たつやは特別、甘いものがなければならない
というほどではないが、
バウムクーヘンだけはこだわりがあって、
好きなお店のものしか食べない。
タイプで言えば、かっちりドッシリしっとり系。
かたくなにドイツの伝統的な作り方をしていて、
小麦粉とバターと卵、砂糖で作られているもの。
もちろんベイキングパウダーやバター以外の油脂、
添加物などは一切使っていないものだ。
亡き父がその昔、お取り寄せをしていたのが、
東京学芸大前にあるマッターホーンの
バウムクーヘンだった。
その頃は、送られて来たものを食べて、
うん、これは美味しいバウムクーヘンだと思っていたが、
それが当たり前の味だと思っていた。
ところが、その後いろんなお店の
バームクーヘンと言う名前がついたお菓子を食べたが、
しかもそれなりに名前の知れた店のものも食したが、
どれも口に合わなかった。
そして数年前に、あの美味しかったバウムクーヘンは
どこのものだったのだろう?と探して見つけたのが、
マッターホーンだった。
4年ほど前にたつやの仕事仲間のボスS氏が
お土産でくれたバウムクーヘンが
あまりにも美味しかった。
どこのバウムクーヘン?
かと尋ねると、京都にあるズーセフ・ヴェゲトゥス
という名前だと教えてくれた。
えっ!?ズーセフべなんちゃら?
とても一回では覚えられない名前のお店だったが、
その味はとても印象に残っている。
その後も、S氏が関西へ行く機会があれば、
お願いして何度か食べる機会があった。
聞いてみると、やはりドイツの伝統的な作り方をしていて、
何とドイツの製菓マイスターを取得されたオーナーさんが、
毎日お店で1本1本焼いているとのことだった。
そして2020年、ついにそのお店『ズーセフ・ヴェゲトゥス』へ
S氏に連れて行ってもらうことになったです。
お正月の4日ということで、営業しているかどうか?
また売り切れていないか?という若干の不安があったのですが、
ランチ後に京都市北区にあるズーセフ・ヴェゲトゥスを訪ねました。
もうお店の外観からして、かわいいお店です。
中に入るとバターと甘い香りがします。
想像以上に小さなお店で、
正面に控えめな大きさのガラスの冷蔵庫があって、
その中に何種類かのバウムクーヘンが並んでいます。
訪ねた時間が午後4時近かったこともあって、
4種類のバウムクーヘンが並んでいました。
ここズーセフ・ヴェゲトゥスは定番のバウムクーヘンが、
はちみつ・抹茶・チョコミント・ビターチョコの4種類で、
季節によっていくつかの味が楽しめるようです。
いただいたパンフレットを見ると、
早春:ココナッツとしょうがレモン
春から初夏:いちごとへーせるナッツ・すぐりとチョコ
春から晩夏:トマト・バジルとレモン
盛夏:グレープフルーツとピンクペッパー・伊予柑と塩ピーナッツ
秋:栗とそば粉・コーヒーとブルーベリー
秋から晩冬:リンゴとごま・ドライフルーツとチャイティー
冬:ショコラスパイス
こんなのを見ると季節ごとに訪れたいと思います。
オーナーさんは2003年にドイツのベルリンで、
この製菓マイスターの称号を取得されています。
ドイツには9年間いらっしゃったとのことで、
たつやの姉も同じ時期にベルリンに住んでいたので、
少しだけベルリンのお話などをさせてもらいました。
ちょうど翌日に出す予定の
はちみつバウムクーヘンの仕上げをされていたので、
ちょっと見せていただきました。
断面にみつばちや小さな花の模様は
ひとつひとつ焼印で付けているのです。
なので、ひとつとして同じデザインのバウムクーヘンはないのです。
すべての工程をオーナーが手作りで行うのが、
ここズーセフ・ヴェゲトィスのバウムクーヘンなのです。
家に持って帰り、先ほど一切れいただきましたが、
本当に美味しくて感動しました。
作っている工程をほんの少しだけですが、
見せていただくと、更にありがたみが増して、
美味しさ倍増でした。
また京都に行く機会があれば是非立ち寄りたいお店です。
ズーセフ・ヴェゲトゥス
京都市北区紫竹下竹殿町16
075-634-5908
営業時間:12時〜19時
定休日:水・木曜日
やっぱりたくさんの方にブログを見ていただきたくなりました。
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posted by たつたつ・たつや at 21:37|
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