最初にこの桜のことを教えてくれたのは、カメラ好きだった父でした。
校庭のど真ん中にそれは立派な大きな一本桜がある・・・。
初めて、この桜と対面した時には、言葉を失いました。
圧倒的な存在感ととてつもない量の薄ピンク色の花に、
上から覆いかぶされる感覚の中で、
しばらくその場を動くことが出来なくなりました。
以来、桜の季節には必ずココに来ています。
毎年この場所で写真を撮っているのですが、
何故かここでは自分でもお気に入りの写真を撮ることが出来るのです。
撮ってきた写真をパソコンの画面で、父に見せて、
その写真を撮った状況をあれこれ話したものです。
残念ながら、その父も4年前に他界し、
たつやの写真を見てもらうことは出来なくなってしまいました。
でもやっぱりここで写真を撮ることはやめることはありませんでした。
この桜が持っている不思議な力が、
見ている人の心を温かくしてくれるのか、
優しく見守られ、癒してくれるのか、
本当に笑顔いっぱいの素敵な一枚になるのです。
3年前からは、この桜に会いに来た人たちに声をかけて、
写真を撮ることを始めました。
昨年とかは、『あなたと桜の写真、撮らせてください』
という手作り看板を持って、見ず知らずに人に声をかけて、
許可をもらって撮影をしました。
今年も味真野小学校の桜が満開になるのを待っていました。
数日、通って今年もたくさんの笑顔に出会うことが出来ました。
これから数日に渡って、写真を紹介していこうと思います。
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