昔はこの辺りにもたくさん田んぼが残っていて、
旧8号線から日野川の堤防までの間は、
ほとんど建物がないほどだった。

たつやが小学校に入る前くらいに、
小川をコンクリートの用水路に変える工事をしていたのを
あるシーンだけ鮮明に覚えている。
40年以上前のことだ。
当時、工事をするのに、
エンジン式の大きなポンプで水をくみ上げていた。
水が流れ出るところに大きな網を置いておくと、
面白いように、フナや鯉、どじょう、ザリガニなどが
バンバン入った光景を覚えているのだ。
その後、コンクリートで出来たきれいな用水路には、
ザリガニなどは残ったが、魚やどじょうを見ることはなかった。


つい先日、その用水路で遊ぶ裸の男の子を見かけた。
お〜寒いのに、裸!子どもは元気だなぁ
その姿がちょっと微笑ましく思ってシャッターを切った。
何やら覗き込んでいるので、
近づいてみると、小さなザリガニとハゼみたいな小魚が入っていた。
へー、今でもこんなところに生き物がいるんだ


何で裸なのかと聞いたら、
川で遊んでいて上着がベタベタになってしまったらしい。
なので裸なのだ^^
子どもは元気で、風邪など引かないのかもしれないが、
それでもかなり寒い日だったので、
近所のおじいさんが家に帰って着替えるように言われ、
渋々、家に帰った。

待っててや〜、また戻ってくるでぇ
と友だちに言い残して。
どこかしら温かくなる風景を久しぶりに見た気がしました。

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こういう子どもがたくさん町に溢れていましたよね。
もちろんたつやもそうでした。
自然が豊かで、生き物を当たり前のように共存できた最後の時代なのかも・・・。
共通語に直せば、『わたしたち石っころ』ってトコ^^
さて、この場所が洗濯場だったとは知りませんでした。
そういえば昔はどこでも小さな川は洗濯や野菜を洗ったりする場所でしたね。
日本手ぬぐいを網代わりにして、メダカが捕れたなんて、
ほんの50年ほど前のことなのに、
今の子どもたちにとったら夢のようなことなのでしょうね。
たつやの父はこの川でたくさんの鮎を捕ったらしいですよ。
小さいころのたつやさんかと思った。
横顔の雰囲気がなんとなく
似てませんか?
家に連れてかれる写真。
いいですね〜〜。
男の子の不本意な気持ちが伝わってきます♪
私が上半身、裸だったら・・
ある意味、家どころか違うとこへ
連れていかれそうです。ぶはは。
えっ?norikoさんが上半身、裸だったら・・・
そういうお店だったの?