2016年07月04日

西洋食堂 木乃花

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最近は福井県でも嶺南と呼ばれる地域に行く機会が増えて、
その分、お昼ご飯はその土地で食べることが多い。
少し前に敦賀市でお昼ご飯を食べる際に、
何処へ行こうか迷って、選んだのがここ
『西洋料理 木乃花』という洋食屋さん。

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この店の存在は、もう随分前から知っていたし、
過去に何度か行ったことがあった。
仕事仲間とランチをどこで食べようか聞かれた際に、
何が食べたいの?と聞いたら、
洋食を食べたいとのことだったので、
木乃花に行くことにした。

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ちょうどお昼時ということもあって、
お店はたくさんの女性客で賑わっていた。
こういう洋食とかイタリアン、フレンチレストランへ行くと、
ほぼお客さんは女性で埋め尽くされている。
木乃花も職場の仲間同士や年配の母親を連れた親子連れっぽい
女性のお客さんが、それぞれハンバーグなどを食べていた。

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定番のメニューもあれば、
組み合わせて食べるランチもあるが、
たつやは和牛メンチカツとポークのワンプレートランチを、
友人はハンバーグとエビフライのセットのランチを選んだ。
これにサラダとご飯またはパン、味噌汁が付いてくる。

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和牛メンチカツは3種類のソース(デミ、おろし、チーズ)から選べるが、
やっぱり定番のデミグラスにした。
そういえば以前もチーズと迷った末にデミにしたなぁ・・・。
当たり前かも知れないが、オーダーがあってから、
手ごねしたハンバーグを焼いたり、フライを揚げてくれて、
熱々で出てくるのはうれしい。

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とにかく木乃花はたくさんのメニューがあって、
どれも美味しそうなので、迷ってしまうが、
結局、毎回好みのモノを選んでしまう傾向があるので、
今度行った時は、絶対違うものを食べてみたいと思っている。

自家製タラバ蟹クリームコロッケは外せないかな♪

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西洋食堂 木乃花
福井県敦賀市新松島町133-103 檀野ビル1F
0770-20-1187
営業時間 11:45〜14:30
     17:30〜22:00  
定休日:月曜日








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ラベル:洋食 敦賀市
posted by たつたつ・たつや at 18:27| Comment(6) | TrackBack(0) | 店グルメ・伊&仏編(洋食含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月07日

老舗旅館、俵屋のランチ

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小京都とも言われる大野市。
市内はそんなに大きくないので、
まち歩きをするには、ちょうどいい町だと思う。
それこそ26.7年前に
『誇りの国創造運動・デザインコミュニティふくい』
という団体の広報委員会に所属していた頃、
発刊していた『with you』の取材で、
大野市内のまち歩きをしたことがあった。

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お清水だったり、枕こんにゃくという看板を見つけて、
その店を紹介したり、鳩ヶ湯を取材したり、
まち中にある寺町を歩いたりしたことを、覚えている。
その時、とても気になる建物を見つけた。
『俵屋旅館』
大野の町にこんな風情のある旅館が残っていることに、
感激したことを思い出す。

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今になって思えば、この宝探し運動に参加していたことが、
たつやのまち歩きの原点になっていると思う。
当時から、有名な観光地や新しい町のスポットではなく、
土地の人が、密かにタカラモノだと思っているものを、
発掘して、それらにスポットを当て、情報を共有することで、
この町には、いろんなタカラモノが溢れてる・・・
ふくいはタカラモノの町だからこそ、地元に誇りが持てる・・・

というコンセプトの素晴らしい運動だった。

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さてそんな思い出の『俵屋旅館』で
予約をすればランチが食べられる、
しかもうな重付きのメニューと聞いて、
行くこととした。

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俵屋さんの入口までは入ったことがあったが、
たまたま女将さんの計らいで、
館内を案内していただくという幸運に恵まれた。
純和風の格式あるお部屋から、眺める日本庭園の美しさ。
それに2階の大広間は圧巻としか言いようがない。

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食事は、食前梅ジュース、前菜とお刺身、うな重、デザート
というコース料理で、予約で食べることが出来る。
料金は2200円より。
この日はグレードアップして少し追加料金を。

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格式ある部屋で、金のお重で出される季節の3種盛り合わせ。
金色の器に美しく並べられたお刺身。
そしてたつやが最も好きな食べ物、鰻のお重。
デザート、コーヒーととても贅沢なひとときだった。

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大野へ行ったら、こんな旅館に泊まって、
のんびり町歩きをするのもいいなぁ・・・。
今度は一泊で行こうかな♪

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俵屋旅館
福井県大野市日吉町1-1
0779-66-3807
お昼のお食事の際は予約が必要です。

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posted by たつたつ・たつや at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 店グルメ・鰻編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月09日

初夏のマクロレンズ

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知らない町をカメラ片手に歩くのも好きだけど、
自然の中をのんびり散策するのも大好き!
そんな時は、カメラにマクロレンズを装着して、
手荷物は何も持たない。

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このタムロンというメーカーの90mmマクロは、
インターネットのオークションサイトで、
中古で購入したけど、1万円もしなかった。
結構、古いタイプのレンズだったけど、
コレが結構いい写真を撮らせてくれる。

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肉眼では見えないミクロの世界を、
写真という方法で見せてくれる。
このレンズが見せてくれるアジサイが特に気に入っている。

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今日のこれらの写真は、
全部、そのレンズで撮っています。
もっと自然の中で活躍して欲しいレンズです。







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posted by たつたつ・たつや at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月10日

初夏のマクロレンズ・昆虫編

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早くも・・・
暑中お見舞い申し上げます。
そんな季節になりましたね。
梅雨明けもしていないのに、連日猛暑日だったりして、
夏生まれで、夏大好きだったたつやも、
山へ虫採り(撮り)に出かける元気もやや減退気味です。

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マクロレンズを持って、自然の中に繰り出すと、
昆虫少年だったたつやは、いつの間にか虫たちを探しています。
これは条件反射のようなもので、
気が付けば、虫がいそうな場所にいて、
虫を採ることはなくなりましたが、
虫を撮ることに夢中になってしまっています。

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この季節は虫たちの季節でもあります。
いつの間にか、たくさんの虫たちが活動を始めて、
この短い夏に、次の世代のために一生懸命生きています。

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花や葉っぱの上にいる小さなコガネムシの仲間やクサ蜘蛛。
のんびりお茶してるところにどこからかやってきたゾウムシくんは、
捕まえてもあまり慌てることなく、
たつやの手のひらをあっちに行ったり、こっちに行ったりしている。
ちょっと立ち止まってくれたら、いい写真が撮れるのに・・・
こちらの思うようにはいきません。

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クヌギの樹から出る樹液には独特の甘い匂いがあります。
たつやはそんなに鼻が利く方ではないのですが、
こうした林の中では、樹液の匂いがわかるのです。
これこそ、小学生の頃に、クワガタやカブトムシを
追っかけていた頃に培われたある種の才能かもわかりません。

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大きなクヌギの樹から樹液がもれているところを見つけました。
こんなところにはクワガタやカブトムシがいるかも?
ややこしいヤツもいるので、そ〜っと近づきました。
あぁ、この感覚って懐かしいなぁ。
残念ながらお目当てはいませんでしたが、
カナブンが何匹も樹液を飲みにやってきています。
たつやが子どもの頃には、アオカナブンやクロカナブンもいて、
いろんな色のカナブンや、ノコギリクワガタやミヤマクワガタ、
カブトムシなどが、いっぱい集まって来ていていましたが、
最近はあまりそんな光景に出くわすことは少なくなってしまいました。

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スズメバチも樹液を求めにやってきます。
カナブンを蹴散らして、一番いい場所を確保します。
今は樹液に夢中なので、あまりたつやを警戒していない様子なので、
60pくらいまで近づいて、撮影をしていました。

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スズメバチは危険な昆虫ではありますが、
いきなり襲ってくることはありません。
知らずに蜂の巣に触れてしまったり、
至近距離で出くわせば、攻撃することもありますが、
一度、警鐘を鳴らすようなそぶりを見せます。

たつやも何度もそんな経験はありますが、
スズメバチには一度も刺されたことはありません。
羽音をブーンと大きく鳴らして、お尻をこちらに向けて、
これ以上近づくと、攻撃するぞ!とホバリングしたら、
そ〜っとその場を離れれば、まず大丈夫です。

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虫が近づいてきただけで、きゃ〜と言って、
手で払いのけようとする人も結構いますが、
スズメバチの場合はそれをしてはいけません。
慌てず騒がず、そーっと離れるのが一番です。




ちょっと話が別の方向にずれてしまいましたが、
マクロレンズを持って、虫たちを探すのは、
夏の日の楽しみでもあります。
久しぶりにマクロを持って出かけたら、
忘れかけてたカメラの楽しみを思い出したような気がします。









