2017年05月04日

比島駅(越前鉄道)

中学生の頃から駅が好きです。
それもローカル線の無人駅のような小さな駅。
たつやが中学生の頃、蒸気機関車を追っかけて、
東北や山陰、そして北海道を回っていた頃に、
駅の入場券を集めていました。

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中学3年生まで入場券は30円でした。
降りた駅は勿論、すれ違いで列車を待つ間に、
ダッシュで駅まで行って、入場券だけを買って、
また列車に飛び乗るなんてことをやっていました。
その頃の切符は硬券と呼ばれる堅くて分厚い切符に
駅名が印刷されたもので、購入した後、
駅員さんが日付をスタンパーのようなもので入れるものでした。

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入場券マニアの間では、いわゆる『ハサミを入れる』派と、
入れない派に分かれていましたが、
たつやはあまり気にしませんでした。
ハサミとは駅員さんが切符切りで、入場券の一部をカットすることで、
駅に寄って、いろんなカタチがあったのです。
今になって思えば、どの駅がどんな形のハサミを作るか?というのは、
いったい誰が支持して作っていたのか疑問に思います。

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バイクや車の免許を取ってからも、
駅があると立ち寄って、入場券を求めることもありましたが、
段々、自動販売機のペラペラの入場券に変わっていったり、
価格が60円、80円、90円、110円とどんどん高くなっていったことで、
たつやの入場券集めは、ピリオドを打ちました。
最近ではネットオークションとかで、当時の入場券が、
結構いい値段で売りに出てたりもするので、
出品してみようか、なんて考えたりもします。







さて、そんな癖がやっぱり大人になっても抜けないものです。
誰もいない駅のホームに立って、景色を眺めたり、
待合室に入って、古いベンチに座ってみたり、
電車が来るのを待って、写真を撮ったりします。

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少し前に勝山へ行った時に、立ち寄った駅が比島駅です。
ちょうど八重桜が満開で、その前に地元の方たちが大切に育てた
チューリップや菜花がきれいに咲いていました。
どうやらこの近くに比島観音様があるようです。

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説明文を読んでみると、
集落から登山道を30分ほど登ると、
観音堂があり、その正面に白山がくっきり見えるとのこと。
この辺りは白山信仰の影響があちこちに残っていますが、
この比島観音も例外ではないようです。
この千手観音様にも会ってみたいと思います。
後から調べてみると、この観音様は泰澄大師が作られたとのことです。
だからいつもこの観音様は白山を見ていらっしゃるのですね。

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この登山道は比島駅から勝山駅までを山の上を歩くコースとなっていて、
(バンビラインという名前がついています)
標高300m程度なのに、ブナが生い茂り、
場所によってはかたくりの群生が見られるとのことでした。
今度行く時はトレッキングシューズですね。









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ラベル:勝山市 鉄道
posted by たつたつ・たつや at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする