
木地ができると、今度は塗りの工程に入る。
まず最初に、下塗りが行われる。
これは漆器が実際に使われていく上で、
強度を左右する重要な役目となるものだ。
職人さんの手にかかると、
カメラさえ追いつかないスピードで、
お椀は、あっという間にムラなくきれいに塗られていく。

最初はお椀の中央に丸を描き、
続いて、その丸の中を塗り、
その後、お椀の上まで木べらを滑らせていく。


あの〜、もう少しゆっくりやってもらっていいですかぁ^^;
どうもゆっくりやったことがないようで、
逆に手間取ってしまい、ムラが出来てしまいそうだった。
後から気がついたのだが、
スローモーションのように、木べらを使うなんて、
無理な注文でした・・・



本漆と墨の粉、それにトノコを混ぜ、
机の上で職人さんが練り合わせて下地の元を作る。
もちろん混ぜ合わせる分量比率は決まっているのだが、
季節によって若干の変更をするとのこと。
その日の気温や湿度などによって変えるのだ。
それはあくまでも職人さんの長年のカンによるものだ。

下地塗りは、木の目止めをして乾燥させ、全体を研ぐ。
この工程は2回以上繰り返す。

こういう場所を塗るためには、このような木べらで塗るのだそう。
これもその木地の角度や大きさによって、木べらはすべて自作する。

木べらに乗せる塗料の量は、常に一定で、
同じ工程は同じ動きで同じ時間で成されていく。
決して表に出る工程ではないのだが、
良い漆器を作るためには、重要なポストだ。
思わず撮影を忘れて、見とれてしまうくらいでした。
いやはや、まだほんの入り口の部分なのに、
日本が世界に誇れる伝統産業、河和田塗りの凄さを痛感しています。
越前漆器の職人魂を伝えるためにも応援してください。
一位になるとそれでまたいろんな方が見に来てくれるのです。
どうぞ、よろしくお願いします。
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さすがに文化人!
軒下工房で漆器体験を2年前からやってるなんて。
おっしゃる通りで、地元の人が漆器のことを知り、
実際に使って、発信しないといけないですね。
そういう想いもあって、微力ながらブログにも書いています。