
埃ひとつ塵ひとつあっても、塗りの工程では致命症となる。
それにスピードが命。
ゆっくり塗っていたのでは
垂れたり、ムラが出来てしまう。
この手の塗りは普通の刷毛を使うものだと思っていたのだが、
ここでも(下塗りでも)木ベラを使っていた。
(仕上げに毛の短い刷毛も使う。)

想像でしかないが、
普通の刷毛で塗ると毛が抜けて漆に残ってしまうのではないかと思う。
素早くムラなく仕上げるのには、熟練の技が必要なのだろう。
しかしながらこの工程をされていた職人さんはまだ若い方だった。


作業しているすぐ横には木製の箪笥のようなものがある。
その中に塗った器を順次並べるのだが、
よくよく見れば漆器の下部に木製の円柱状の台をのりで付け、
その台ごと中の回転する板にはめ込む。
作業毎に、それらを回転させることによって、
塗った漆が玉になったり、歪になるのを防いでいる。
埃が塵がつかないよう、中に入れると戸を閉める。


塗りは、ロクロのように回転する簡単な機械を使うこともある。


人間の手によって産み出されるモノはたくさんありますが、
この越前漆器には1500年の歴史があります。
おそらく100年前も、500年前も、そして1000年の時を遡っても、
今の越前漆器が作られる工程とさほど違わないのでしょう。
しかしながら伝統産業が置かれてる立場が
時代と共に変わってきて、
後継者問題や、安い大量生産の海外モノの台頭など、
産地が抱える問題点も多いのが現状なのです。
少しでも越前漆器の素晴らしさを知って欲しい。
いつかは手に取って、家庭で使ってもらえたら、
と心より願っています。

たつやのこと、ちょびっと好きなら応援してぇ(ミニはーと)
↑ランキング更にダウンか?^^;;;;;
北陸の人気blogランキングへ
思い出したら福井情報(左バーの少し下)もクリックしてね
記事1243



さすが文化人のお母さんがいらっしゃるのですね。
今年もまた素晴らしい作品を作ってくださいね。
自分で作ったお椀で食事というのが、またいいですよね。
梶原先生のところではないんです。
ここは土直漆器さんの会社です。