2010年02月17日

報恩講料理(1)

フードジャーナリストの向笠千恵子さんと一緒にお邪魔した
ロハス越前さん主催で「報恩講料理を作っていただく」
という企画に参加してきました。

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報恩講とは、浄土真宗の門徒にとって大切な行事のひとつで、
毎年、各寺、門徒の家で行われ、開祖、親鸞聖人の遺徳を偲んで
報恩・感謝する講(つどい・あつまり)で
その時出される精進料理をお斎(さい)という。


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もともとは農閑期に入る11月下旬に、
その年に取れた山や森の野菜や実ったものを、
一緒にいただき、喜び合い、信じ合い、豊作を祝い、
皆で感謝するというものだという。

場所は旧今立町横住にある『もやいの郷』で、
この地区や近辺の婦人会の方々が中心になって、
昔ながらの報恩講料理(精進料理)を参加者と一緒に作り、
翌日皆で食べるという企画。

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翌日に出される報恩講料理の品数は20種類近くあって、
その8割程度を前日に仕込むというもの。
メニューが20品目ならば、食材はゆうに50種類以上使うだろう。

しかしながら、それだけの種類を
体験の半日で料理や下ごしらえをすることは不可能だ。
なので、その前段階の準備はやはりこの地区のご婦人方が、
またその後の最終仕上げなども、
結局はまたおばちゃんたちがするのだ。

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たつやは最初、材料切りをお手伝いしていたのだが、
あまりの包丁の切れ味の悪さに、ストレスを感じて、
砥石を貸していただくことにした。
当たり前だけど、砥いだ後はサクサク切れる。

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するとそれを見ていたおばちゃんたちが、
この包丁も砥いでちょーだい!
と次から次へと持って来られ、
結局9本の包丁を全部砥ぐこととなってしまったあせあせ(飛び散る汗)

その後はキンピラごぼうの調理を任され、
フライパンいっぱいのごぼうとニンジンを
シェフの見様見真似で振っていると、
「あんた料理人か?」とまで聞かれる始末。

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しかしながら、実にたくさんの材料を使い、
報恩講料理は作られていくことに驚いた。
またその準備には、ココで作業する
数十倍もかかっていることも、よくわかった。

材料には一朝一夕で作れない塩漬けの漬物や、
天日干ししたゼンマイを戻したもの、
大根を干して保存していた干しカブラ
(大根なのに、干したものを干しカブラという)
大豆を茹でて、木槌でつぶして干した打ち豆
などなど、実に手間暇をかけた材料が惜しげもなく使われる。

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この日は、4時間程度の料理時間だったが、
翌日は婦人会の人が中心となって朝早くから、
お昼からの報恩講料理を食べる会の準備をされるようだ。

続く〜

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ラベル:伝承料理
posted by たつたつ・たつや at 23:57| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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