2020年02月14日

豆ごはんが好き!

少し前に福井県南越前町今庄地区に
昔から伝わる茶飯をいただいた。
これがあまりにも美味しくて、
今まで食べたどのご飯よりも感激した。

今庄に伝わる茶飯・・・

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餅米とうるち米、そして大豆という
シンプルな組み合わせながら、
いったいどうしたらこんな美味しいご飯に
なるのだろう?








元々、たつやは混ぜご飯とかが好きだった。
それに豆類に関しては、歳を重ねる度に、
その美味しさに目覚めていく感じがして、
このお米と豆というシンプルな組み合わせに、
すっかり魅せられてしまった。

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今庄の茶飯は昔から、お通夜の日に振舞われたという。
食糧事情の良くない頃でも、
お通夜に行けば、茶飯をもらえた。
なのでお通夜には大人だけでなく、
子どもも一緒に行ったという話を聞いた。
小さな頃から命の大切さや宗教が、
身近にあったのではないだろうか。

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茶飯をいただいてからは、
自分でも豆ごはんを作ってみる機会が増えた。
到底、あの今庄の茶飯には程遠いが、
しっかり出汁を取って、旨味をたっぷり吸わせた
豆と餅米やうるち米をブレンドして、
炊いたご飯はとても美味しく出来た。
うれしくて、いろんな人にお裾分けすると、
あっという間になくなってしまうが、
美味しかった〜という声を聞くと、
また作ろうと思う。

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たつやの自己流豆ごはんは、
家に残っていた黒豆と普通の大豆を
フライパンで乾煎りをします。
出汁は麺つゆを作る要領と同じで、
奥井海生堂の1年ものの蔵囲い利尻昆布の
お徳用切り落としと、自家製のアゴ(トビウオ)
九州のアジ、瀬戸内海のいりこから
出汁を取ります。
結構贅沢なダシかもしれません。
それにたつやこだわりの調味料を
いつも適当に加えて作ります。
お酒は福井の地酒、早瀬浦の上撰。
味醂は小笠原味醂の『みねたから』
醤油は、岡山の『かき醤油』と
富山の『あなんだん醤油』
そして地元、鯖江の相木屋の『藤』のブレンド
それにほんの一つまみの塩を入れます。
このダシでご飯を焚くので、
麺つゆよりは結構薄味にしました。

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このダシに炒った大豆を一晩漬けて、
翌朝から炊飯器で炊いたら、
たつやの豆ごはんの完成です。









もう一つの豆ごはんは、
黒豆のお寿司です。

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丹波産の大粒の黒豆を入手したので、
久しぶりに黒豆のお寿司を作りました。
黒豆はやはりフライパンで乾煎りをします。
昆布を軟水に漬けたものに、
その炒った豆を入れて一晩おきます。
これで豆の中に昆布の旨味が入ります。

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あとはお米とこの豆を炊きます。
炊きあがったら、寿司酢を入れてかき混ぜます。
寿司酢も京都の千鳥酢をベースに
砂糖や塩、はちみつなどを入れて、
適当に味見して作ったものです。
酢と黒豆が混じることで化学反応が起き、
ご飯はきれいなピンク色になるのです。
炊きあがった黒豆は18mmくらいになり、
ご飯と一緒に食べるとめちゃめちゃ美味しくて、
ついつい食が進んでしまいました。

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香り付けにゴマ油を垂らしてみましたが、
何にも足さない方がいいかも?

豆ごはん、またいろんな方法で
チャレンジしてみたいな。







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posted by たつたつ・たつや at 22:16| Comment(0) | クッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする