2008年09月25日

夏の終わりに

aoyori07.jpg

中学一年生の時に買った吉田拓郎の『元気です』というアルバムの
祭りのあと」という曲を聴いた時に、
意味などほとんどわからなかったのだけど、
祭りのあとの寂しさというフレーズだけが、心に残った。
1972年の夏のことだった。

aoyori01.jpg

お祭り大好き少年だったたつやが、
ただお祭りが終わってしまう寂しさを
感じていただけなのかもしれないが、
今でも夏の終わりのこの時期になるとなぜかこの歌を思い出す。

aoyori03.jpg

aoyori02.jpg

この曲は作詞が岡本おさみで作曲が吉田拓郎だった。
歌詞の内容はとっても大人びていて、
当時のたつやには、ほとんど理解出来なかった。
今でも理解できないかもしれないが・・・。

aoyori06.jpg

祭りのあとの寂しさが
いやでもやってくるのなら
祭りのあとの寂しさは
たとえば女で紛らわし
もう帰ろう 帰ってしまおう
寝静まった街を抜けて

人を恨むも恥ずかしく
人をほめるも恥ずかしく
なんのために憎むのか
なんの恨みで憎むのか
もう眠ろう 眠ってしまおう
臥待月の出るまでは

日々を慰安が吹き荒れて
帰ってゆける場所がない
日々を慰安が吹きぬけて
死んでしまうに早すぎる
もう笑おう 笑ってしまおう
昨日の夢は冗談だったんだと

祭りのあとの寂しさは
死んだ女にくれてやろう
祭りのあとの寂しさは
死んだ男にくれてやろう
もう恨むまい 恨むのはよそう
今宵の酒に酔いしれて

もう恨むまい 恨むのはよそう
今宵の酒に酔いしれて


どんな曲か聴いてみたい人はココをどうぞ
http://jp.youtube.com/watch?v=8Z6n-iJhfAc&feature=related

aoyori05.jpg

aoyori04.jpg

この曲の3番の最後のフレーズ
昨日の夢は冗談だったんだと
という言葉に一抹の寂しさを感じてしまいます。

aoyori08.jpg

夏の終わりは、過ぎ去る夏を惜しんで
各地で祭りが行われるのでしょうね。
写真は一ヶ月ほど前に撮影しました。
越前市味真野地区の毫摂寺(通称、五分市の本山)
のお祭り、大寄りです。


aoyori09.jpg

土曜日は再び八尾へ行きます。
月見のおわらへ、夏の終わりを惜しみに行ってきます。


人気blogランキングへ
グッド(上向き矢印)せっかくここまで読んでくださったのなら、ついでに応援クリックをお願いしま〜す。
1位〜3位が大接戦なんです、よろしくぴかぴか(新しい)

福井情報の応援もよろしくです。記事883
posted by たつたつ・たつや at 23:52| Comment(11) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
祭りのあとの・・・フレーズは、柳ジョージの『歌舞伎』を私は思い出しますね。

因みに土曜に行かれる八尾は、まさか、大阪の八尾ではないですよね?
Posted by taka yu at 2008年09月26日 01:34
taka yuさん、柳ジョージですか。
渋いところですね〜。
青い目のステラ、とかコインランドリーブルースとかが、好きでした。
「歌舞伎」はどんな歌だったのだろ?
youtubeで探してみますね。

八尾は越中富山の八尾町ですよ〜
大阪の八尾なら、taka yuさんちが近いの?
Posted by たつや at 2008年09月27日 00:20
歌舞伎は残念ながら、youtubeでは無い様ですよ。
レイ二ーウッドと解散した直後の曲だったと思います。

>大阪の八尾なら、taka yuさんちが近いの?
あわや、出向させられる一歩手前まで行ったことがありましたが、結構、遠い処です(^^;。
Posted by taka yu at 2008年09月27日 01:32
拓郎がデビューした二年目の夏にリリースされたアルバムだね。 おいらも持ってるよ。

たっちゃんは中一だったのか。 d輔は高三の夏やった・・・。

前の年の中津川フォークジャンボリーでデビューした拓郎を最前列で観ていた。
この年は、純真無垢な少年dにとっても いろんな想い出多き夏で、このアルバムを聴いた時は泣けてきたぞよ・・・。

「夏休み」「祭りのあと」 いまでも しんみりする想い出の一曲です。。。
Posted by でいすけ。 at 2008年09月27日 01:44
たつやさん お久しぶりです。

ずっと見せてもらってましたが、最初にコメントしたきっかけの『マルコポーロ』に
まだ行けてないので(何ヶ月たっとるんや!?)なんとなくコメントを差し控えてました。
(外食ほとんどしないのでなかなか行けず、やっとチャンスがきて行ったら、定休日でした。)

でも「祭りのあと」と聞いて、またまたウズウズしちゃいましたぁ〜!!
私も「元気です」持ってました。
友達がギターを弾いて、2人で「祭りのあと」唄ってました。勝手にハモリパート作って、、、♪

ちなみにワタクシは、高1で・し・た!
現国の授業の好きな詩の朗読で、拓郎の「イメージの詩」を読んだというくらいの
初期のファンでしたね。
Posted by あみたん at 2008年09月28日 01:54
でいすけさん、たつやには3つ上の姉がいて、
その影響で、音楽は結構ませてたと思うんです。
フォークジャンボリーとか、行きたかったけど、
行ける年齢ではありませんでした・・・。
「人間なんて」や「元気です」は一番聞いたアルバムですね。
今、聞いても泣けてくるかもです。
Posted by たつや at 2008年09月29日 23:06
あみたんさん、お久しぶりです。
マルコポーロはそのうちきっと行けますよ〜。
そんなこと気にせずいらしてくださいな^^

あの頃、高Tならたつやの姉と同じですね〜
イメージの歌も、マークUも大好きな歌です。
Posted by たつや at 2008年09月29日 23:10
私には3つ下の弟がいます!
おんなじ構成ですね。
そして私がこの弟を音楽の道にひきずり込み、ヤツは今そういう方面の仕事をしています。

あっ そうや!
半年くらい前に、たくろうの「ひきがたり」っていうCD買いましたっけ。
Posted by あみたん at 2008年09月30日 22:15
あみたんにも、弟さんがいるんですか。
たつやと同い年なんですね。
音楽関係へは、あみたんが引きずりこんだの?
で、あみたんは音楽業界?
Posted by たつや at 2008年10月01日 23:13
(なんか だんだん本来の記事と離れていきますが・・・)
私は音楽とはまったく関係ないフツーの事務員です。
学生時代にはチョコっとバンドみたいなこともしましたけど、その後は聞く&観る専門。
でもこの歳になると一緒にコンサートに行くお連れもいなくなりましたね〜

えっと、私が働いているのは雑貨の会社です。
と言っても卸しなので、カンパネルラさんの様なこだわりの品や
お洒落な物はありませんけどね。
Posted by あみたん at 2008年10月03日 01:55
いい音楽なら、ひとりで出かけても楽しいんじゃない?

あみたんのお仕事は、雑貨卸商なんですか。
どんな雑貨なんだろ?
うちの店はこだわり過ぎて?
まったく売れません・・・(涙)
そろそろ業態を変更しなくっちゃ^^;
Posted by たつや at 2008年10月03日 22:44
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。