一路岩手を目指します。
北陸自動車道で新潟まで、そこから常磐自動車道で郡山へ。
東北道に入り福島県の本宮インターで降りました。
というのは東京から参加するメンバーと本宮駅で待ち合わせしているからです。
予定より1時間半ほど早く着いたので、本宮駅近くで行くところがないかと探すと、
この本宮という地名の由来となったという安達太良神社があることを知りました。
インターから国道4号線を北上すると、
右手に安達太良山のなだらかな山の陰影が見えました。
穏やかで本当にいいところだなぁと思っていました。
ナビに沿って神社前に着きました。
参道の左手に何台かの軽トラや作業車が停まっていました。
近くの住宅の庭で作業する人たちを見て、
造園やさんか何かと思っていたら、
そうではなくて除染作業をしているところでした。
本宮は福島第一原発からかなり離れていると思っていた私たちは、
その現実に少なからずショックでした・・・
安達太良神社は長い石段を登っていくのですが、
その両脇には杉やケヤキの巨木が立っています。
この石段をあがっていくと神門の向こう側に
安達太良神社の本殿が見えます。
光が向こうから差して、そこの焚き火かなにかの煙がたなびいて、
幻想的な世界です。
境内にあるたくさんのケヤキの大木から、
葉っぱが次から次へと落ちてきます。
それをお世話されている方が、竹箒で集めていました。
安達太良山といい、この神社といい本当にのどかで美しいところです。
この近くで除染をしなければならないことが嘘のような光景でした。
本宮駅へ今回のメンバーの紅一点のなっちゃんを迎えに行きます。
車の中は今までオッサンばっかりだったのですが、
なっちゃんの登場で、ようやく明るくなって、目指すは一関市です。
安達太良神社(あだたらじんじゃ)
福島県本宮市本宮字舘越232
安達太良神社は福島県本宮市にある神社である。
式内小社飯豊和氣神社の論社である。旧社格は県社。
創建は平安時代の1146年(久安2年)と伝えられ、
安達太良山の神々と大名倉山の神々を勧請し里宮とした事が始まりとされ、
氏子達からは「明神様」と呼ばれている。
また、近隣地域に点在する安達太良神社の総本宮であることから、
鎮座地の名前が「本目村」から「本宮村」となったとされ
「本宮」という地名の由来になったとされる。
もう少しガンバリマス。応援してね♪
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