2008年06月30日

だいこん舎の奥ゆき

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だいこん舎(や)というそばやは、開店当初からたつやお気に入りの店で、
一時期は週に3〜4回通っていたこともある。
今でこそやり手の30代半ばの店主だけど、
開店当時はまだ20代半ばの
どちらかといえば細身の物書きといった雰囲気の青年だった。

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しかしながら開店当初から、そばの味は際立っていたと思う。
京都の同志社大学を卒業した南氏は、
京都の有名店『實徳(みのり)http://www.soba-minori.com/
で修行し、出身地である鯖江に帰って来た。
この實徳さんへはたつやも何度か行ったことがあるが、
信州戸隠流そばを何種類か食べてみて驚いた。
その味は本場を遥かに凌駕してしまうのではないか!?
という美味しさだった。
最近は京都へ行く機会がなくなって、
しばらくご無沙汰しているが、
絶対にこのブログでも紹介したいと思っている。

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さて、だいこん舎ができて10年が経過し、
だいこん舎のそばは、年々進化を遂げている。
絶対に変えてはいけない原理原則を守りながら、
常に新しい味にチャレンジし続ける姿勢は尊敬に値すると思っている。
製粉所の粉だけでは飽き足らず、石臼を入れ自家製粉も取り入れ、
この店で選べる麺の種類は常に4種類あり、
おろしそばも数種類あって、その組み合わせによれば、
毎日違うおろしそばを食べてもゆうに3週間近くあるだろう。
また、そばに関することはどんなことを聞いても、
何一つ秘密にすることなく使っている原材料まで教えてくれる。

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そんなだいこん舎は、時折、
店内で絵画や焼き物などの展示会をする。
目で見て楽しむことも出来るし、もちろん購入も可能だ。
今回開いているのは、奥能登・与呂見在住のアーティスト
村田啓子氏の藍染Tシャツと暖簾の展示会だ。

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この季節には、涼しげな藍が心に沁みる。

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今の時期のそばはあまりいい状態ではないだろうが、
相変わらずそばの香りと、食感を楽しませてくれる
うまいそばを食べさせてくれた。
またこの日出してくれた器が実にいい。
以前にも一度この皿でいただいたがその時も印象的だったので、
誰の作品か聞いて納得した。
旧武生市在住の若手陶芸家堀仁憲さんの作品だったのだ。

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こんな器で、うまいそばを食べさせてくれ、
いろんなアーティストと独自の交流を深める『だいこん舎
この辺りが、この店の奥の深さなのだろうか。

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だいこん舎 (だいこんや) 
福井県鯖江市桜町2-5-10
0778-52-3520 
定休日 月曜・第3日曜 
営業時間 11:00〜17:00 

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posted by たつや at 22:06| Comment(10) | TrackBack(0) | 麺グルメ・そば編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たつやさん。わたしこの村田さん、知ってます。
といっても、お会いしたことはなく
電話でお話しただけなのですが・・・。
うちの子供らが、夏に帰国すると義務教育の間は
必ず、私の母校に体験入学していました。
小学校、中学校。あ、保育園も。
上の子も、下の子も村田さんところのお子さんと
同級だったのです。
下の子ももう、高校生でかつての同級生は
ばらばらの高校に通っていますが
このお正月に帰国したときも、同級生全員が
村田さんのところに集合して、
息子を迎えてくれました。
何番目の方になるのでしょう。
息子と同級のお嬢さん。
その名どおりのチャーミングな子です。
こんなところで、村田さんのお名前に出会って
ああびっくり!です。

村田さんの住んでいらっしゃる山の中。
とてもいいですよ。

Posted by yukiko at 2008年07月01日 04:39
一番下のあじさいの絵が面白いですね。
う〜ん!どうなってるんだろう。
スクリーン越しの鏡なのかな?

たつやさんのブログは色んな楽しみ方が出来ますね。
Posted by おーちゃん at 2008年07月01日 09:15
yukikoさん、やっぱ地球は狭いですね^^;
まさか、この方とyukikoさんがお知り合いだなんて、
もう吃驚しました。
そういえば、4人のお子さんがいるって、
プロフィールに書いてありましたよ。

奥能登は自然が豊かで本当に美しいところですね。
やはり与呂見で絵画や版画、焼き物をされている
江崎さんという方も、知っています。
以前にフクロウの絵を買ったことがあります。
きっとそんな環境だからこそ、アーティストの感性が、
引き出されるのでしょうね。

だからyukikoさんは、どっぷり美しい日本の美意識を
感じることが出来る感性の持ち主なんですね。
許されるならば、日本でお暮らしになることをお勧めします^^
Posted by たつや at 2008年07月01日 23:42
おーちゃん、27日よろしくね^^;
あの最後の写真?
聞いたらな〜んも面白くもなんともないよ。

あれはね、網戸なの・・・
      ↑
マジ、つまんない答えでしょ!?^^;
Posted by たつや at 2008年07月01日 23:44
ごぶさたしています。
5月に夜叉ヶ池山へ行きました。しかし通行止めになっていて登れず(国交省の人が通せんぼしていました)、行きたい飲食店リストの中からこちらのブログで目にしていた「おばちゃんの店」で蕎麦食べました。おかげで無駄足ではなくなりました。午後もまともな食事をいただけるところがいいですね、蕎麦屋。
以前は、どちらかというと砂場系が好きでした。帰郷してから越前蕎麦も美味しいということを知り、今では日常的に出かける勝山市と福井市では蕎麦ばかりです。
私の好みで福井だと、一滴庵と八助が好きです。一滴庵は、蕎麦の旬と山葵の旬が重なるわずかな時期の山葵蕎麦が最高です。まあ私の好みですが。
Posted by kota at 2008年07月02日 08:39
あ、たつやさん。
江崎さんちの息子さん。
うちの息子の日本の親友です。
ご両親にはこれまたお会いしたことないのですが・・・。
いつか、お会いしたいと思っていはいるのですけれど。
ここに暮らす方々のお子さんの名前。
みんな、うっとりするいい名前なんですよ。
みんな、美しい名前をもらって、あの山の空気と水で
育ったからでしょう。
どの子も、いい子です。

そう。
わたし、いつか能登に帰りたいです。
季節が変わるたび、無意識に心はあそこに飛んでいます
渡米して20年。
それなのに、どうしてあの地を思うとこんなに
せつなく、恋しいのでしょう。
なのに、どうしてあの地を
簡単に離れてしまったのでしょう。

だから、たつやさんの北陸の水で育ったかたの
写真に、文章に、お人柄にこんなに
惹かれるのでしょう。
Posted by yukiko at 2008年07月02日 11:47
うみぼうずでニアミスしたkotaさんですよね。
夜叉が池登れませんでしたか?
がけ崩れでもあったんですかね。
残念です。
でも今庄の田舎そばを堪能してくださったとのことで、
それは良かったです。
一滴庵に八助・・・う〜ん、只者ではないセレクトですね^^;
またそば屋情報ならお知らせできますから、
福井方面に来られることがありましたら、
ご連絡くださいね〜
Posted by たつや at 2008年07月02日 23:02
yukikoさん、予想通りでした^^
何となくそんな気がしてましたよ。
やっぱり地球は狭い!

先日『国家の品格』の著者、藤原正彦氏のお話を聞く機会がありました。
日本人ほど美的感覚を持ち合わせている民族は、
他に例を見ないらしいです。
鎖国を解いて、開かれたばかりの日本を訪れた
西欧の人はその美的感覚や正直さ、礼儀正さに、
感動したエピソードが非常にたくさんあったのだそうです。
yukikoさんに流れる日本人の美意識が、
郷愁や『もののあはれ』を感じる感性が、
少しずつ開いてきているのではないですか。
ましてや、能登の大自然の中。
yukikoさんを癒してくれる要素のすべてが
そこにあるのではないでしょうか。

いつか奥能登を訪れて、
写真をアップしたいです。
Posted by たつや at 2008年07月02日 23:10
夜叉ヶ池山の登山道、雪が溶けるのと一緒に岩が崩れ落ちて、雪が溶けたあともたくさん木に引っかかっているから危ない、とのことでした。5月末には復旧していたようです。

月に2回ほど福井へ行っておりまして、次回は来週です。お酒を飲むのでだいたいいつも泊まっちゃいます。来週泊まるのはリバージュアケボノ、晩ご飯は紋やです。というわけで、とりあえず次は翌日チェックアウト後に足羽山を散歩して森八大名閣のはれひよりにしようかなと思っています。蕎麦のついでにお菓子なのか、お菓子のついでに蕎麦なのか、よくわからないところが楽しみです。
Posted by kota at 2008年07月04日 08:48
kotaさん、そうなんですか、福井通なんですね。
足羽山近辺は、美味しい店や歴史のある店がたくさんあります。
先日書いた『麩市』さんの辛し味噌やところてん、
『蝋金』というアベカワ絶品の店もあります。
ホントはこの店、マルヒなんですが、
このコメント欄を見た人にだけ、そ〜っと教えちゃいます。
はれひよりのそばは勿論、黒豆ぜんざいもGoodです^^
Posted by たつや at 2008年07月05日 23:24
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