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posted by たつたつ・たつや at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月13日

たつや博多へ行く

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先月、何年かぶりに九州へ行った。
前に行ったのが2008年だから8年ぶりということになる。
あの時は鹿児島に住む姉のところへ行ったのだが、
今回は博多でのとある展示会を訪ねることと、
そこで会いたい人がいたからだった。

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2年半前に加賀市のお友だちの家に遊びに行った時に、
年配の素敵な女性を紹介してもらった。
彼女は博多織の第一人者で女性の伝統工芸士会の会長さんの伴和子さん。
その時に勧められるがままに彼女が作った
博多織のショール?マフラー?をいただいたのだが、
その日以来、寒い時期はそのマフラーが手放せなくなって、
いつしかたつやの定番?みたいになった。

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その日の夜は皆で食事をした後に、
カラオケに行って夜遅くまで楽しく歌ったのだが、
その時に伴さんの歌の迫力に驚いた。
伴さんは80半ばとは思えない力強い歌声で、
懐かしい曲を熱唱し、たつやとも一緒にデュエットした。

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伴さんは福岡にお住まいで、
毎年博多で女性の伝統工芸士の展示会を開催している。
何度かお手紙や案内状も頂戴し、
その展示会にもお誘いいただいていたが、
なかなか行く機会に恵まれず月日が流れて行った。
しかし今年は少し早い時期から博多行きを決めた。

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博多空港を降りて、
レンタカーやさんに電話を入れると空港まで迎えに来てもらえた。
会場になってるアクロス福岡までは、車で20分ほど。
2階の会場には日本各地から集まった女性伝統工芸士さんのブースが並んでいた。
伴さんのブースはすぐに見つかった。
自分で織った博多織の素敵な着物を着て座っておられた。
伴さんの方に向かって手を振ると、
気が付いたようで、手を振りかえしてくれて、
2年半ぶりに感動の再会となった。

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会場にはたくさんのブースが設けられ、
それぞれのブースに実際に作っている女性伝統工芸士がいて、
実際にお話を聞きながら、作品を見ることが出来た。
人間国宝の博多人形作家さんのブースもあり、
その作品の素晴らしさにしばし見とれて動けないことも。

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別府の竹細工はワークショップで作ることが出来る。
たつやもこの機会を逃すと、
もうこんな経験は出来ないだろうとチャレンジしてみた。
ただ編んでいくだけなのに、ちゃんとした美しいカタチになっていく。
針金とかボンドとかまったく使わないのが不思議なくらいだ。

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ちゃんと教えてくださるので、無理なく出来ました^^

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この日の夜は伴さんをはじめ、伴さんを紹介してくださった加賀市の大下さんや
東京から来られていたお友だちや地元の方たちと一緒に夕食に行き、
またその後は、皆でカラオケに行きました。
大勢の食事やカラオケ、そして久しぶりに伴さんの歌声を聞いて、
遠く博多まで来て本当に良かったなぁとしみじみ思いました。

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ラベル:福岡県 伝統工芸
posted by たつたつ・たつや at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月14日

博多名代 吉塚うなぎ屋

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北陸のブログランキングに登録してる割に、
北陸以外の話も結構ありますが、どうぞお許しを・・・。


福岡空港に着いて、最初に目指したのは実は鰻屋さんでした^^;
博多と言えば、名物がたくさんあって何を食べようか迷ったのですが、
福岡は鰻の名店が多いという情報を聞いた時から、
たつやの脳も胃腸も細胞ひとつひとつが、
すべてが鰻受け入れ態勢を整えて、セットされてる感覚でした。

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一昔前まではナビを否定していたたつやですが、
レンタカーに目指す『吉塚うなぎ屋』をセットすると、
迷うことなく、スムースに案内してもらい、
こういう目的地がはっきりしてる場合はやっぱり便利なのだと
再認識しました。

お昼のピーク時を過ぎて2時を回っていたとは言え、
駐車場は既に車で一杯・・・
と思って奥へ進んだら、ちょうど一台分だけが
空いていて、ラッキ〜♪

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吉塚うなぎ屋は立派なビルでした。
入口を入るとメニューが置いてあります。
写真を見ただけで、その美味しさが伝わってきて、
じわっと期待の汗が出ました。
そして3階に案内されました。
畳の部屋に、テーブルと椅子が置いてあり、
足の悪い人でもゆったり座って食べられます。

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うなぎ店へ行くといつも思うのですが、
かなり年配の方が食べに来られていることが多く、
そういう方たちにとっては座敷よりも、
こうした椅子の方がありがたいのだと思います。

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この部屋まで来るまでも気が付いたのですが、
建物が新しいだけではなく、
間違いなく掃除が行き届いています。
何処を見ても塵ひとつ落ちていないのです。
たつやが座ったテーブルもタレや薬味の入れ物も
すべてがピカピカでした。
益々、鰻が楽しみになって来ました。

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店員さんたちは全員が着物を着ています。
品のある女性がオーダーを聞きに来られます。
たつやは入口のメニューを見た時から、
決めていた「特うな重(きも吸付)」
3607円のご飯大盛を頼みました。

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待つこと、15分ほどで特うな重がやってきました。
お待たせしました。
わぁお!これは凄い!
こんなに鰻がいっぱい入ってるうな重は
初めてかもしれない。
2段のお重には、一段目はびっしり鰻が6切入っていて、
二段目には美味しそうな粒々の白米がぎっしり詰まっています。

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一切ずつ白いご飯に乗せて味わいます。
たつやは鰻のかば焼きには、山椒の粉よりも、
ワサビが合うと思っています。
そこでワサビをお願いしました。
追加で100円払うことになりましたが、
たっぷりのワサビが運ばれて来ました。

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鰻の上にワサビを箸で載せて、
口に運べば、思わず目を瞑って口の中の神経に集中します。
何と言っても、食べ応えのある鰻が6切もあるので、
しばらくは、この美味しさを味わうことが出来ました。

いつも鰻丼を食べた時は、
もう少し食べたいと思うのですが、
吉塚うなぎ屋は、十分に堪能すること出来ました。
さすが博多名代とお店の名前の前についてるだけのことはあると
大満足の博多の鰻でした。

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帰り際にレジ横を通ると、
着物姿の従業員さんが、床にひざまずいて、
丁寧に掃除をしている姿が印象的です。
最初に感じたこの清潔感は、
日頃のこのような丁寧な掃除が徹底していることだったのです。
こんなお店が近くにあったら、
しょっちゅう行ってしまいそうですが、
段々高嶺の花になっているので、
遠くて良かったのかもしれませんね。

あぁ、鰻ってどうしてこんなに美味しいのでしょうか^^

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博多名代 吉塚うなぎ屋
福岡市博多区中洲2丁目8番27号
092-271-0700
営業時間:午前11時〜午後9時(ラストオーダー 午後8時30分)
定休日:水曜日







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ラベル:福岡県
posted by たつたつ・たつや at 17:54| Comment(5) | TrackBack(0) | 店グルメ・鰻編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月16日

宗像大社

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最初、福岡行きを決めた時、
福岡だけで4日間過ごそうかと思っていました。
福岡市内でのホテルを予約しようと、
安いビジネスホテルをと、探していたら、
博多で5500円というところがあったので、
そこに連泊しようと、進んでいくと、
一泊目5500円
二泊目11000円
三泊目22000円
という金額になっていたのです。
これホントの話ですよ。

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何か大きなイベントでもあるのか!?
これではとても連泊する気になれず、
同じ福岡県内で、ホテルを探していました。
たつやとしては、その後鹿児島に行くよう予定を変更したので、
鹿児島よりで探すことにしました。

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なかなかリーズナブルな価格で見つかったので、
とあるホテルを予約しました。
ところが、どこでどう間違ったのか?
そのホテルは鹿児島とは反対側に向かう宗像市だったのです。
ホテルにチェックインしたのは、深夜0時。
部屋で携帯のGPS機能の付いた地図を見て、
えええええええええ!?なんで〜^^:::
となったのですが、後の祭りです。

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ところがこの間違いがこの日、最高の一日をもたらすのです。
ホテルの近くには宗像大社がありました。
折角なので、チェックアウト後、お詣りに行くこととしました。

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宗像大社wikipediaで調べてみるとこのように書かれています。

「宗像大社」は沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、
宗像市田島の辺津宮の三社の総称であるが、
現在では辺津宮のみを指す場合も多い。
地図上で辺津宮から11km離れた中津宮、
さらに49km離れた沖津宮を線で結ぶと、
その直線は145km離れた朝鮮半島釜山の方向に向かう。
古代から半島と大陸の政治、経済、文化の海上路であった。
古くから海上・交通安全の神としての神威にちなみ、信仰されているが、
現在では海上に限らず、陸上・交通安全の神として信仰を集めている。

