2008年10月19日

絶品のポトフ

石窯を作りたいと思った一番の理由は、
とあるところで食べたポトフの味が忘れられなかったから。
パンやピザが焼きたいと思う以前に、
そんなポトフを自分で作ってみたいと思った。
素材の味、そのものの最高の味を引き出す魔法のような、
そのポトフは、玉ねぎもニンジンもジャガイモもお肉も、
みんな入れた形そのままで、完全に火が通っていて、
塩味だけのはずなのに、甘味も塩気も旨味も全部兼ね備えていて、
優しい、心も体も温まるスープだった。

potf04.jpg

先週、石窯に火を入れて、
ピザや焼き芋、カボチャなどを焼いたのだが、
その日の夕方に後始末をして、掃除をしていて、
ちょいと窯の中の温度を計ったら、160℃ちかくあった。

火を出して6時間近くが経過しているにも関わらず、
この温度を保っているのは、窯が安定してきたからかもしれない。

potf03.jpg

折角の温度があるので、急遽、ポトフを作ることにした。
実際には200度近くで入れた方が良さそう
土鍋に玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモ、ベーコンを丸のまま入れて、
ほんの少しの塩を入れて、水とスープストックを加えて蓋をし、
後は、石窯の魔法に任せるだけ。

だいたい4時間ほどで、絶品のポトフになる。
今回は、温度がちょっと低い時間帯から入れたこともあって、
3時間ほど後で覗いてみたら、もう少し置いた方がいいようで、
面倒なので、そのまま次の日の朝まで窯に入れておいた。
朝の窯の中の温度は70度ほど。
そっと蓋を取ると・・・おお!いい感じ〜

potf01.jpg

potf02.jpg

好みで塩気をもう少し足して、いただきます。
本当に素材の味がじっくり染み出した優しい優しい味です。
寒い季節になるとスープ系が美味しくなるのですが、
このポトフがある限り、寒い冬も乗り切れそうです。


野焼きがあちこちで見られるのも、秋の風物詩のひとつ

DSC_3077.jpg

あちらこちらでコスモスが見られるのも、秋ならでは。

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ラベル:パン窯 男の料理
posted by たつたつ・たつや at 23:13| Comment(2) | TrackBack(0) | クッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ポトフは優しくて美味しいですよね。
丸まま玉ねぎ、魅力的やなぁ〜
カレーやロールキャベツ(もしくはキャベツとひき肉の重ね煮)
あたりのコトコト煮込む料理大好き!!
そして、そんな料理を食べるのも作るのもほっこりしてしまう、秋から冬がだぁ〜い好きです^^
それが石釜だったら、さらにほっこり度UPだろなぁ〜
  (準備はさぞかし大変だと思いますが...)
Posted by あみたん at 2008年10月21日 01:08
あみたん、これからの季節はあたたかい料理がいいですよね。
夏男のたつやは、だんだん陽が落ちるのが早くなって、
寂しいのですが、寒い時期の楽しみがストーブなんです。
薪ストーブの上でコトコト煮込む鍋は、
素材の味をそのまま活かした味になって、
お金をかけなくても、贅沢な料理になるんです。

石窯も、薪ストーブも薪の準備が一番大変ですが、
それも楽しいんです。
だけど体力がなくなったら、薪ライフは難しくなるでしょうね。
Posted by たつや at 2008年10月21日 07:49
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