昔っから、晴れ男だったたつやですが、
旅先でもいつもいいお天気に恵まれます。
もしかすると、たつやを歓迎してくれているのでは?
と考えることにしています。
旅先では特に、景色や人、お店や食べ物までが、
一期一会だと思っています。
先日、雨晴に行って来ました。
ここは家内の叔母さんの家があるので、
今までに何度か来たことがあります。
小学生の頃は、夏休みは何日もこの叔母さんの家で過ごし、
毎日のように海で泳いでいたという話を聞いていて、
羨ましい思い出があるなぁと思った場所でした。
この日は、朝から雲一つない天気だったので、
今日はきっと美しい立山連峰が見られるのではないか、
という期待を持って、アクセルを踏みます。
高岡市から国道415号線を北上します。
雨晴(あまはらし)は富山湾の時計で言うと
午後8時半くらいに位置しています。
なので、海の反対側、4時に位置する立山連峰が、
海の向こう側に見えるというとても景色のいいところです。
但し、天候の条件がかなり揃わないと、
立山連峰を見ることは出来ません。
高岡駅から氷見駅まで、氷見線というローカル線が走っています。
立山連峰と美しい海岸線を走る氷見線は、
撮り鉄にとって、聖地かも知れません。
こんなところへ来ると、たつやもまたいつか
鉄道の写真を撮る旅に出たいと思ってしまいます。
この雨晴(あまはらし)という地名が好きです。
何と心地いい響きでしょうか。
それに雨が晴れる・・・というのがまたいい!
何でこんな素敵な地名になったのかと前から思っていたのですが、
今回、その謎が解けました。
JR雨晴駅から高岡方面に少し歩くと、大きな岩があり、
その上に小さな神社があります。
1187年、義経一行が奥州平泉へ向かう途中に俄雨が降り出したため、
弁慶が岩を持ち上げ、その陰で雨宿りをしたという伝説が残る。
「雨晴」という地名はこの伝説に由来する。
義経岩の上には義経神社が建てられており、
「義経の腰掛」や「弁慶の足跡」といわれる跡が残っている。
なるほどそういうことだったのか。
あらためて、雨晴っていい名前だなぁ・・・
折角なので、義経神社にお詣りしました。
祠の真後ろには遥か立山連峰がはっきり見えます。
これは推測に過ぎませんが、もしかすると霊峰立山を神体としている
雄山神社の方向に向いているのではないでしょうか。
地図上で確認すると、意外に合ってるかもしれません。
それにしても、何と雄大な景色なのでしょう。
この光景は、義経の時代も、そしてそのずっとずっと昔も、
同じ風景だったのだろう・・・
昔の人は、ここで何を思ったのだろうか・・・
午後からは薄らかかっていた靄が晴れて来て、
立山連峰のその雄大な姿を見せてくれました。
一日中、この辺りで過ごしましたが、
時を忘れて海や山の風景を見ていました。
こんな最高のお天気の日に来ることが出来て、
何て幸せなのでしょう。
歓迎されているのかな。
ありがたいな。
夕陽で少し赤くなった立山連峰です。
北陸のブログランキングに登録しています。
応援のポチリがたつやの元気の素です^^
記事:2558