水飲み鳥という名前かどうかは知らないけど、
小学生だった頃、遠い親戚の家に行くと、
首を振る鳥のオモチャ?があった。
時折、深く首を下げて、コップの水を飲む
(というかくちばしを水の中に入れる)
そして、また首を振り続けるというシロモノだった。
子どもながらにその不思議な鳥の動きが気になった。
愛嬌のある目とくちばし、滑稽な動き、派手な色
そのどれを取っても、心惹かれるものがあった。
その後、近所の散髪屋さんにもあったし、
いとこの家でも見ることが出来た。
しかし、いつしか流行も去り、僕の記憶からも消えていった。
数年前、東京に出かけた時に、
ふらりと立ち寄った古道具屋のショーウインドウの中で
その水飲み鳥との再会をはたした。
店主にいくらかと尋ねると、
「5000円です。懐かしいでしょ!もうなかなか見ないんですよ」と答えた。
古いものが好きな人にとって、『もうなかなか見ない』という言葉は、
殺し文句に近く、購買心を煽るには申し分なかった。
「3000円にしてくれない?」
5分程、話をして結局3500円で彼(彼女かも?)を連れて帰ることになった。
ガラスで出来ているため、丁寧にエアパッキンで梱包してもらい、
ハコに入れ、大事に持って帰った。
家に帰って、コップに水を入れ、彼に動いてもらうことにした。
愛嬌のある顔つき、派手な色は少し色褪せていたけど、
あの親戚の家にあったものと同じだ。
チャボンとくちばしを水につけ、手を放す。
こっくりこっくり動いていたが、コップの水を飲むことなく止まった。
何度か強制的に水を飲ますうちにくちばしに水を含んで、
コップの中にくちばしを入れるようになった。
なんでもおしりの膨らんだ部分にアルコールが入っていて云々という
説明を買った古道具屋の店主から聞いたが、よく分からない。
ま、僕にとってはそんなことはどうでも良かった。
ちゃんと首を振って、時折コップから水を飲む。
そうしてまた首を振るという単純な動きをしてくれればいいのだ。
買ってしばらくは面白くてよく動かしていたが、
そのうち飽きてしまい、今はただのディスプレイになってしまった。
また、そろそろ動かそうかと思っている。
後に友人からこのおもちゃは『平和鳥』という名前だと教えてもらった。
調べてみると、今でも通信販売で新品が手に入るらしい。
でも 懐かしいとは 思うけど 見るだけ ですね 私は。
いつ どこで見てもたっちゃんは文がよく まとまっているね。 さすが 印刷業の親父?
そうですね。同感です。
それに、写真が綺麗。
今回の写真は絞りを開放にしているな、ならば俺だって。
そう思って、自宅の積み木を、D50でしぼり優先モードにして撮影するも、これだけ背景がぼけず(・_・、)
やっぱり、腕の違いね・・・。
買わないですよね〜。
調べたら新品でも1800円くらいで手に入るもん。
それにうちの平和鳥は帽子をどこかに忘れてきてるの・・。
年代ものだから帽子は必要なんですが・・・。
お昼お電話いただいたみたいで、出れなくてごねんなさい。
今は文章を書くことはそれほど苦痛ではありません。
国語力がない分、自分にとって分かりやすいことは、
人様に読んでいただいても、分かってもらえるかも?
絞り優先なんて高等なテクニックは使ってませんよ。
ダイヤルの女の人の絵のこまに合わせて撮ってるだけ。
それで絞りが開いた状態になるみたいです。
あとは、ストロボをオフで撮影するだけかな?
もしかすると、レンズの違いかも???
(ちょっと意地悪?)
私も、懐かしい気持ちで拝見しました。
当時はいつまでも「コックン、コックン」動いているいたいけな姿が気の毒に思えて『止めてあげたいなー』なんて思ったものです。
それにしても、今でも新品のものが手に入るという、『平和鳥』さん、偉大ですよね。
あずきさんもお若く見えるのに、同世代なんですね。
最近、お店にお邪魔できなくて、残念です。
近いうちにランチに行くね〜♪
平和鳥、新品も買おうかな〜とか思ってます。
小学校の頃、スパイカメラとか、階段を降りるバネみたいな
『トムボーイ』とかいう奴を通販で買ったものです。
今、見つけたら絶対また買ってしまうでしょうね^^;
ごめん気が付かなくて これ 三ツ矢サイダーの コップ (グラスではけっしてない) に水を入れているのが たっつあん の こだわりなんだな!!
これが コカコーラや 麒麟麦酒 のコップでは いけないんだなあ。うん。
三ツ矢サイダーを飲まなくなって ずいぶん経つなあ。 糖分の多い炭酸は当分飲まない。!!
よくぞ気付いてくださいました。
そーなんです、やっぱこのコップは三ツ矢サイダーか
リボンシトロンじゃないとあかんのですわ。
三ツ矢サイダーのビン、持ってますよん
(って誰にも自慢にならんけどぉ・・・)