海上交通の要所に位置する沖ノ島に祀られている沖津宮は、
「おいわずさま」と呼ばれ島全体が御神体である。
そのため現在でも女人禁制であり、
男性であっても上陸前には禊を行なわなければならない。
昭和29年以来十数年に渡り沖の島の発掘調査が行われ、
4・5世紀から9世紀までの石舞台や古代装飾品などの大量の祭祀遺物が発見された。
このことから、沖の島は俗に「海の正倉院」と呼ばれており、
古代から信仰の対象とされていたことが偲ばれる。
現在は、台風などの緊急避難港に指定されている。

近年、沖ノ島を世界遺産にする運動が起こり、
2009年1月5日に沖津宮・中津宮・辺津宮及び沖津宮遥拝所と沖ノ島全体を含めて、
『神宿る島・宗像・沖ノ島と関連遺産群』の構成遺産として
世界遺産暫定リストに追加掲載された。
2015年には推薦候補となる事が決定した。
なお審査は2017年に行われる予定である。


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興味深いのは宗像大社がどの方向を向いているのか?
ということで、筑前大島、沖ノ島、対馬までが、一直線上にある。
特に沖ノ島は、未だに一年に一日だけ、
男性だけが禊をして参拝できるということも驚きでした。

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参道を真っ直ぐ本殿に向かいます。
この本殿のことを第一宮、辺津宮といい、
その鎮守の森をずっと奥に歩いて行くと、
第二宮と第三宮があります。

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これは、第二宮は沖ノ島にある沖津宮を現し、
第三宮は筑前大島にある中津宮を現します。
なので、三つのお社を参拝すれば、
沖ノ島と筑前大島を含めて、
宗像三宮を拝したと言われています。

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宿を間違ったのは、
もしかするとココへお導きしてくれたのかも・・・
そんな素晴らしい一日のスタートとなりました。







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ラベル:福岡県 神社仏閣
posted by たつたつ・たつや at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月18日

Patina その1@宗像市

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宗像大社から次に行こうと思っていたのは宮地嶽神社。
ここへ行くのにナビをセットすると
宗像大社から右へ行くよう指示されたが、海沿いの道を走りたいと思い、
ナビとは反対の左にハンドルを切った。

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走り始めてすぐ、
「何か左手に白い板にカフェ、雑貨と描かれた看板があったよ」
と相棒が言うので、一旦は通り過ぎたのだが、
気になってUターンすることにした。
細い道を入っていくと、ベージュと空色のかわいいボンネットバスが見えた。

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そこがパティーナというカフェ&雑貨店だった。
そこは、まるでおとぎ話のような世界
雑貨店の中には、たつやにとってはヨダレものの
アンティーク雑貨が所狭しと並べられている。
それにまわりの芝生がはられたガーデンには、
トヨタ製のボンネットバスや、小さな小屋がいくつも建てられていて、
その空間は、まさに別世界だった。
まさか宗像大社を出て、数分後には、
こんなところにいざなわれるとは・・・
やっぱりたつやはツイテル♪

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その昔は幼稚園だった敷地に、
雑貨店&カフェや小さな小屋がいくつも建てられ、
それぞれの建物の中には、これまた物語があるのだ。
まさに、たつやの理想に近いカフェ&雑貨店がここにあった。

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お店の中を見せてもらった後に、
お茶をお願いしようとしたら、
この日はお休みだったようで、
たまたまオーナーさんがいらっしゃる時間に訪ねたという
とてもラッキーなタイミングだったようだ。

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折角なので、お店の外のガーデンもゆっくり見せていただいた。
実はこの九州への旅は、大人2名とちびっこ1人だったのだが、
殊の外、ちびっこがココがとても気に行ったみたいで、
帰る様子がまったく見られない・・・。

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ちっちゃな小屋の中を覗くと、
子どもが大好きなミニキッチンがあったり、
大きな車のオモチャが収納されている。
ちびっこはその車を引っ張り出してきて、遊び始めると
もうすっかり根っこが生えてしまった。

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しばらくすると何とオーナーさんが、
アイスコーヒーとジュースを持って来てくださったのだ。
お店自体がお休みだったにも関わらず・・・
その心遣いに感激した。

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あまりにもいいところで、
ブログに載せたい写真がいっぱいありますので、
2回に分けて紹介したいと思います。

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Patina パティーナ
福岡県宗像市深田916
0940-62-2319
営業時間:10時〜17時(火〜金)10時〜18時(土日)
定休日:月曜日
http://patina-m.com/





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記事:2666



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2016年07月19日

Patina その2@宗像市

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Patinaはどこを切りとっても、絵葉書のようになる・・・
いろんなところを写真に撮ったのですが、
後から見て、ホントに素敵な一枚のポストカードと
なるようなショットがたくさん撮れました。

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この日は、太陽の日差しが結構強かったのですが、
暑くもなく寒くもなく、
ほんのわずかな風がとっても心地よく、
芝生に座っていても、
テラスでお茶をいただいていても、
とにかく抜群の居心地で、
ここが日本なのかわからないような錯覚に陥るくらいです。

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ここにいるととても心が豊かになっているのがわかります。
うちのちびっこも、すっかり気に入ってしまったようで、
キッズハウスから、クルマのオモチャを出してきて、
夢中で遊んでいます。
うちにいると常に誰かと一緒に遊びたがる彼も、
ここでは一人でずっと楽しそうに遊んでいました。
その様子をずっと近くで写真を撮っていましたが、
後から見て、ホントにいい顔をしていました。

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お店がお休みだったこともあるのでしょうが、
この2時間弱は、たつやたちだけの貸切でした。
ガーデンに建っている小さな小屋は、
オーダーをすれば一畳5万円ほどで建ててくれるのだそうです。
キッズハウスは3畳なので、15万円で施工までが可能と聞いて、
鯖江まで来てもらえないかなぁ?なんて考えたほどです。

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ガーデニングも本当に素敵です。
錆びた鉄モノと植物を組み合わせとかがまた最高です。
経年劣化していく風合いが見事に調和されていて、
こんなにセンスのある方ってどんな方だろう?
会ってみたいと真剣に思ってしまいました。

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この日は素敵な奥様?だけがいらしてたのですが、
もしまた行くことが出来たなら、会ってみたいなぁ。
クルマで帰る際にも、最後までお見送りをしてくださいました。

今度は、いつ行けるかわかりませんが、
絶対に再訪したいPatinaさんです。

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Patina パティーナ
福岡県宗像市深田916
0940-62-2319
営業時間:10時〜17時(火〜金)10時〜18時(土日)
定休日:月曜日
http://patina-m.com/








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2016年07月23日

宮地嶽神社:嵐のJALのCMの舞台

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嵐が神社の石段を掛け登って、
子どもたちから光の道を教えてもらうJALのTVCMを知っていますか?
本当にあるんだ光の道って…
あの鳥居からずっと伸びた一本の道の正面に太陽が沈むシーンが印象的だが、
このCMを見た時に、この神社は何処にあるのだろうと思った。

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便利な世の中になったもので、
インターネットで『JAL 嵐 CM 光の道 神社』と入れて検索すると、
すぐに宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)という名前が出てきた。
福岡県にある神社で、このCM以来、
嵐ファンがたくさん訪れているようなことが書いてあった。

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その時は
へー、いよいよレイラインがメジャーになってきたなぁ…、
こんな風景も機会があれば見てみたいなぁ
とただ漠然と思っただけなので、
正直、神社の名前さえも忘れてしまっていた。
ところが宿を予約する段階で勘違いをしていたことが幸いして、
まさかの宮地嶽神社のすぐ近くのホテルに宿泊したのだった。
ロビーに宮地嶽神社のパンフレットがあって、
それを見るまで宮地嶽神社のことなど、忘却の彼方へ消えてしまっていた。

あれ?この神社…えっ!?もしかして嵐のCMの神社?

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旅先では毎回、予期せぬラッキーが次々に起きるたつやですが、
今回もすごい偶然で、宮地嶽神社に参拝させてもらえることになりました。

宮地嶽神社に到着したのはお昼を少し回っていました。
太陽の光は益々強くなり6月とは言え気温もぐんぐん上がっていました。
少し離れた無料駐車場にクルマを停めて、少し歩きます。
参道の両脇には十数軒のお土産屋さんや食べ物のお店が立ち並んでいますが、
平日ということもあって、割と静かです。
そこからは石段があります。
ちびっこが歩きたくないというので、おんぶして上がって行きました。
鳥居を3つくぐって、振り返るとあの景色が広がっていました。

