ここ一ヶ月、まったくブログを更新出来ませんでした。
見に来ていただいた方が、また昆虫のブログ?と
思われた方がたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。
それなのに、ランキングの応援もしてくださっていたこと、
飽きずにご訪問いただいたこと、心より感謝いたします。
また少しずつ、復帰していくつもりです。
たつやは今までブログの中で、レイラインについて何度か書いてきました。
レイラインとは、光のラインという意味で、
簡単に言えば、聖地と呼ばれる山や歴史ある神社やお寺などを
結んだ線のことで、それは驚くべき規則性があったりします。
一番、有名なレイラインはこの地図に現れる近畿の五芒星かもしれません。
たつやはこの地図を見てからというもの、
聖地と呼ばれる場所に行ってみたくなり、
ここ数年はそういうところを旅していました。
さて、先日レイラインハンターの著者で聖地学研究者の
内田一成さんが、鯖江に来られました。
たつやが住む鯖江市近辺の小さな神社を内田さんと一緒に
歩いてみることにしました。
と言いますのも、あの近畿の五芒星の地図を見てからというもの、
お寺や神社へ行くとこの神社は何処の方向を向いているのだろう?
と気になるようになってしまって、
地元にある小さな白山神社へ行ってみたかったのです。
この神社は鯖江市の戸の口という小さな集落にあるのですが、
参道が真っ直ぐ伸びていて、その奥が山に向かって石段があり、
鳥居を二つ、そして拝殿があります。
上まで上って下を見ると
二つの鳥居とまっすぐ伸びた参道がはっきり見えます。
2ヶ月ほど前に行った時に、
正面には三里山という山が見えるのですが、
この方向がまっすぐ冬至の太陽の沈む方向を向いているのではないか?
と磁石を見て思ったのです。
それを確かめたくて内田さんをお誘いしました。
最近はスマートフォンのアプリで便利なものがあって、
日の出と日の入りの方向が、今いる地点でわかるものがあります。
カレンダー機能がついていて、それを使うことで、
夏至や冬至、春分・秋分の日の出や日の入りの方向もわかります。
白山神社の前に立って、
そのアプリを使うと真っ直ぐの参道が差す方向と
冬至の日の入りの方向がほぼ一致したのです。
ほんの少しずれているのは、三里山の仰角を考えると、
冬至の夕陽はこの参道の正面に冬至の夕陽が沈むのだと思います。
もうひとつ驚いたことは、白山神社の真後ろ方向とぴったり一致して、
遥か霊峰白山があることがわかったのです。
つまりここでお詣りをすれば白山にお詣りしていることにもつながるのです。
そこでたつやは錆びついた頭の中から
小学校の理科で習ったことを引っぱり出してきました。
確か冬至の日の入りの方向は、夏至の日の出の方向と正反対になるということです。
ということはこの白山神社からもし白山を見ることが出来たなら、
夏至の日の出は白山の山頂から登るのです。
一年で一番エネルギーのある太陽が白山山頂から登る・・・
それを知った時、鳥肌が立つほど興奮しました。
隠された、いや実は知らないだけでまったく隠れていないのでしょうが、
秘密を解き明かしたようか気分になり、私はドキドキしたのです。
そんなこともあって、地元に対しても益々興味を持つようになりました。
そしてもう一か所、鯖江の隣町、旧今立町でもとても面白い発見をしました。
国中という集落の中にある国中神社の参道は、
まっすぐ夏至の日の出方向を見ていることがわかりました。
それだけなら普通のことなのでしょうが、
その後、となりの中津川地区に行ったら、もう一つ國中神社があったのです。
もうひとつの国中神社の参道は夏至の日の入り方向を見ていました。
実はこの二つの神社は上宮、下宮とされ、
越国霊彦神(こしのくみたまひこのかみ)、
越国霊姫神(こしのくにたまひめのかみ)を祭神としていることも知りました。
近くに住んでいながらまったく知りませんでした。
内田さんのお話しよると、男女二つの神さまを祀っていることで、
それが永遠の命や、輪廻、そして宇宙の循環を表すように
二至を指しているのではないかということでした。
古代からの浪漫を感じた一日でした。
たつや、益々レイラインに興味が湧いてきました。
実は、レイラインハンターの著者で聖地学研究者の
内田一成さんから、レイラインハンター009の称号を
いただきました^^
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