亡くなった母の足踏みミシンをドレッサーにリフォームして欲しいと、
古いミシンを預かった。
工房に運んだ時には、すぐにでも出来るだろうと
高をくくっていたのだが、完成形の映像が浮かんで来ないし、
納期がいつでもいいよ〜などというお話に甘えてしまっていて、
未だに納品出来なくている。
ただのミシン改良ドレッサーにしたくないという想いが強いので、
余計に足踏み状態なのだ。
足踏みミシンだけに^^;
何かを作ろうと思うときに、そのモノの完成形が見えたり、
イベントを企画した時に、その成功のカタチが容易に想像出来れば、
そこまでの道程は意外に楽だったりするが、
見えないと産みの苦しみがある。
さて実はそのミシンを運んだ翌日に、
ミシンの構造でドレッサーに必要ない部品を取り外す必要があった。
ミシン本体はディスプレイにでも出来るだろうが、
鉄で出来た足踏み部品や大きな弾み車などは、
鉄屑になってしまうかも知れない。
何とか、これを使って作れる家具はないかをずっと考えていた。
出来ればTさんの家で使えるものがいいと思っていた。
そしてつい先日、目覚めの時にふ〜っとアイディアが落ちてきた。
というか映像が浮かんだのだ。
忘れないうちにすぐに実行することにした。
それは傘立てだった!
部品の足踏みの鉄枠は、きれいに洗って、
たつや専用に焼肉鉄板にでもしようと
真剣に考えています^^;
弾み車は直径40cm弱の鉄製で、
いい具合に6つの穴が開いている。
もしかすると6本の傘を収納出来るのではないかと、
実際に傘を入れてみた。
これはいい!
早速、作業に取り掛かった。
弾み車をトップに持っていくための木枠を切り出し、
下部の丸板には傘の水が落ちるように穴を6ヶ所開けた。
再度の部分は1×4の板を8枚切って、間を開けて上下から留めた。
板の一部にはTさんのお母さんの名前を、
バーニングペンで『Thanks TADUKO mama』と、
あまり目立たないように入れることにした。
(着色したので良く見ないとわからないようになりました)
随分、待っていただいたけど、
ドレッサー(未納)ともう一品と思っていたうち、
一点が完成し、近々Tさんの家に里帰りすることになる。
こうして捨てられる運命にあったモノが、
大切に思う人がいて、
たつやが手を加えることによって、
別の命が生まれるのであれば、
作り手としてはとても幸せなことです。
今日数えてみたら36日連続でブログを書いていました。
また応援よろしくお願いしま〜す^^
特に福井情報頑張っています♪
今日、一瞬ですが一位になれました^^ありがとうございます。
実はたつや、毎日1時間程かけてブログを書いているんです。
だからお願い!って言う訳じゃないんですが、
応援クリックは面倒だけど多分2〜3秒くらいで出来ると思うんです。
ご苦労さ〜んって感じで押してもらえたらやっぱ、うれしいです。
いつもありがとうございます。
アナタ様の応援クリックがたつやのエネルギー源なんです
ココをちょちょっとクリックしてね(は〜と)
にほんブログ村
もちろんココもお願いしま〜す
通算1651記事目
その発想力が羨ましい。
あのミシン・・・どうなったのかずっと気になっていました。
実は、僕も1年前から友人から頼まれている宝石箱があるのですが手付かずです。
チンプなアイデアでは申し訳ないような、くやしいような・・・
もうしばらく苦しんでみます。(笑)
さすが、たつやさん!!
ドレッサーのほうもすごく気になります!!
ブログ楽しみにしてますよ〜
こんなふうにカタチを変えてまた使われていくのって素敵。鉄の風合いと塗装された木の感じが可愛いです!(^−^)
私もたつやさんに作っていただきたいですねぇ〜。テレビ台なんですが^^もし良かったら、いつか作ってくださいませんか?
すごくしっかりしていて、そしてなんともオシャレ。
うちに宝物が増えました♪
ありがとうございます!
※猫が台湾に行ってしまい、母がシクシク泣いている中やってきた傘立て。
とても素敵なタイミングで本当に助かります。
同じDIYしてる人から褒められるとうれしいなぁ。
ダレでも出来るモノって作りたくないですよね。
宝石箱・・・隠し引き出しみたいな感じはどう?
最近、会えないねぇ。。。
今度ランチでも行きましょ!
傘立ては満足な仕上がりなのですが、
ドレッサーがまだ未完成なんですよね。
ちょっとプレッシャーになってきたw
それに風化していく錆が出るのも好きです。
今までは動いて仕事してたけど、
これからはゆっくり余生を過ごしてもらえればいいですね。
ビフォーアフターは何度か見たことがあります。
匠の発想やテクニックに感心します。
ミシンもまったく違う用途に使われましたが、
産業廃棄物にならずに、また違う余生を送って欲しいと思いました。
これからTさんの家で愛される傘立てになることでしょう^^
でも本当の宝物はお母さんがおばあちゃんを思う気持ちでしょうね。
たつやはそのお手伝いをちょっとさせてもらっただけです。
ヤタローがいなくなって寂しいmamaも、
少しは傘立てで気がまぎれるといいですね。
もうすぐみっちゃんのお人形もやってくるよ^^