吉野屋豆腐店の親父さんが教えてくれた狭い路地は『ひやわい』と呼ばれ、
人ひとりやっと通れるような狭い路地だ。
もし自転車があっちとこっちから入れば、
2台すれ違うことすらできない感じだった。
吉野屋豆腐店の前の道を歩くと間もなく、
左右が大きな屋敷が立つ真ん中のひやわいを歩くことができる。
暑い日だったが、ココは風が抜けるのと、
日陰になるので、ちょっと涼しく気持ちがいい。
こういう道はもちろん歩きでしか味わえないし、
なぜか子どもの頃のわくわく感が甦ってくるから不思議だ。
ひやわいを抜けて、ぶらぶら歩いてるうちに大きな木が見えた。
ちょっと涼が取れるかもしれないと行ってみると立派な神社だった。
そしてその神社のすぐ裏側が、藤堂高虎で有名な名張の藤堂家の屋敷だった。
城下町名張を語る上で欠くことが出来ないのが名張藤堂家邸跡です。
津藩藤堂家の一門で寛永13年(1636)から明治維新まで11代にわたり、
名張に居を構えた藤堂宮内家の屋敷跡です。
現在残されている屋敷は、宝永7年(1710)の名張大火で焼失した後に
再建された殿館の一部で「中奥」「祝間」「圍」などの
私的な生活を送る建物です。
この屋敷とともに、「豊臣秀吉朱印状」「鉄唐冠形兜・一の谷形兜」
「朱具足」「備前無銘刀」「藤堂高吉公一代記」「羽柴秀吉・丹羽長秀の書筒」
など学術的にも貴重な文化財が、平成3年に名張藤堂家から市に寄贈されており、
平成4年に保存修理事業が完了した屋敷とともに一般公開されています。
名張市役所ホームページより抜粋
名張の町も古い商店街が残っているが、
やはり活気はあまりなく、シャッターが下りている通りが多い。
そんな中にも昔ながらの銭湯が何軒か見つけた。
特に銭湯ファンという訳ではないが、
煙突のある風景が好きだし、
そういうお風呂が残っていること自体がちょっとうれしかったりする。
時間がたっぷりあれば、旅先で銭湯に入って、
地元のおじいさんとの会話が楽しかったりする。
花火に行く女の子の浴衣姿もちらぼら見かける。
商店街の薬屋さんからは、NHKのラジオの音が流れる。
夏の日の昼下がりは、静かでのんびりした空気に包まれていた。
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