2006年05月28日

休みの土曜日

「備えあれば憂いなし」という言葉は、米と味噌と薪のことらしい。
雪国の福井だけなのかもしれないが、とりあえずこの3つが
あれば、確かに長い北陸の冬を生き抜くことができる。

薪ストーブを使い始めて10年近くが経ち、本格的薪ストーブで
暖を取るようになって7回冬を越した。
このストーブの暖かさは、他の暖房機器とは一線を画している。
とにかく気持ちいい暖かさというか、優しい暖かさなのだ。

P-13.jpg

ま、薪ストーブのことはまた冬になったらゆっくり書いてみたいが、
今年の冬ほど、薪を大量消費した年はなかった。
10月から4月まで、びっしり半年はストーブを使っていた。
まだ、1シーズンくらいのストックは持っているが、
今日の午前中に、たくさんの薪を譲ってもらってきた。

maki1.jpg

本格的な椅子を作っているメーカーさんから、その端材をいただくのだが、
その木がまたよく乾燥していて、すぐにでも燃料になる。
外でそばを茹でたり、筍を茹でたりするのもこの薪を使う。
ただ、意外に面倒なのが、ストーブに入る長さに切って、
束ねて雨の当たらないところに積むこと。

maki2.jpg

午前中いっぱいかかっても、もらってきた薪の2割くらいしか
始末ができなかった。

maki3.jpg

午後からは、このブログにも時々書き込んでくれてる春ちゃんの
気功教室に行ってきた。
とにかく、気持ち良くて、リラックスできるのがいい。

夕方からは「ふるさときゃらばん」の鯖江公演実行委員会の2回目があって、
その後は、ギターと尺八のバンド「Shalaku」のコンサートがあった。
あまり期待していなかったが、その予想もできなかったギターと尺八2本が
奏でるハーモニーの美しさに驚いてしまった
メチャメチャテクニシャンのギターと若いイケメン兄弟の尺八、
しかもレパートリーはロックからバラード、演歌、歌謡曲といった幅広さ。
休憩を挟んでの2時間はあっという間に過ぎてしまっていた。

shalaku live.jpg

とても楽しく、有意義な時間だった。
また、機会があれば、必ず彼らの音楽を聞きに行くつもりだ。





posted by たつたつ・たつや at 00:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いいテーマですね。 小さいころは囲炉裏でした。タキギを集めるのは子供の仕事ですから 山に行き 柴を束にして自宅に帰ったものです。 囲炉裏の火をじっと見つめる。焚き火の火をじっと見つめる。 こんな習性 皆さんにはありませんでしたか? なぜか 火を見ると落ち着きませんか?  小さい火を大きくするって結構面倒ですが 「和み」ますね。
Posted by かんべい at 2006年05月28日 20:04
焚き木を集めた経験は残念ながらありません。
それに囲炉裏も他所のお宅で拝見しただけで、
家にはありませんでしたが、家族で火を囲みながらの
団欒はとてもいい風景だと思います。
囲炉裏には家長が座る位置、客人が座る位置などが
全部決まっているらしいですね。

今の若者は、上座さえわからない人が多いですね・・・。
Posted by たつや at 2006年05月28日 20:31
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