海王丸パークも良かったが、
やっぱりたつやとしては、新湊の旧市内を歩いてみたい。
大抵、町歩きを始めると、すぐに面白い出会いがあるのだが、
新湊でも例外ではなかった。
川を渡ったとある角を曲がると川沿いの空き地で、
祭りの山車を組み立てている景色に出くわした。
新湊の旧市内は、13の地区に分かれていて、
それぞれの地区が山車を持っている。
たまたま立ち寄ったここは、
紺谷町地区というところで、世帯数は19戸。
おそらくその家長すべてが集まっているのではないかという感じだ。
見ていると、年齢の高い人が若い人に支持を与えたり、
時には大声で怒鳴ったりしている。
最近ではあまり見ない光景だが、
こうして祭や地区の人間関係が作られていることがよく分かる。
ちょうど新湊曳山祭直前の週末という時期に重なって、
他の地区でも組み立てや調整が行われているようだった。
新湊曳山祭は、10月の1日、2日に毎年行なわている。
そう言えば歴史ある地域の祭は、日付が決まっていて、
安易に週末という設定にはなっていない。
何百年前から、その日は神聖な一日として、
一年中で一番楽しみな一日として、地区全体が休みをとって
祭りの準備をしてきたのだろう。
この二日間は平日なので、見に行くことができなかったが、
いつかは行ってみたい祭りのひとつだ。
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こんな立派な祭りがあるなら尚更、地元の方も旧名のほうがイイだろうに・・・。
そういえば氷見では
海岸線から日の出と日の入りの両方が見えるって知ってます?
ん?その顔さては・・へへへ。
義兄が氷見出身なもので(笑)。
旧市町村で言わなきゃ、どこかわからないですよね。
新湊市がなくなったのは残念でなりません。
鯖江市もなくならないように、頑張らなくっちゃ^^
氷見に親戚がいるんだ!?
サンライズ、サンセットが見れるなんてロマンティックですね。
今度おーちゃんの兄貴のお奨め寿司屋に連れてって〜^^
さて、いつもは見ているだけでしたが、あまりに懐かしくコメントさせていただきます。
ああ、曳山!小さい頃は危ないからと遠くから見ることしかできず、高校生になって初めて近くで体験しました。
エンヤサーエンヤサー。うふふ、女子高生がグループでそれもセーラー姿で通ると、「ねえちゃん、ねえちゃん」と呼びかけられる。
同級生が曳いているのを見つけると、せーえので、名前を呼んで応援する。その子は近くの人たちからはやし立てられる。
なんともいえない祭りのエネルギー。楽しかったな。
ずっと後に、出かけたら、同級生は「かばん持ち」(ご祝儀を集める人)になっていた。時間の流れを感じました。
おきらくさんは、新湊で育ったのですか?
こういう街に生れたことを羨ましく思えます。
曳山の風景は一生忘れることの出来ない
おきらくさんの原風景として残ることでしょうね。
エンヤサーという声や、同級生の笑顔、町の匂いや
秋の空気を五感を通して覚えているものなのですね。
曳山の日に一度帰られて、親孝行のひとつもできればいいですね〜^^