地場産業と言われる地域独自の産業がたくさんあります。
鯖江市で言えば繊維、眼鏡、漆器の産業があり、
近隣では越前焼、越前和紙、打ち刃物などがあります。
地場産業は伝統と長い歴史で培われた確かな技術で
産業界をリードしてきましたが、
海外の安い大量生産品や近年の不況の影響を受け、
地場産業と言われる業界は
全部ではありませんが、冷え込んでしまっているようです。


たつやは鯖江で生まれて鯖江で育ち、
鯖江で会社を100年に渡り続けているので、
やはり地場産業界が元気であって欲しいと願っています。
今回は印刷物での提案もあり、
漆器業界全体のイメージアップにつながる何かがないかと考え、
それを実行してみることにしました。

その手法は『漆器が持つ可能性』や
一般の方が持っている
『漆器のイメージを広げるきっかけにならないか?』
ということです。
たつや自身も漆器のイメージは、
和食の店や家庭でのお節料理などに使う、
という感じでした。
だけどそれはあくまでも自分の固定観念であって、
漆器の可能性は無限にあるのだと思います。
作り手の想定以外の使い方があってもいいわけです。

なのであえて漆器で洋食を食べてみたくなりました。
さすがに知らないお店に食器を持ち込んでランチを食べる・・・
ということはできないので、
今回は福井市高木中央にあるイタリアンレストラン『ラカーラ』さんへ
行って、この趣旨を理解してもらい協力してもらいました。

いろんなカタチの漆器を持ち込んで、
シェフの城山さんにお願いします。
初めてのチャレンジということで、
最初はちょっとためらっていましたが、
いい感じでたつやのテーブルに運ばれてきます。

イカ墨のパスタをちょっと高台の漆器でいただいたのですが、
お箸で食べる楽しさと、器を手に持って食べる感覚の新鮮さに驚きました。
メインのお魚料理は漆の板状の漆器に盛り付けられて出てきました。
ピカピカに輝く器には、上に盛られた料理が反射し、
見る楽しみが倍増しました。
西洋の料理が和の器で実に美しく表現されています。
しかしながら、いくつかの問題があることに気がつきました。
実際にはとある改良の余地があるということです。
ココではちょっと書けませんが・・・


食事の後に、シェフといろんな話をしました。
予想以上に面白かったらしく、
越前漆器を使った感想だけでなく、
食というテーマについてまで掘り下げて話してくれて、
実に有意義な時間を過ごすことが出来ました。