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おお!これはすごい!海まで一直線やね。

この直線状に太陽が沈む様子は、
それは感動的だろうなぁ・・・。

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石段を登り切った次の鳥居の向こうにご神山が見えます。
いかにも神様がいらっしゃる感じの山でした。
普通じゃない感じがヒシヒシ伝わって来るのです。
後から調べてみると、この山は1600年前、
九州北部王朝のまさに聖域だったのだそうです。

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凄い神門を通り抜けると、拝殿があります。
ものすごく太い注連縄にまず驚きました。
人間と比べるとその大きさがよくわかります。
これは日本一の大きさです。

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本殿の屋根には新しい金箔が貼られていて、ピカピカです。
これはこのご神山全体が古墳となっていて、
その石棺の中から出土した黄金の装身具や、
この地に伝わる九州北部王朝の口伝から、
古来より宮地嶽に祀られる神は、
崇高かつ有福な神として慕しまれていたことが由来しているようです。

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こんな素晴らしい神社に偶然お詣り出来たのも、
勘違いでホテルを取ったことが原因ですが、
なんてラッキーなのでしょう。
たつやの九州の旅はまだ続く〜

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宮地嶽神社
福岡県福津市宮司元町7-1
Tel : 0940-52-0016







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posted by たつたつ・たつや at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月27日

昆虫賛歌

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もしかすると、今夜はNHK第一放送のラジオ深夜便
『日本列島くらしのたより』をお聴きになって、
たつやのブログを訪れてくださった方が
たくさんいらっしゃるかもしれませんね。
ようこそ『たつやの感性見聞録』へ。
もうかれこれ12年目に入り、記事の数も今日で2669個となりました。

またよろしければ、ブログにも遊びにいらしてくださいね。
一番下にキーワードが載っていますが、そこをクリックしてくれると、
(例えば、今日の昆虫という文字です。)
そのワードに関する記事を見つけることが出来ますので、
ご興味のある分野を覗いてくださいね。








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青い空に白い雲がニョキニョキしてくると
ここ北陸福井も梅雨明けして本格的な夏を迎えます。
たつやは昭和34年7月29日の暑い日に生まれました。
そのせいか、夏は大好きです。
小学生の頃、7月の声を聞き、半ばを過ぎると
もうすぐ夏休みがやってくる、自分の誕生日がやってくる、
という何かわけのわからないワクワクした気持ちになりました。
あれからもう半世紀近く経つのに、
お恥ずかしい話ですが今でも何となくウキウキしてくるのです。
もう夏休みなんてないにも関わらずです。
そして8月に入り、お盆が過ぎて、ヒグラシが鳴き始めると、
なぜか物悲しくなり、不思議な焦りを覚えるのです。
その原因ははっきりわかっています。
あ〜〜、宿題せんとあかん〜〜、楽しい夏休みが終わってしまう〜
という焦りと悲しい気持ちが今でも身体に染み付いているのだと思います。

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上:ウスバシロチョウ 下:彼岸花とアキアカネ

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たつやにとっての夏休みは、
家族で行った海水浴、近所のお寺の夏祭り、親戚の家での線香花火、
川遊び、野球などなどたくさんの思い出があるのですが、
たつやはもっぱら虫を採りに出かけていました。

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上;トラマルハナバチ 下:マメコガネの交尾

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たつやの家は明治の頃から印刷やをしていて、
たつやが子供の頃には、いわゆる番頭さんがいました。
その番頭さんが今風に言えば、ナチュラリストでして、
植物や鳥、山菜や昆虫までとても詳しい人でした。
小さい頃はバッタや蝉を捕まえていましたが、
小学校低学年からは男の子なら誰でも好きだった
カブトムシやクワガタなどの甲虫類に夢中になりました。
その番頭さんと一緒にクヌギの木がたくさんある山の中へ入って行くと、
樹液が出ているところにカナブンやクワガタやカブトムシが集まっていました。
そんな木が見つからないときは、その番頭さんは適当な木を見つけて、
脚でその木を蹴るのです。
そうすると、ボツッ、ボツっと音がして、上からクワガタが降ってくるのです。
上を見ていると茂みに落ちた時に見失ってしまうので、
必ず下を見ていなければなりません。
落ちたところへ一目散に行って、地面を探します。
家に帰る頃には虫かごがいっぱいになっていたものです。

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上:ホバリング中のミツバチ 下:ハキリバチ(ちょっといたずら心で邪魔してます)

