それなのに毎日のようにたつやのブログを訪問してくれる人は、
何百人もいらっしゃいますし、更新していないにも関わらず、
ブログランキングの応援もしてくださる人がいて、
本当にありがたいと感謝しています。
やっぱり間は空いたとしても、ブログは続けて行きたいと思いました。
6月に開催した『マルシェワンダーランド in FUKUI 2015』
というイベントの実行委員長をしていたのですが、
そのプレッシャーからなのか、4月下旬から7月下旬までは、
ずっと体調がすぐれず、ふらふら状態でした。
夏生まれの夏男のはずのたつやが、夏前に夏バテしていました。
連日の猛暑が堪えるのは、年齢のせいもあるのでしょうが・・・。

今年の夏休みはどこにも行かずに、身体を休めようか!?
なんて思ったくらいで、こんなことは生まれてこの方はじめてでした。
だけど8月16日に大好きなフラメンコダンサーで演出家の佐藤浩希さんたちが、
静岡県掛川市のお寺で、フラメンコとお経のコラボをするという話を聞いて、
やっぱり出かけることにしました。
それに折角、静岡に行くのであれば、大井川鐡道に行こうと、
結局14日のうちに静岡入りしたのでした。

1970年、小学生だったたつやは、
父からもらったコダックのインスタントカメラで、
大阪万博で建物の写真を撮り始めました。
いつどういうきっかけだったのかはあまり覚えていませんが、
小浜線辺りで蒸気機関車の写真を撮るようになり、
中学になった頃にはすっかり蒸気機関車に魅せられてしまいました。

その頃、テレビや雑誌で「消えゆく蒸気機関車」
などというタイトルの番組や特集が組まれ、
蒸気機関車が残っている国鉄の路線が専用雑誌が発売されていました。
たつやが愛読していたのは『SLダイヤ情報』という雑誌で、
蒸気機関車の専用時刻表でした。
客車か貨車か? 勾配はどうなっているか?
撮影ポイントはどこか?など、まさにSLマニアのための本でした。


中学に入ると、夏休みはもちろん、春休み、冬休みを利用して、
信州や山陰の方まで、ひとりで蒸気機関車の写真を撮りに出かけました。
まだのんびりした時代だったのでしょうが、
父は黙って、たつやがすることを応援してくれていました。
ブログに何度か書いたこともありますが、
中学3年春に念願の北海道へ行く前に、
父は「いい写真を撮るには、いいカメラも要るからな」と
本格的一眼レフカメラと、望遠レンズを買ってくれました。
14日間の蒸気機関車おっかけの旅はあっという間に終わってしまいましたが、
その時のことは、五感で今でも覚えているのです。


大井川鐡道で、間近で蒸気機関車を見ていると、
40年前の感覚が蘇ってきました。
この音!この匂い!この感触!空気感までが、
瞬時に思い出させてくれました。

あぁ!ここはたつやにとって、まさに天国なんだ!
幸せの原点がここにある!
そう思うと、ずっと疲れていたはずの心と身体に、
エネルギーが充電されて来るのが、わかるのです。

トーマスやジェームスの機関車もありました。
お久しぶりのポチを^^;

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