2015年02月01日

おちょぼさん再訪

鯖江商工会議所のサービス部会に所属しています。
サービス部会主催で、商売繁盛祈願ツアーを企画することとなって、
岐阜県にある日本三大稲荷の千代保神社へお詣りに行って来ました。
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岐阜県海津市にある千代保稲荷神社(通称おちょぼさん)に行くのは、
3回目ですが、毎回行く度に思うことがあります。
それはこのさほど大きくない神社がひとつこの地にあるだけで、
この周りの商店街がすべて成り立っているという事実です。

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平日であっても、かなりのお客さんで賑わっています。
参道の両側やその路地には、たくさんのお土産物店や、飲食店、
八百屋や漬物店などがずらりと並んでいます。
その数は100軒をゆうに超えるでしょう。

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お詣りに行くのが本来の目的なのでしょうが、
このおちょぼさんはお買いものツアーに入れられるくらい、
お客さんはたくさんの買い物をするそうです。
そう思いながら、門前町を歩いていると、
それらの価格の安さに驚きます。
特に野菜や果物などの食品がずらりと並んでいて、
市価の半分から3割引きくらいの価格設定になっているのです。

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さておちょぼさんへお詣りするには、
まず入口でお供えを買います。
稲藁で結んだ油揚げと蝋燭1本、50円です。
それを持って、蝋燭に火を灯します。
次に拝殿の箱の中に、油揚げをお供えし、
お賽銭を入れて、お詣りします。
この日は平日でしたが、
参拝客が途切れることなく、次から次へ続いていました。

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もうひとつ、おちょぼさん名物と言えば串カツです。
料金後払い、食べた串を渡して計算してもらいます。
1本80円という手軽さと、揚げたての熱々を食べられること、
それにウスターソース味と、ドテ煮のソースをつけて食べることが出来ます。

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今回は一番の有名店、玉家でいただきます。
中で食べることも可能でしたが、立ち食いがまた楽しい!
会議所の人たちと一緒になって、アツアツを頬ばります。
湯気が上がっている様子がまた食欲をそそりますね。

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門前町にはたくさんのお店が並んでいるのですが、
出発時間までの間、たつやはショッピングを楽しみました。
どちらかといえば、よく買い物をする方なので、市場価格がわかっています。
そのためか?地元でも買えるものなのに、安くて新鮮という理由で、
かなりのお買いものをしてしまいました。

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おちょぼさんツアーで買ったものリスト・・・

★土付きのレンコン(12.3本は買いましたかね^^)
★こんにゃく
★カリフラワー
★ニンジン
★ナスの漬物
★デコポン
☆飛騨牛の切り落し・スジ・豚肩ロースブロック・業務用ソーセージ
(☆これは帰りに養老にある精肉専門店で買いました)
全部食品というまるで主婦のお買いものですね^^;


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今年も商売繁盛!

益々、上気元でガンバリマス!







千代保稲荷神社(ちよぼいなりじんじゃ)は、
岐阜県海津市平田町三郷1980にある稲荷神社である。
京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに、
日本三大稲荷の一つともいわれることもある。
地元の岐阜県西濃地方など中京地方では
お千代保稲荷(おちょぼいなり)と呼ばれることが多く、
通称「おちょぼさん」として親しまれている。
祭神は大祖大神、稲荷大神、祖神。
商売繁盛、縁結び、合格祈願などにご利益がある。
伏見稲荷や豊川稲荷と比べるとかなり小規模だが、
年間250万人が参拝している。
特に正月三ヶ日や月末月始の月並祭、15日は大変混雑する。
商売繁盛の神社という特色上、同じ西濃地方の南宮大社などに比べ、
税理士などの専門職も含め自営業者の参拝が多い。







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ラベル:岐阜県 神社仏閣
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2015年02月02日

Ichigo-Don @カフェ・コイル

かおりの、紅ほっぺ、とちおとめ、あまおう、とよのか、さちのか
あきひめ、女峰、アイベリー・・・

イチゴの種類ってたくさんあるんですね。
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フルーツって、ちょっぴり贅沢な感じがします。
子どもの頃のフルーツと言えば、
バナナとみかんくらいしか食べてなかった気がしますが、
40を過ぎたくらいから、フルーツ好きになってきました。
たつやが一番好きなのは、桃です。
ジューシーな完熟の白桃は最高に美味しいフルーツの女王だと思っています。
次のクラスは、洋ナシ(ラフランスやルレクチェ)や葡萄類(シャインマスカットが好み)、
次いでメロンや柑橘類を好んで食べます。

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あ、そうそう今日はイチゴの話題でした。
イチゴも大好きですが、この時期が一番美味しいですね。

