2017年03月04日

銀杏観音@若狭町

舞鶴若狭自動車道が開通してからは、
27号線や若狭梅街道を走る機会がぐんと減ってしまった。
もっとも、時間に制限があって、
急ぐ場合には高速道路は便利なのだが、
寄り道の楽しみはまったくなくなってしまう。

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たつやは旅先では敢えて、旧街道を走ったり、
まったく知らない道を選ぶことが多いのだが、
先日、久しぶりに若狭町を走っていて、
いつもと違う道を選んで走っていたら、
迷ってしまった。

そのうち小さな看板を見つけた。
『銀杏観音⇒』
え!?もしや・・・

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何年も前に、たまたまテレビのスイッチを入れると、
大きな銀杏の木そのものに観音様が彫られているお寺がある
というニュースを放送していた。
ニュースの途中だったので、そのお寺がどこにあるのかは、
わからないままだった。

あ、ここ何処だろう? 行ってみたい!
と思ったことはよく覚えている。

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もしかするとこの看板に沿って走れば、
あの大きな銀杏の木の観音様に会えるのではないだろうか!?
若狭町の小さな集落の細い道を看板に従って、
何度か曲がると、一番奥に立派なお寺があった。
広い駐車場には、まだ雪が残っている。
夕方だったので、陽が傾いてお寺の右側だけに光が当たっていた。

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まっすぐの石段を登っていくと、
寺門の手前の大きな銀杏の木の一番下の太い部分に、
十一面観音さまが彫られていた。
穏やかな表情で、木の真ん中に佇んでいた。
長年の風雪に耐えて、お顔の辺りは彫ったノミの跡まで残っている。
銀杏の木の保存のためだろう。
足の下の空洞だった部分にはセメントが埋められていた。

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胸の辺りには変形の五角形の穴のようなものがあり、
その中に木が埋め込まれている。
もしかすると中に何か入っているのかもしれない。

かなり古い時代に作られたのだろうか?
本堂にお邪魔して、お寺のパンフレットを一部いただいた。
パンフレットに寄ると、こう書かれている。

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お寺の名前は
『城谷山 諦應寺(たいおうじ)』

銀杏観音(町指定文化財)
イチョウの大木に十一面観音立像が彫られている。
いわゆる立木仏でいつ彫られたのかははっきりとはしていないが、
同寺30世住職(仏山恵隆和尚、嘉永3年1850年〜安政元年1853年)
が彫刻されたと言い伝えられている。樹齢約450年


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旅先では後から考えたら、お導きされたとしか考えられない
偶然が積み重なって、ご縁のある場所を訪れることが多いたつやですが、
今回もそんな感じで連れて行ってもらえたような気がします。
それにしても若狭地方では、有名ではありませんが、
素晴らしい神社仏閣があり、歴史と文化の宝庫だと思います。

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テレビで見たのは、もう10年くらい前かも知れません。
あの時に行きたい!と願ったことが、
先日、実現したのですから、
願うこと、口に出して言うことって、とても大事なのだと思います。







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posted by たつたつ・たつや at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする