こうしてブログで新年のご挨拶させていただくのも、
10回目となります。
いつも『たつやの感性見聞録』を訪れてくださいまして、
またランキングの応援もしていただき、心より御礼申し上げます。
今年も出来る限り、ブログを更新していこうと思っていますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
平成28年の年明けは、北陸の福井県では経験したことのないような、
穏やかな三が日を迎えました。
雪のないお正月というのは、何度かありますが、
3日間、太陽が顔を出すお天気で、とても温かい日でした。
たつやが知っている50年以上の中でも、初めてかも知れません。
元旦には、お天気に誘われて、少し離れたところへ初詣に行くことにしました。
大好きな若狭一の宮の若狭姫神社、そして若狭彦神社です。
ここへは、もう何度も来ていますが、いつも不思議なエネルギーをもらえます。
境内に入るだけで、空気感も地面や空からのエネルギーががらりと変わります。
姫神社さんは、女の神様ということもあってか、
とても明るい雰囲気を持った大らかな雰囲気を持っています。
優しい空気に包まれていると言った感じでしょうか。
本殿左手にそびえる千年杉の真下に立って、その巨木を見上げると、
何とも言えない心地よさに包まれます。
一方、彦神社さんは、参道を上がっていくと徐々に、
凛とした空気に包まれて、神門の前まで来ると、
これから先は神域だということがはっきり感じます。
姫神社で感じる優しい感じはありません。
ピンと張り詰めた雰囲気で、厳かな感じがヒシヒシと伝わってきます。
彦神社でちょっと不思議な写真が撮れました。
光とレンズが偶然織りなした一枚かも知れませんが、
可愛い男の子に神様の光が届いているような感じです。
ココまで来ると、もう少しだけ足を延ばして神宮寺へ行きました。
2か月後にはココで『お水送り』神事が執り行われます。
正月とは思えないほど、神宮寺境内も穏やかです。
神宮寺には入ることが出来ます。
ここには、神様と仏様が同じ本堂に安置されています。
神仏混合が当たり前だった時代の名残のこのお寺にはあります。
ですから、神宮寺でのお詣りは、柏手を打つのが習わしなのです。
境内左手奥にある『閼伽井(あかい)』からはコンコンと水が湧き出ています。
この聖水を3月2日のお水送り神事では、鵜の瀬まで運び川に流すのです。
それが10日後、3月12日に東大寺二月堂の『若狭井』に届き、
お水取り神事が行われるのです。
この水が柔らかくて、とても美味しいのです。
閼伽井のすぐ横にある椎の木。
樹齢は500年を超えています。
もの凄い存在感で、特に根っこがすごいです。
地面からのエネルギーが螺旋状に出てるのでしょう。
根っこから木の下の方は、ねじれています。
その後は、小浜湾に沈む夕陽を見に行きました。
何と美しい風景なのでしょう。
陽が沈むと気温はぐっと下がって来るのですが、
それを忘れてしまうような、素晴らしい景色で、
しばし見とれていました。
新年早々、こんな風に神様に歓迎していただいて、
とても幸せなスタートとなりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
たつ・たつ・たつや
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