2019年10月17日

浄安杉と石徹白の大杉

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白山中居神社の右手に不思議な石がある。
ロール状の石が石の間に挟まっている感じで、
なんだか意図的に作られた石に思えた。

どうやら白山が噴火した時に、
倒れた樹木が溶岩が固まったものらしく、
確かに木の丸太がそのまま石の中にある感じだ。
良く見れば何本もその石の中に見られるのだ。

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そこからもう少し左手の方に行くと、
看板があって、このようなことが書かれている。

昔、中居神社の別当寺に円周寺という寺があった。
この寺は泰澄大師の弟子によって創立されたと言われている。
宝暦十年(1760)四月に円周寺の住職となった人で
浄安という人があったが、
当時は白山禅頂を目指す信者が引きもきらず、
円周寺はこの人たちのために一夜の宿を貸していた。
円周寺で一夜を過ごした人たちは
翌朝若干の金子をおいていくのが例(ためし)であった。
こうした金がしまいには袋いっぱいとなったので、
保管に困った浄安は夕暗迫る頃神社の裏山にある
一本の杉の根元に穴を掘って埋めた。
埋め終わった浄安が坂を下りていると
杉の梢より「浄安、鋤は」と烏が鳴いたので、
浄安は鋤を忘れたことに気がついた。
それよりこの杉を浄安杉と呼ぶようになったと云う。

浄安杉 樹高32m 周囲 12m

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ふ〜ん、もうちょっと大したいわれがあるのかと思った
というのがたつやの正直な感想だった。

さてここから300m上がるとこの浄安杉がある。
折角ここまで来たのだから、その大杉を見ようと登ることにした。
登り口には竹製の杖が何本か置いてあったので、
その一本を借りて、登り始めた。
それがかなりキツイ登りで、健脚の方なら12.3分で登れるらしいが、
たつやはこういう登坂は苦手で、倍くらいの時間をかけて、
息も絶え絶えになりながら、登って行った。

そして、その浄安杉らしき影が見えて来た。
そしてその全貌が現れた時には、
浄安杉のその圧倒的な迫力と、
荘厳な雰囲気に圧倒されてしまい、
声を失ってしまった。

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息がようやく収まってきて、
初めて「すげぇ」と呟いた。
樹齢1000年という大杉は、
地上2.3mのところで大きく二つに分かれ、
またその二つがさらに二つに分かれていて、
大きな杉が4本集まっているようなカタチをしている。

人物が写ればその大きさが分かる。
たつやは地面に携帯をセットし、
セルフタイマーで撮った一枚が一番上の写真。
本当は登りで疲れた顔していたが、
この瞬間だけ元気なふりをしている(笑)

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浄安杉よりもさらに大きな巨木があることを知り、
更に山奥に車で30分走り、
まさに白山への登山道を登っていくことした。

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ところが駐車場からは石段をかなり歩かなければならない。
さっき浄安杉での登りでかなりバテ気味だったが、
樹齢1800年という石徹白の大杉を見たいと思い、
何とか頑張って、たどり着くことが出来た。

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1800年・・・紀元200年代から、ず〜っと人間を見てきている石徹白の大杉。
果たして今の人類は恥ずかしい生き方をしていないだろうか?






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記事2873回目
posted by たつたつ・たつや at 22:31| Comment(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする