関の宿場町の一角にあるナガヲ薬局があった。
以前、たつやのブログでリンクさせていただいている
くま先生のブログで見せていただいてから、
ずっとココに行ってみたいと夢見ていた。
http://guwaguwa58.exblog.jp/7197130/
亀山市内から関宿に向かうと、
まもなく左斜めに入る旧道がある。
この旧東海道を少し走るとまわりの景色が一変する。
昭和というか明治、江戸の雰囲気さえ感じさせる宿場町だ。
ここ関宿は東海道53次でいうと、品川から数えて47番目となる。
東海道だけでなく、ここから伊勢への街道があるため、
江戸はもとより、歴史的に見れば7世紀辺りから文献に登場し、
千数百年に歴史を誇る町だ。
駐車場にクルマを止め、街道をずっと歩いてみる。
まず、こういう状態で町並みが保存されていることに驚いた。
観光地としてのお店も点在するが、地元のお店としても、
町並みを乱すことなく普通に営業している。
風に強い寒い日だったせいか、さほど観光客もいなくて、
関宿の町は静かだ。
くま先生のブログに載っていたナガヲ薬局は、すぐにわかった。
しばし外から眺めてみる。
懐かしいホーロー看板や古いガラス瓶などが並んでいる。
ここはナガヲ薬局という名前だが、今は薬を扱っていなくて、
中を改造して、綾羽(あやは)というカフェを開いている。
現オーナー(ガラス作家さん)のおばあさんが亡くなるまでは、
この場所で薬局を営んでいて、
その後は、かなり手を入れて今の形態のお店に変えていったとのこと。
中に入ると、あまりの楽しさで声を上げてしまいそう。
入り口だけで1時間や2時間くらい眺めていたいのだが、
とりあえず、中でお茶をいただくことにした。
一階の奥ではちょうど若手陶芸家・江口功さんの展示会をしていた。
江口さんの作品 磁器です。
二階に案内されると、またそこがいい雰囲気。
小ぶりのちゃぶ台が数台あって、
格子窓から明かりがもれていた。
座布団に至るまでが、ちゃんと雰囲気を合わせている。
見せていただいたメニューがコレ^^
珈琲とショコラをお願いして、
お店の方に写真の許可をいただいてお店の中を見せていただいた。
ナガヲ薬局のすごいところは、どれひとつ取っても違和感がないこと。
ここだけ時間が止まっているかのような・・・。
奥にある井戸も現役で使っているようです。
ショコラの美味しさにビックリ@@
ちゃぶ台でいただく珈琲と手作りショコラは、
長旅を癒してくれるのでした。
毎日やってくる町のおじいさん。
家で採れた花や野菜を届けに来るようです。
たつやが福井から来たというと、
大きな声をあげてビックリしてくれました^^
ナガヲ薬局・カフェ綾羽
三重県亀山市関町中町420-1
0595-96-0045
定休日・火曜日水曜日
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なるほど、ナガヲ薬局さんに行かれたんだ〜
滋賀から峠を越えて、どちらに行かれるのか興味津々でした、笑。
おっしゃるとおり観光地過ぎないよさが、関宿にはありますよね!私もそれが好きなのです。
かなり”たつやのツボ”に入ってますものね。
骨董オンチの僕でさえ、訪れてみたいと思いますわ。
もちろん絶品ワラビ餅も。(笑)
ホントはくま先生のブログを辿る旅をしたかったのですが、
ココだけは、(もう一軒ありますが^^;)
押さえておきたい所でした。
三重も奥深そうですねぇ。
また必ず行ってしまいたくなる魔力がありました。
いや〜ホントに昭和にタイムスリップしたかのような空間でした。
たつやにしたら憧れの生活ですねぇ・・・。
旅に旨いモノはツキモノだから乞うご期待ですよん^^