岩堀路子さんの初めての作品展
〜ナナイロの森へようこそ〜
がいよいよ、今日25日から始まります。
作品展をするのに、
どうしても、みっちゃんが作品を作っているところを見たくて、
お願いして写真を撮らせてもらいました。

出来上がったクレイアートの人形たちは、
今までにいくつか見せてもらっていて、
そのなんとも言えない表情や、仕草は、
見る人の心をほんわかさせてくれます。
その仕上がりに、いつも感心していました。

いったいどんなアトリエで創作活動をしているのだろ?
という期待を少しだけ持って行ったのですが、
そこはただのみっちゃんの部屋でした。
すいませ〜ん、たつやさん
散らかっていて^^;
いやいや、そんなこと・・・
うん、確かにちょっと散らかっているかも

とりあえずたつやの目の前で、ちょっと作ってもらいました。
作る前には、大体のイメージのデッサンをします。


紙粘土を手で捏ねて、時折乾かないように霧吹きをします。
もともと色の着いた粘土を、何種類か混ぜて好みの色にします。
気がつけば、もう頭の丸い部分が出来ていて、
耳の部分のカタチも整えています。

続いて鼻の部分を取り付け、
鼻の穴を釘の頭の部分を押し当てて作ります。


今度は釘の尖った方を使い、
口元を何度も繰り返しなぞって口にします。



いよいよ目です。
何とこれは襖釘だったのです。
目を入れる作業で、ほぼ顔のイメージが決まってしまうので、
慎重にゆっくり刺します。
ほんのコンマ数ミリの世界です。

上の写真の手の平に、小さな玉がふたつありますよね。
これが頬になるんです。
それにしても、小さいです。


顔が完成です^^
みっちゃんも納得の顔に仕上がったみたいです。

次は手足のパーツ作りなのですが、
驚いたことに、手足や尻尾の芯には切れたギターの弦を使っていること。
ライブや練習で使ったギターの弦に寿命が来て、
切れたとしても、第二の人生がまたココで始まるのです。



今回はトン式トイレなる個室に仕上げるようで、
何と豆電球を使って部屋には赤い照明が点いていました。

数日後に完成したトン式トイレ。
脱いだパンツがかわいいです^^

しかしたつやの目の前で繰り広げられる世界は、
まるで魔法を見ているかのようでした。
机も道具も何にもない中から生まれる
みっちゃんの世界、クレイアート人形たち。
夏休み期間中は、カンパネルラで作品を展示していますので、
是非一度遊びに来てくださいね〜
尚、その人や店をイメージして作るクレイアート人形も、
受注製作をしてくれることも可能のようですよ。
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おかげさまで、すごい勢いで上がってしまいました^^;
ありがとうございますぅ×10
やっぱ、素直にうれしいです

みっちゃんはいくつもの
引き出しを持ってる
とてもステキな方なんですね。
実物をぜひこの眼で見てみたいです♪
みっちゃん。
がんばって〜!!
近くにテーブルがあるのに…
それにしてもスゴイ細かい作業とアートセンスには驚きです。この目でじっくり見たいので開催中に伺いますね。
できれば、みっちゃんの来店日に!!
おじいちゃんは俳句を嗜む風流人。
そういうDNAが流れているのでしょう。
それにしても、魔法の手に見えてしまいます♪
norikoさんも是非、実物を見に来てね〜^^
たつやも机の上をきれいに整頓して・・・
とおもっていたのに、思い切り地べたで^^;
コンマ数ミリでの器用さが求められるアートです。
是非おさんぽカメラ部メンバーでいらしてくださいな♪
実に興味深いですねぇ。
確かにこの目の微妙な距離感で
表情が決まってしまうかも。
それに襖釘とギター弦を
利用しているとは!
ポップで、繊細で、
このなんともいえないほんわか感…。
もうすでに人間国宝かも…!?
(いろんな意味で)
あとoka的着眼点は
左手の指先のギターダコ。
爪もキレイに手入れされてて
やっぱりギタリストですね。
確かにみっちゃんの左手はギタリストの指先ですね。
音楽だけでなく、人柄や、このアーティスティックなクレイアート人形、
凄いですね。
だけど一番凄いのはみっちゃんの福井弁かも〜^^;