往復2000km、0泊3日というハードスケジュールでしたが、
やはり行ってみないと、その現状はわからないと思いました。
これから何が出来るかを考えていきたいです。
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御船町役場を出て、支援物資を
御船町と契約しているという民間の倉庫へ運ぶこととなり、
町の職員さんが先導してくれました。
役場から10分ほどの距離にある大きな倉庫でした。
既に別の大型トラックが支援物資を運んで来ていて、
その荷台からたくさんの物資が降ろされていました。

その頃から雨脚が強くなり、一時期は土砂降りとなりましたが、
倉庫の責任者の方がトラックをうまく誘導してくださって、
後の扉を軒先のギリギリまで着けることが出来ました。

そこから大量の荷物を降ろして種類別にコンテナに載せ、
崩れないようにラップを巻いて、
それをフォークリフトで倉庫奥へと運ぶのですが、
その手際の良さに思わず見とれてしまいました。
若い男性で、とにかく早くて正確で、
しかもいつもニコニコしながら仕事をしているのです。
この彼は凄い!
ちょうどお昼休みの時間からの搬入になったので、
昼食もとらずにずっと仕事を続けているのです。
この倉庫自体も震災で中の壁が剥がれ落ちて、
かなりの被害を受けたようですが、
そんなことは気にしていられないという感じで、
たつやたちが運んだ物資を、
元気よく手際よく運んでくれたのです。


その合間にも垣内産業の垣内社長は、
ベッドやパーテーションの作り方の注意点などを、
御船町の職員さんのために一生懸命書いていました。

全部、荷卸しが終わった後に、
あまりの仕事の手際の良さと、
いろんなことに対してセンスがあることに
感動したと彼に伝えました。
都会から帰って来たばかりで、
この震災にあったのだそうですが、
彼のような人がいるのであれば、
間違いなく町は元気を取り戻すという確信を持ちました。
別れ際に名刺交換をし、その彼、上田寛朗さんと
フェイスブックを通じてのお友だちとなりました。

それから福井県よろず支援拠点のチーフコーディネーターの先織さんと、
垣内社長、そしてたつやの3人が、熊本県よろず支援拠点を訪ねました。
先織さんは全国のよろず支援拠点会議や研修会で、
熊本県のチーフコーディネーターの鹿子木康さんとは
何度かお会いしているのですが、
たつやは初めてで、少し緊張しての訪問です。

最初は相談部屋で鹿子木さん自身が被災した時の様子を伺い、
その大変な避難所での生活や家の被害の話から、
熊本県のよろず支援拠点として、
熊本県内の中小企業の支援活動をどうするかという
話まで聞かせていただきました。

そして2台だけですが、ここへ段ボールの簡易ベッドを持ち込み、
垣内社長がその組み立て方や使い方などを説明しました。
こちらのよろず支援拠点のスタッフの皆さんも、
ほとんどが被災され、何日も避難所生活を送ったり、
家の中では寝れずに車の中で寝泊まりしている方もいらっしゃいました。
誰もがベッドがあっという間に組みあがる様子や軽さと丈夫さに
感心していました。

今後は福井県よろず支援拠点としても、
たつや個人としても、福井で生活しながら、
何かしら熊本や大分の支援が出来ることをしたいと思っています。

ひとつ嬉しかったのは、福井県よろず支援拠点でご縁があった
大野市の大門屋という呉服屋さんが、
たつやたちが熊本に行ってることを知り、
熊本名物を仕入れて、それらをお店で
チャリティ販売をしてくれることになったのです。
その仕入を仲介してくださったのが、
熊本県よろず支援拠点です。
こんなカタチの支援も出来る
という良い見本になったと思います。

往復2000km。
行き14時間、滞在時間10時間、帰り12時間。
ハードな熊本往復でしたが、
いろんな意味で行かせていただけたこと、
本当にありがたく感謝しています。

ご一緒させていただいた垣内産業の垣内社長、垣内常務、
福井県よろず支援拠点の先織チーフコーディネーター、
鯖江市の小林剛さんに心より感謝しています。
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