2016年11月07日

平等院

京都で宿泊しようとホテル情報サイトを覗いてみたが、
一泊3万円とか高価なホテルしか空いていなくて、
結局、探しに探して、大津市郊外のビジネスホテルが見つかった。
このホテルは部屋にトイレもお風呂もなく、
ドアはまったく防音が効かないため
夜中にずっと廊下で喋っている
非常識な中年男女の会話がうるさくて、
枕が変わったせいもあってか、
あまり眠れずに朝を迎えた。

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さて、今日は何処へ行こうか。
地図を眺めてみると、意外にここから宇治市が近いことがわかった。
そうだ!世界遺産にもなったことだし、
小学6年生の修学旅行以来の平等院へ行こう!
平等院鳳凰堂が10円玉に描かれていることは、
誰でも知っているが、歴史的背景がどうだったのかは、
もうすっかり記憶の彼方へ消え去っていたので、
ネットで調べてみることにした。

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平等院は、京都府宇治市にある藤原氏ゆかりの寺院。
平安時代後期・11世紀の建築、仏像、絵画、庭園などを今日に伝え、
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。
山号を朝日山と称する。
宗派は17世紀以来天台宗と浄土宗を兼ね、
現在は特定の宗派に属さない単立の仏教寺院となっている。
本尊は阿弥陀如来、開基は藤原頼通、開山は明尊である。


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ちょうど日曜日ということもあって、
平等院には、たくさんの観光客が来ていた。
半分以上は外国人観光客で、その9割がアジアからか。
中国人のグループが大声で喋っていたり、
自撮り棒を使って記念撮影してる光景があちこちで見られる。
そういえば、たつやもこの鳳凰堂の前で
クラスメイトと一緒に記念撮影したんだなぁ。

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外は適当に散策して、目的だった平等院ミュージアム鳳翔館へ。
この鳳翔館は2001年に開館した近代的な博物館で、
扉絵、鳳凰、梵鐘、雲中供養菩薩像などの国宝物を
良好な状態に収蔵・公開している。

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たつやが一番感動したのは、
雲中供養菩薩像26躯です。
もちろん写真撮影は出来ないので、
図録を携帯で撮った写真を載せていますが、
この何とも言えない美しさと気品。
本当に雲の上に乗って、空を飛んでいるようです。
他にもたくさんの国宝や重要文化財も見たのですが、
この雲中供養菩薩像の前では心を奪われて、
一時間近くも動くことが出来ませんでした。

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この菩薩像を作った方のことはわかりませんが、
何百年にも渡って、見る人の心を掴んで離さない
まさに生きている仏様なのだと思いました。

歳と共に、仏像に魅かれていくのは、
日本人のDNAだったり、
前世の記憶の中にあるのかもしれないですね。

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平等院のミュージアム鳳翔館へは、
必ずまた行きたいと思っています。

平等院もこの五芒星の真ん中を貫く
レイライン上にあることがわかりました。

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posted by たつたつ・たつや at 23:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする