お昼は外食が多いたつやが結構利用するお店も多い。
普段はそばやさんか、昔ながらの洋食やさんをチョイスするが、
この日は、お客さんと一緒だったこともあって、
ちょっと雰囲気のある和食の店「しくら」へ出かけた。
しくらは、蔵の辻の中にある和食のお店で、
前田利家公の眼科医だった家の蔵を改造したものだ。
店内は蔵の中を数寄屋造りにし窓も大きくとられ
開放感のあるたたずまいの中に三室と離れが一室ある。
お昼のメニューの中から大徳寺弁当2500円を頼んだ。
和食の魅力は、味だけでなく見た目の美しさや楽しさにある。
器の種類も多く、どういうカタチ・模様・大きさに、
どう料理を盛り付けるかが、板前さんのセンスと腕だと思っている。
ただ、今回頼んだのはお弁当なので、その辺りは限界があるだろうが。
季節を感じさせる料理の色合いやバランスも美しく、
この小さな器の中に、いくつもの工程を経て作られた料理が並んでいる。
ヨモギを入れて作られた豆腐の香りが春を感じさせる。
(行ったのは3月下旬でした)
上品な味付けと、静かで趣きのある空間で、
しばし日本人に生れた幸せを感じることができた。
お昼は、前もって予約しなくても食べることは可能だが、
予約した方が無難のようだ。
日本料理 しくら
福井県越前市蓬莱町5-10(蔵の辻の中)
0778-21-1341
営業時間 昼の部:午前11時30分〜午後2時30分
宵の部:午後5時30分〜午後10時
不定休
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雰囲気、味、共に◎でした(^^)。
もちっと早くUpしてくれていれば、「尾行」できたのにィ、残念。
料亭とか和食の店は、日本にしかない文化をたくさん育んでいると思うんです。
最近たつやは、この日本の文化がここ数十年のうちに、
どんどん消えていってしまうのではないかと危惧しています。
時代に合わないものが淘汰されるのはある程度仕方のないことだとは思いますが、
先日書いた京鹿の子しぼりや、料亭文化、田んぼの風景・・・
政治はそういうところにも力を入れて欲しいものですね。