2009年11月09日

越前漆器・丸モノ木地師

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越前漆器の一番最初の工程が、木地だ。
丸モノと呼ばれるお椀や皿などの原型をノミだけで削り出す。

おおまかに下処理をされた木地を
木工用ろくろに挟んで回転させる。
そこにノミを当てて、削りだすのだが、それはまさに神業
ノミの先端部分のわずかな動きが削りを左右するため、
ノミはしっかり両手で持たれ、
支点が動かないように台が置かれている。

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数種類のノミを使いながら、
みるみるうちに内部が削られ、
カップの形になってくる。
最初は大きな木屑が出てくるが、
だんだん細かくなり、最後はほとんど出ない。

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これは最近人気のコーヒーカップの木地だそうだ。
最終の仕上げはろくろを回しながら、
サンドペーパーを当てて行う。

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珍しいノミ(というのが正しいかはわかりません)だったので、
ちょっと聞いてみた。
こちらに置いてあるノミは全部ご自分で砥がれるのですか?
何とこの何十本とある道具はすべて自作しているとのこと。
なので砥ぐことはもちろん、曲げたり叩いたりすることも、
清水さん自らが手がける。

鉄を熱くするには火起こしからするのだが、
ガスバーナーなどでは、温度が低すぎてダメなのだそうだ。
昔ながらの炭火にドライヤーを改造した送風機で空気を送ることで、
温度を上げて、鉄の棒を加工するとのこと。
木地師さんとは、木地を作るだけではなく、
それらの道具もすべて自作していたのだ。

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木地の材質によっては柔らかく加工しやすいものもあれば、
硬くて加工しにくいもの(しかし丈夫で長持ちするのだそう)もあって、
その度にノミを変えたりする。

現在、河和田の越前漆器協同組合の中で、
この仕事に携わっている職人さんは現在2名。
清水さんが初めてこの世界に入った時は
110人の丸モノ木地師がいたそうだ。

河和田でも後継者問題は現実となっている。

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越前漆器って凄い世界でしょ!?
ちょっとでも興味が湧いたら応援してくださいませませ^^


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posted by たつや at 21:36| 福井 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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