2009年11月28日

ロック曽根崎心中鯖江公演

先日、鯖江市文化センターで行われた文楽人形で演じられる
ロック曽根崎心中の舞台を鑑賞してきました。
たつやにとって、曽根崎モノは3回目となりました。
いずれも鯖江市文化センターであったことは、
今になって考えれば、本当に素晴らしいことだと誇りに思います。

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一回目は、こんな世界があったのか!?
と大感動した『フラメンコ曽根崎心中
二回目は日本の伝統芸能、『文楽の曽根崎心中
そして今回のロック曽根崎心中です。
この舞台が最初に演じられたのは、もう30年以上も前のことでした。
以来、ずっと封印されてきて、
近年になって再び東京などの大都市で再公演がなされ、
今回の鯖江は地方都市としては初めての試みでした。

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鯖江公演でお初を演じる桐竹紋寿氏は、
若手修行時代に、ロック歌手の宇崎竜童氏から、
ロックの音楽で文楽人形を遣ってもらえないんだろうか
との依頼を受け、悩みに悩んだ末、
もしも失敗した時には文楽から身を引くつもりで引き受けたそうです。

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初公演では定員280名のところ、お客さんが1500名も来られ、
連日連夜の超満員で、
当初は反対していた文楽界の幹部も何も言いませんでした。
これが後に、最初は考えらなかった国立文楽劇場での公演
にも繋がりました。
これらは文楽ファンの裾野を広げ、
若い方たちも文楽劇場に通うきっかけになりました。

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こんな素晴らしい公演が我が町鯖江で行われると聞いて、
たつやもチケット発売日に買いに行って、
一番前の席をゲットしました。
この席は、人形のかすかな動きや
人形遣いの息遣いさえ聞こえてくるような最高な場所でした。

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お初は3人の人形遣いが、演じるのですが、
表情がほとんど変わらないはずの人形が、
まさに生きている・・・いやそれ以上の感情を持って
命を吹き込まれているのです。


また文楽との一番の違いは、
大夫が歌ったり口上を述べたりするところがなく、
音楽によって、物語が語られることです。
なので、本格的な文楽ではありませんが、
私たち(一般のお客さん)にとってはより内容が伝わりやすくて、
とても良かったと思いました。

曽根崎心中のクライマックス、
徳兵衛がお初を短剣で刺して、その後自ら命を絶つシーンは、
魂を揺さぶられるような感覚で、本当に感動しました。
日本人の繊細さや儚さ、切なさが、
実にうまく溶け込んでいた素晴らしい舞台でした。

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こんな舞台を地元、鯖江で観られることは、本当に幸せなことです。
少し残念だったのは、お客さんの入りがあまり良くなかったこと。
もう少し文化に対して価値を見出して欲しいと思いました。

一方でこんな方もいらっしゃいました。
たつやの古くからの友人から連絡が来て、
彼の友だちNさんが大の文楽ファンで、
東京からわざわざ鯖江に来るとのこと。

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Nさん特注の帯は文楽人形なんだそうです。

結局会場でお会いし、そのまま一緒に食事をしました。
Nさんのお友だち、文楽大夫の
豊竹英大夫とよたけはなぶさだゆうさんも合流され、
しばし文楽界のお話を聞いたりして
大変楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

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文楽が縁で繋がった新しい出会いに、感謝です。
大阪の文楽劇場にも行ってみたくなりました^^

日本の伝統文化の奥深さを知らされた文楽でした。
日本人ってすごいですよね!
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ラベル:鯖江市 文楽
posted by たつたつ・たつや at 23:53| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサート・ライブ・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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