たつやが住んでいる鯖江や福井県にはたくさんの本物がある。
何が本物で何が偽物かの定義なんて曖昧かもしれないが、
日本人にとって福井はまさに本物だらけの町だと思っている。
地元に住んでいるとその本物の良さをついつい見逃してしまいそうだが、
意識をしてそれらを見ることで、
あらためて福井の、丹南エリアの、鯖江のすごさが見えてくる。
たつやは印刷関係の仕事をしているので、
職業柄いろんな伝統産業と呼ばれる歴史ある会社や職人さんと
お会いする機会に恵まれているし、
地元の魅力をPRする印刷媒体の依頼を受けることがある。
なので日頃から仕事になるならないに関わらず、
時折本物を作る人や会社を訪問したりする。
(それらがいいブログでの発信素材となるのですが)
前置きが長くなってしまったが、
隣の越前市に伝統産業である越前打刃物を紹介したい。
武生にはたくさんの友人や知り合いが多いのに
何故か打刃物関係者がいなくて、
誰でも見学が可能なタケフナイフビレッジへ行った。
ここへはかなり前に来たことがあるが、写真を撮るのは初めて。
ちょうど工場の2階部分が歩道橋のようになっていて、
上から下の刃物を作る工程を見学することが出きる。
展示室から工場への扉を開けると
ガチャガチャというハンマーの音やモーター音と共に、
猛烈な熱気に包まれる。
それもそのはず。
鍛冶場と呼ばれる鉄を熱する炉がいくつかあり、
その炉に刃物にする鋼材を入れ、
真っ赤になった状態のものをハンマーでガンガン叩いてカタチを整えている。
ハンマーは機械で打ち下ろすが、
細部や最終仕上げは職人さん自らがハンマーを振るうのだ。
大量生産にはない人間が作るまさに本物の刃物だ。
こうして作られた刃物は、武生から全国の家庭やプロの料理人へと渡り、
そして海外へと運ばれて、世界の料理人に選ばれている。
20年程前なら、刃物はドイツのゾーリンゲンという話を聞いたことがあったが、
今では特にヨーロッパの料理人の間で武生の刃物が評判なのだ。
こういう地元の産業をじっくり見学する機会は少ないのですが、
あらためて福井の底力を感じざるを得ません。
ものづくりの街として、まさに本物だらけ!
地元を誇りに思うことが出来ました。
武生ナイフビレッジでは、見学や刃物の販売の他、
刃物の砥ぎなどもしてくれます。
たつやも4本ほど包丁を砥ぎに出しました。
そのうち2本はいただいた古い包丁で錆びていたり、
刃こぼれしていたりしたのですが、
新品のように仕上がって帰ってきました。
料金も500〜700円程度なので、気軽に頼むことが出来ました。
カスタムナイフ作りの体験コースなどもあり、
たつやも一度行きたいと思っています。
タケフナイフビレッジ協同組合
〒915-0031 福井県越前市余川町越前の里前
TEL 0778-27-7120
FAX 0778-27-7100
打刃物工房見学・製造直売
包丁(和包丁・洋包丁)鉈・鎌・鋏・園芸用品
和式ナイフ・カスタムナイフなど
開館時間 AM9:00〜PM5:00(年中無休)
入場料無料
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安物買いの銭失いにならないように
本物いいですね。
ブレッドナイフは、波うっているので、
家では、とぎ辛い・・・
といでもらえるのか・・・?
行ってみなくては・・・
今日、こちらに問い合わせましたが、
波うってるブレッドナイフやチーズ切りは
砥ぐことができないそうです。
ちょっぴり残念・・・。
でもめちゃめちゃいい包丁やナイフがありますよ^^
使ってみて違いますよね。
実は、わが家にも武生の打刃物の包丁がございます。
嫁入り前に購入した物と、仕事で入手してしまったものです。
一生もので活躍しています。
きょう、縁あって鯖江の漆器と越前焼のマグカップも入手しました。
やっぱり本物はいいですね。
本物は一生使えますもんね。
最初安くはないけど、結局は本物の方が安くなります。
鯖江の漆器も、越前焼もまさに本物。
本物だらけ・・・はたつやのオリジナルコピーです^^