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たつやが時々、お茶を飲みに行く越前市の新興住宅地の中にある、
コイル』というカフェがあります。
このお店のプチデコケーキが美しくて美味しいのですが、
昨年末から、新メニューを開発すると言う噂を聞いて行って来ました。
ちょうど試作品を作っている日に遭遇しました。

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新メニューはIchigo-Don
その名の通り、イチゴが主役の丼です。
小さ目のカップにプチデコケーキの装いで、
イチゴのパフェのような感じでした。
今、話題の福丼県も意識しての新メニュー開発だったので、
フルーツを使ったスイーツ丼の試作品でした。

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あーでもないこーでもないといろんな人たちからの意見を参考にして、
12月上旬に、カフェ・コイルのIchigo-Donが完成しました。
何と言っても一番の特徴は、越前市の専業農家の明城ファーム
超新鮮なイチゴを100%使っていることです。

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丼という定義があるのかどうかはわかりませんが、
やっぱり中にお米が入っている方が丼っぽいということで、
何とコイルでは米粉のロールケーキが中に隠れているのです。
もちろん福井県産のコシヒカリの米粉を使って、コイルで焼いています。

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他にバナナやイチゴのジュレ、フルーツグラノラが入っている
贅沢なIchigo-Donとなりました。
新鮮な地元産のイチゴがたっぷり入ったIchigo-Donは、
美味しくいろんな食感が楽しめる一品に仕上がっていました。

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イチゴ大好き!スイーツ大好き!というアナタ、
是非この時期だけのオリジナルスイーツ丼はいかがですか〜^^

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カフェ・コイル cafe coil

福井県越前市稲寄町24-1-27
0778-25-5115
営業時間:10時〜21時
定休日:水曜日
http://www.cafecoil.com/







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ファニチャーホリック@越前市

無垢材を使った家具や小物って、いいですよね〜。
たつやも木工の真似事をしていますが、やっぱりプロは凄い!
ファニチャーホリックの山口さんの工房に行って来ました。
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1990年代半ば頃、池田町の木工の販売所に立ち寄った際に、
幅6cm、長さ35cm、厚さ9mmくらいの木片が量り売りされていました。
手に取ると、木肌が美しい軽い木で、
これを使って何か作ってみたい!と突然思いました。
籠に入れて秤に乗せて、数百円を払って家に持って帰りました。
その頃は電動工具は何にもなく、ノコギリと錐とサンドペーパー、
金槌に釘というもっともシンプルな木工スタートでした。

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その時に初めて作ったのが、トイレットペーパーホルダーでした。
ペーパーをカットする部品はサランラップの切るための
金属の刃を再利用し、雑貨店で買った木馬を正面に取り付け、
丁寧にペーパーがけした結構かわいくて
実用的なトイレットペーパーホルダーでした。

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そのことがきっかけとなり、どんどん木工の楽しさを知り、
その後は家具やお客さんのキッチンを手掛けたりしたこともありました。
10年ほど前に、木工工房が欲しいと、アメリカ製のキットハウスを購入し、
それをセルフビルドしました。
数年前までは結構、工房にこもって木工三昧の日を送ったこともありますが、
最近ではめっきりそんな時間が少なくなっていきました。





さて、数年前に越前市にUターンしてきた家具職人さんがいます。
ファニチャーホリックという会社の山口祐弘さんです。
たつやにすれば憧れの職業の方です。
ちょっとしたご縁が繋がったのですが、
プロの木工家の人と聞いたら、ますます興味が沸いて、
知り合った日から、あまり日が経っていない日に、
彼の工房を訪ねることとなりました。

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工房は越前市の郊外の大虫という地区の
建築会社の倉庫を改造したところでした。
おそらく資材を置いておいた倉庫のようで、
天井が高く、広い空間でした。
こんなところで木工が出来るなんて、素晴らしい環境だと思いました。

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最初に事務所で山口さんが作った小物やロッキングチェアなどを
見せてもらいながら、いろんな話を聞かせてもらいました。
ふるさと武生に帰ってきたのは、4年程前で、
自分の会社、ファニチャーホリックを設立したのは、
一昨年の2014年のことなのだそうです。

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木と木をつなぐにはいろんな方法があるのですが、
ホゾを切ってつなぐのが基本です。
たつやもそれの真似事はやっていますが、
山口さんがそれをするとモノの見ごとにピッタリあって、
つないだ後はビクともしません!

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その後は、いよいよ工房見学です。
いろんな機材が整っていて、見ているだけでわくわくしてきます。
大抵の機械は何をするものなのかわかるので、
余計に楽しくなってきます。
大きなパネルソーまであるのには驚きました。

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2階は木材の倉庫になっています。
ブラックチェリーの無垢板がありました。
こんな贅沢な材料を使って、山口さんに家具に仕上げてもらったら、
それは最高でしょうね!

