特にお世話になったのが、土直漆器さんだった。
この会社では漆器が出来上がるまでのほとんどの工程がなされている。
箸やお椀、皿類、箱物がところ狭しと展示室に並べられていて、
その中から数点だけを見せていただいた。


最初に見たお椀の蓋。
見返しというらしいが、お椀の蓋を開けた時に広がる世界がコレ。
いつも見える蓋の外の部分は普通に仕上げていて、
普段は隠れているところに見事な細工をする・・・
いかにも日本人らしい芸術センスを感じる。


もうひとつ見せていただいたのが、コレ。
お椀の蓋の中央部分に描いてあるのは、山の峰々。
蓋の外の部分に滝が、お椀本体に流れる水、
そして下部は滝つぼが描かれている。
ひとつのお椀の中に、自然界の水の流れを表現しているのだ。
あらためて越前漆器の奥深さを知ることになった。


それから最近人気なのが越前塗りのお箸。
ハートや★の模様が入っているものがポピュラーなのだそうだが、
ドクロの模様が入っているものも、需要が結構あるのだそうだ。
これらの箸はすべて、土直漆器にて一貫生産している。


鯖江が世界に誇れる技術があります。
越前漆器の良さを少しでもわかっていただけたら
鯖江人としてたつやも嬉しく思います。
河和田にはうるしの里会館があって、
そこで越前漆器を実際に手にとって購入することが可能です。
産直ということもあって、売店では2割引での販売となっています。

株式会社土直漆器
福井県鯖江市片山町6-1-2
0778-65-2560
小さなお椀の中にある日本人の魂、素晴らしいですよね♪
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