たつやにとって『越前漆器でランチ』というのは、
産地PRのためにちょっと実践してみようと考えています。
ラカーラ
福井県福井市高木中央2丁目403シラサキ第2-102号
0776-60-2600
ランチタイム 11:30〜14:00(ラストオーダー)
ディナータイム 18:00〜21:30(ラストオーダー)
月曜日定休
http://lacala.seesaa.net/
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私はまだ行ったことありませんが鯖江のホームページで紹介されてました。
家族は行ったみたいで漆器のカップとソーサーを購入してました。
画像を見て僭越ながら私もいくつか改善点が必要だなと思いました。
漆器は使えば使う程味わいの出てくるモノだと聞いています。
もっと身近に親しんで貰えるといいですね。
面白い取り組みだと思います。
漆は人にも自然にも理想的な塗料だと、本で読んだことがあります。
たつやプロデュースから目が離せませんね。
漆器は取り扱いが少し大変だけれど、だからこそモノを大切にする気持ちも芽生えて、まさにECO!!
西洋とかでは銀の食器とか大切に手入れしながら代々引き継いで行ったりしますが、そんな感じで日本ならではの漆器も親子代々で使い続けたり、普段使い等にももっと気軽に取り入れられたら素敵ですね!(^^♪
ココはびっくりするくらい面白い資料や商品がありますよ。
エレベーターもトイレの鏡も漆なんですよ〜。
一度行ってみてね♪
いろんなお店で越前漆器で食事が出来たらいいよね。
う〜ん鯖江市の条例で鯖江市内の飲食店は、
全部漆を使わないといけないとか・・・
さすがに無理かぁ^^;;;
たつやプロデュースといえばカッコイイのですが、
地域の産業を地域の人が支えないと、
いけない部分ってあると思うんです。
微力ながら面白いことを仕掛けたいです^^
おっしゃるとおりですね。
普段の料理も漆の器に盛り付けると
それだけで高級感が出たり、
ハレの日に思えたりするから面白いです。
河和田では昔の漆器の修理をしてくれたり、
蒔絵や沈金を修復してくれるところもあるんです。
まさにエコロジーの原点を感じますよね。
もっともっと漆器の良さを再認識してもらっても
いいと思う今日この頃です。
こちらはとっても忙しい最中ではありますが^^;なんとか頑張っております^^♪
さすが!たつやさん!!やはりその行動力には脱帽どころか・・・丸坊主ですよ^^;尊敬いたします^^
とても素晴らしいアイデアですね^^洋皿に和食を盛っても、普段と違った面白さや新しい発見があって楽しいものですし^^きっとイタリアンなどでも素材を生かす盛り付けの素晴らしさが出てきたりと幅の広がるアイデアだと思います^^。
しかしながら、和の文化と洋の文化の相違による難点も浮上する事だと思いますよ。例えば・・・傷つきやすい漆器にナイフ&フォークは使えませんし、熱に弱い漆器では器ごと焼く訳にはいかないし、100度を超える油をまとったお料理なんかを乗せただけで漆が変色したりと、和食とは違う料理法による問題がある事だと思います。。。
まぁそこは料理人の腕の見せ所!!といえばそれまでですが^^;きっと大変だと思います^^;
遣り甲斐いっぱいな素晴らしい試み!!応援させていただきます^^頑張ってください^^♪
というか年中忙しいのでは?
お休みは釣り三昧みたいだし^^
さてアイディアを褒めていただきありがとうございます。
実は、たつやもナイフとフォークのことは気がついていました。
熱のことも傷がつきやすいことも漆器の弱点だと思いますが、
それを補う商品開発のヒントを得ることができました。
また料理人の腕にも十分期待して、
使ってみてこそわかることで、
新しい商品が生まれるのだと思っています。
応援してくださるということで、
またお願いすることもあるかと思います。
その節には、どうぞよろしく〜♪
お礼は絶品ピザということでね^^
河和田の漆器が近年、
リメイクも手がけているということは
仕事で住民から聞いた事がありました。
その方は
「ハレの日の器っていっても、
使わな何も意味ないんやざ!
しまったままやったら終身刑!!」(笑)
とおっしゃっており、
漆器の日常使いということを
いやがおうにも実感させられました…。
ところでこのラカーラさん、
私の知人の農家さんが
野菜を出しているので
私もよく利用させてもらっているんです。
たつやさん、シェフとお知り合いなんですね。
次に来店する楽しみが増えました。
あ、ランキングもポチポチしましたよ(^^)
日本古来の文化はタンスや水屋のコヤシになってたら、
意味がないですもんね。
和のモノは使えば使うほどその良さを実感できると思います。
そういう意味で漆器は是非使って欲しいですね。
あっ、その農家さんって
ラカーラさんと一緒にドレッシング開発してない?
ランキングもありがとね^^
これからもよろしくっす^^;
ドレッシング開発してます!
何かとお世話になっていて、
でその見返りに私が野菜を買うという図式です。
ドレッシングは試作品を譲り受け、
産前にそれで生野菜ぱくついてました(笑)。
漆器、
今度新居が完成したら
お客さん用にそろえたいと思っているんです。
ただ、私の目利きが怪しいので(笑)
値段で決めてしまいそうな気が…。
いいモノをご紹介できるコネクションありますよ
子どもさんの食器には、漆器はいいよ〜^^
ちょっとびっくりしましたが
よく考えたら
たしかに、
小さい頃からいいものに触れさせることは
大事ですね。
今、確かに
離乳食のときと同じものを
三歳児に使わせてますし、
ちょっと考えて見ます!!
予算…どうしようかな…。
リーズナブルなものもあって、
いろいろ選べると思いますよん。