜んって感じで押してもらえたらやっぱ、うれしいです。
いつもありがとうございます。
アナタ様の応援クリックがたつやのエネルギー源なんです
ココをちょちょっとクリックしてね(は〜と)
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ラベル:鯖江市
私もチャットに。
元気と笑顔を伝えたいですね。
なんかいい響きですね。
わずかばかりですが協力させていただきます。
よろしくお届けください。
いち早いボランティアへのサポートもさすが鯖江!
ustreamは田辺さんがいらっしゃるのでお手のもの^^
支援してくださった方に対しても、必要な手段のひとつだと思っています。
本当にありがとうございます。
そうなんです、市の対応の早さには感動的でさえありました。
遠慮なく申請して、お願いしようと思っています。
また蕪田さんからもご協力いただけるとのこと、
心から感謝いたします。
ありがとうございます。
ひとりでも多くの人が協力を申し出てくれて、
ひとりでも多くの避難所の方に喜んでもらえるよう、
いろんな企画をして実行していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。