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ホソアシナガバチの巣を襲うスズメバチ

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その虫好きは中学生になっても変わりませんでした。
中学一年生の私の理科の先生は、最初の授業の一時間をずっと蜂の話だけをしました。
私はその日の放課後、理科室を訪ね、もっと蜂のことが知りたいとお願いして、
その日の夜に先生の家に遊びに行く約束をしたのです。
昔はそんなことが簡単に許される時代だったのですね。
先生の家には、ものすごい数の蜂の標本が置いてありました。
その中には、この世のものとは思えないほど美しい蜂がいて、
こんな蜂はどこにいるのですか?と聞くと、
茅葺の家があるところなら大抵いるよと言われ驚きました。
それからたつやは毎週日曜日にその先生と一緒に昆虫採集に出かけ、
蜂にどんどんのめりこんでいきました。
大学では昆虫学研究室に入り、卒論も虫のことでした。

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この3枚はちょっと気持ち悪いという方もいらっしゃるかもしれませんが、
蛾の幼虫を襲うアシナガバチです。
一番やわらかいところを肉団子にして、巣へ運びます。


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社会人になってからは、さすがに虫たちから離れてしまいましたが、
ブログを始めた10年くらい前からは
出かけた先で見つけた虫たちの写真を撮ることも時々あります。

実はとても感動したことがありました。
逢いたいと想い続けて50年…ほぼ諦めかけていた出会いが唐突にやってきたのです。
昆虫少年だったたつやには、
子どもの頃には手が届かない存在だった虫たちがいくつかありました。
図鑑の中だけで見たり、実際に見つけても遠くを悠々と飛び続ける姿だけだったりして、
決して網に入れて実物を目の前で見たことがない虫たちです。

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上:アザミの中にいるのはカメムシです。
下:なかなか見ることがないウチワヤンマ。

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上:ニジイロゴミムシダマシ 下:コスモスとアキアカネ

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トンボの王様はオニヤンマですが、
この種類は結構どこにでもいてよく捕まえていました。
同じヤンマの中までギンヤンマというそれはそれは美しいトンボがいます。
まさに憧れのトンボだったのですが、捕まえたことは一度もありませんでした。

やがて、その昆虫少年たつやは、いつしか昆虫おじさんたつやになりました。
虫取り網がデジタルの一眼レフカメラに変わりましたが、
虫に対する想いは変わらないたつやに、
多分一生に一回あるかどうかのチャンスが巡ってきたのです。

ある日のことでした。
美しい水にしか生育しないと言われている
梅花藻(ばいかも)の可憐な花の写真と撮りに行った時のことです。
緑色のメタリックカラーに輝く一匹のトンボが水面スレスレに飛んで行くのが見えました。
瞬時にギンヤンマの雌だと思いました。
目で追っていくと、私が写真を撮っていた
ほんの10メートルほど先の梅花藻の上に留まったのです。
たつやは思わずカメラを構えました。
数枚のシャッターを切って画像を拡大して確認すると、間違いなくギンヤンマでした。
どうやら尻尾を水中に入れて産卵しているようです。
これはもしかするともっと近づけるかもしれないと思いました。
細心の注意を払い、川の反対側に渡り、地べたに寝そべりました。
そして息を殺して匍匐前進です。
スラックスとワイシャツだったことなんてすっかり忘れていました。

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数枚撮って、30センチずつ近づく・・・
ということを何度か繰り返すうちにギンヤンマとのその距離は50cmになりました。
彼女はたつやの存在も目の前に伸びてきたレンズにも気付いているようで
しきりに目をキョロキョロしたのですが、
『ま、いいかぁ・・・産卵中だし』という感じだったのです。
おかげで、目の前で彼女をじっくり眺めることが出来たのです。
なんて幸運なのでしょう。
私は小躍りしながら家に帰り、
パソコンの画面に映った美しいギンヤンマを何時間も眺めていました。
それがこの写真です。

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亡くなった父から聞いたことがありました。
夏休みの夕方、家の前に水を蒔くと、
とこからともなくギンヤンマが何匹もやってきたと・・・

それだけ自然が豊かで虫たちが身近にいたということなのでしょう。
最近は赤とんぼさえ町中では見かけなくなりました。
たつやの子どもや孫の時代にも、こんな虫たちが身近にいることを祈っています。

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上:アサギマダラ 下:シジミチョウの交尾

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カメノコテントウ

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深夜便の中でお話したことと、ほぼ同じ内容のことを書いています。
今までに撮った虫たちの写真と一緒にお送りしました。








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posted by たつたつ・たつや at 22:52| Comment(4) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする