
武生クラシックスという小さなライブが出来る建物が、
蔵の辻のすぐ近くにある。
普段は『明かり庵』というアンティークの着物や、
越前焼きや小物が並ぶちょっとオシャレなお店であるが、
時折、全国各地で活躍している素晴らしいアーティストが来て、ライブを行う。
そういう時は、ちゃんとライブハウスの配置換えがされ、
この小さな建物の中で、聴衆を相手に演奏をする。
明かり庵 http://www.akari-an.com/
先月、この明かり庵の店主←美人・・・には弱いたつや
に誘われ、苫米地義久さん(サックス)と小泉清人さん(ギター)
のライブに行く機会を得た。

苫米地さんの演奏は、この明かり庵でCDを聴かせてもらったときから、
当日のライブをとても楽しみにしていた。
ゆかたで行くと、ワンドリンクサービスという言葉に、
たつやもお客さんからいただいたお父さんの形見分けのゆかたと、
アンティークショップで買ったカンカン帽、
まん丸メガネに、扇子というイデタチで出かけた。

さて、ライブ会場は昔の蔵を改造した建物だし、
もともとライブハウスを想定して改築してあるので、音響は抜群!
但し、キャパはせいぜい40人程度だろうか。
その為、どこの席からも演奏者の表情や手の動きなどが、よく見える。
苫米地さんのサックスは一言で言えば、セクシー

あまりの音の美しさと繊細さに、魅せられてしまう。
特に、息のもれる音と音楽になるかならないかの
微妙なバランスが実にセクシーなのだ。
演奏しているというより、サックスで歌っている。
目をつぶって聴いていて、音の凄さに思わずニヤケテしまう。

一緒に演奏する小泉さんのガットギターが控えめに入ってきて、
これまた心地良い音を奏でてくれる。
あまり自己主張が強くない少し控えめに演奏している印象があるが、
時折、グッとギターが主張を始めるのがまたいい感じだ。
オリジナル曲の作曲した経緯などをお話されていたが、
紹介されていた2曲ともが、「○○で寝転びながら作った」んだそう。
いつも寝てるの〜?とつっこみたくなる・・・。

途中休憩を挟み、2時間弱のライブは、
夏の夜を楽しむには十二分の素敵なひとときだった。
こんなに素晴らしい音楽を格安で聴かせてくれる『武生クラシックス』
ありがとうございます。
苫米地義久(とまべちよしひさ) サックス
自然派サックス奏者として「人が優しく元気になる」
ことを願って音楽活動を続ける。
東京都ヘブンアーティスト(大道芸資格)としてソロ活動も展開。
日本を旅して作る『音楽紀行シリーズ』(ビクター)、
光と心の温かい世界を描く「Photon シリーズ』、
お気に入りの名曲をサックスで唄う
「Toma Ballads」などCDリリース多数。
小泉清人(こいずみきよひと) ギター
オルガンとのトリオOGD、ボーカル、楽器との対話的デュオ、
ソロなど、ライブ演奏を中心に活動。
ボサノバ、スタンダードから日本の曲まで、ジャンルにこだわらず、
気に入った素材をギターでおいしく料理するのが好き。
ウェス・モンゴメリー研究の第一人者、
ソロアルバム「ダブルレインボー」、
OGD のライブ゙アルバムリリース。
苫米地さんのブログです
http://d.hatena.ne.jp/ytoma/

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サボっていたら4位になっちゃいました^^;心機一転頑張ります
福井情報の応援もよろしくです。記事831
本当に 苫米地さんの サックスは 色気 が あって 素敵でした。体に 音が しみこんで きて 隅々まで 浸透していくような そんな 感じです。小泉さんは とっても 素朴で おちゃめ。でも ギターの 音色は 切ないような 熱いような。。
苫米地さんの CDは ここ 明かり庵に あります 。是非聞いてみてくださいね(この場を お借りして宣伝させていただきました☆)
このライブはお誘いいただき、本当にありがとうございます。
とてもいい雰囲気で、あの音に酔いしれてしまいました。
そうですね、苫米地さんのCDが欲しい方はあかり庵さんまでどうぞ!
マジでお勧めです。(録音状態がめっちゃいいんです!)