2011年02月01日

六華苑(桑名市)

桑名には有名な六華苑という古い洋風建築があるということは、
記憶の片隅に残っていた。

三八市から駐車場に戻る際、六華苑500mという看板を見つけた。
車に買ったお土産や荷物を全部積んで、
カメラと財布だけを持って六華苑を目指した。
市内からは揖斐川に向かい少し上流側に歩くと六華苑に到着した。

入口で入館料300円を払い、
冬でなければ緑に囲まれるであろう道を少し歩くと、
いきなり正面に六華苑の洋館が現れた。

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明治、大正の洋風建築の特徴を感じる美しく荘厳な建物だ。
しばらくは外観に見とれて周りをうろうろして写真などを撮っていたが、
外が寒いことに気がついて建物の中に入った。

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この六華苑はもともとはこの地の豪商が建てた個人住宅で
正面向かって右側の洋館と左側の和風住宅とがつながっている。

最初は和風住宅から見学が出来るようになっている。
奥の一番部屋に入り床の間の前に座ってみた。
時代が時代ならばたつやが絶対に座れる場所ではないだろう。

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日本間の美しさは左右対称と
襖や障子、畳、天井の上下左右の関係からくる
見事なまでの奥行感を感じさせることなのではないだろうか。

これは立っていては気付かない。
畳に座って初めて気が付く

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続いて洋館に入ると、
そこはあちこちに贅を尽くした造りを見ることが出来るのと同時に
桑名の歴史やこの建物の設計をしたイギリス人建築家ジョサイア・コンドルの生涯、
本来の持ち主である二代目諸戸清六の資料などが展示されている。

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100年近く前に建てられたのに、トイレは水洗式。
玄関の床にはイギリスから輸入されたタイルが貼られ、
玄関戸にはアーティスティックなステンドグラスがあしらわれている。
階段の手すりやその細部に至るこだわりが感じられる。

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二階の南側にはサンルームがあって、
時折、太陽が顔を出すと、ポカポカ暖かくなって、
窓枠が床に影を落とす。

建物だけでなく日本庭園も見事だ。
ここだけは季節を変えてまた訪れてみたいと思う。

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こんな素晴らしい文化財が身近にあって、
市民誰もが利用できるということは、
とっても羨ましいと思いました。
たつやだったら、こんな使い方をしてみたい!
というアイディアがどんどん湧いてきて、
一人ニヤニヤしながら歩いていたので、
誰かが見てたら、ちょっと怪しい人だったかもしれません。

DSC_4555.jpg

六華苑の建物の前にフレンチレストランRoccaがあります。
たつやもオシャレにカフェタイムで一休みです^^


DSC_4557.jpg

六華苑では、ちょうど結婚式の前撮りをしていた美しい花嫁さんと、
成人式の振袖姿の若いお嬢さんがカメラマンに写真を撮ってもらっていました。
こんな場所で写真を撮ってもらえるなんて、最高の思い出になるでしょうね。

写真00110.jpg

DSC_4583.jpg

六華苑HPより抜粋
六華苑は、二代目諸戸清六の邸宅として大正2年(1913年)に完成しました。
本苑には、鹿鳴館の設計で有名なイギリス人建築家ジョサイア・コンドル設計による
4層の塔屋をもつ木造2階建て天然スレート葺きの洋館、和館や蔵、池泉回遊式庭園などがあります。
和洋の様式が調和した明治・大正期を代表する貴重な文化遺産であり、
国の重要文化財に指定されています。
また、庭園は国の名勝に指定されています。
現在は、一般公開され、人々が語らい、憩い、交流する空間として、
また、文化を創出する空間として多くの観光客でにぎわっています。


六華苑
桑名市大字桑名663番の5
TEL:0594-24-4466
入苑料:一般(高校生以上)300円、中学生100円
※団体の場合(20人以上)一般 250円/中学生50円
★小学生以下は付き添いを要します。
 利用可能時間午前9時〜午後5時まで
★但し入苑時間は午後4時まで
休苑日:毎週月曜日(月曜日が祝祭日はその翌日)
    12月29日〜1月3日まで
利用可能時間午前9時〜午後5時まで
(入苑時間は午後4時まで)





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ラベル:三重県 洋風建築
posted by たつたつ・たつや at 21:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お美しい花嫁さま。たつやさんとの共通の知り合いにとても似てるのですが、他人の空似?
Posted by 建大 at 2011年02月01日 22:28
建大さん、ご訪問&コメントありがとうございます。
ココに食いついてきましたかぁ^^;

そういわれるとあの方にちょっと似てるかもしれませんが、
ここまでは美しくないでしょ^^;

写真一枚いいですかぁ?
にっこり笑ってうなづいてくれました。
Posted by たつや at 2011年02月01日 22:41
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