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それにしても、山口さん、
とっても穏やかで真面目な木工アーティストさんです。
それに何かカッコイイ!
もっといろんなことを話してみたいと思いました。

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実は、たつやは山口さんに小物をひとつオーダーしてあります。
もう出来ているという連絡をいただいたのですが、
バタバタしていて、まだ取りに伺えていません。
またもらってきたら、このブログでも紹介したいと思います。

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山口 祐弘 (やまぐち ゆうこう)さんの経歴

昭和50年 福井県越前市生まれ
平成10年 近畿大学 生物理工学部 機械制御工学科卒業
  建設機械メーカー(株)タダノ入社 設計開発を担当
平成17年 同社退社
  長野県立上松技術専門校 木工科入校
平成18年 同校卒業
  特注家具メーカー(有)シティング入社
平成22年 同社退社
  越前指物工芸入社
平成24年 同社退社
  Furnitureholic設立


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Furnitureholic ファニチャーホリック
福井県越前市大虫町6-2
Tel/Fax:0778-43-5375
e-mail info@kaguchuudoku.com
http://www.creema.jp/c/furnitureholic







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2015年02月04日

海のお掃除

声に出して感謝を伝えるって大切だと思います。
黙っていても伝えられるっていうのはきっと違います。
ちょっとだけ勇気を持って、感謝の言葉を伝えたいと思います。
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高速道路のサービスエリアや病院、公共の施設で一生懸命、
トイレ掃除をしている人のことを、本当に素晴らしいと思います。

先日、日赤の男子トイレに入ったら、
しゃがみ込んで便器をタワシで掃除をしている中年女性がいました。
一心不乱に本当に一生懸命掃除をしています。
思わず植村花菜さんの「トイレの神様」のワンフレーズが
心の中に流れてきました。
きっとべっぴんさんなんだろうなぁ…

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さすがにその横の便器で用を足すのははばかれて、
離れたところへ行きました。
トイレを出る時に
『いつも綺麗にしていただき、ありがとうございます』
と声をかけました。
その女性は驚いたようにこちらを振り向き、
『いえいえ…』とだけ答えてくれます。
でもその笑顔がとっても素敵でした。

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たつやは大好きな斎藤ひとりさんの話を聞いて、
掃除をしている人を見かけたら、なるべく
『いつも綺麗にしていただき、ありがとうございます』
と言うことにしています。
声をかけると一様に最初はびっくりするようですが、
すぐに笑顔になります。

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以前は高い高速料金を払っているから、
トイレがきれいなのは当たり前だと思っていたのですが、
ひとりさんの話を聞いてからは、
いかに自分勝手で未熟だということに気づさせてもらいました。

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トイレを綺麗に掃除するのは、
やっぱり心がないと出来ないことだと思います。
だからそういう仕事をしている方を尊敬するようになりました。






さて小浜へ行く機会が多いたつやですが、
こんな掃除をしている場面に出くわしました。
最初は何をやっているのかわかりませんでした。

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冬にしては穏やかな日でした。
ちょうどお昼休みで食事に出て、
あまりのお天気の良さに少し散歩をしようと外に出た時のことでした。

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ユンボの先にはメッシュの金網が張ってあるザルのような爪がついていて、
港に流れ込んだゴミをすくって掃除をしているのです。

世の中、いろんな掃除があるのだなぁと眺めていました。
こういう方たちがいて、
港を出入りする船も安心して気持ちよく漁に行けるのだと思いました。

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重機の騒音でかき消されてしまいましたが、
声に出して言いました。
『いつも綺麗にしていただき、ありがとうございます。』

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ラベル:小浜市 風景
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2015年02月05日

村カフェ・アレコレのボルガライス

福井県、武生エリアのご当地グルメとして、有名になった『ボルガライス
たつやも30年ほど前から食べていて、
これは間違いなく『まちづくりになる』と確信していました。
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福井県越前市の旧武生界隈で、かなり前から
ボルガライス』なるご当地グルメが存在する。
たつやもこのオムライスの上にトンカツが載っていて、
ドミグラスソース系のソースがかかっている食べ物が好きで、
いろんな店の味を楽しんでいた。
まだブログさえ書いていない時期の頃なので、
写真などもあまり残っていないが、
それでも過去には何度かボルガライスのことを記している。

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数年前にボルガライスをこよなく愛する人たちが、
日本ボルガラー協会を設立し、
その代表になったのがその名もボルガチョフさん(笑)
れっきとした日本人で、ちゃんとした本名もある。

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実はその彼とは不思議なご縁があって、
たつやが某高等学校のPTAの会長をした時に、
生徒会長だったのが、ボルガチョフさんだ。
当時から、学校祭で盛り上がって、なぜかその場で坊主にした?
という伝説が残っていて、なかなかユニークな生徒会長だと思った。

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そして再会したのは、鯖江市で行われている
骨董蚤の市『誠市』の実行委員会だった。
その後、彼は越前市内の某所で働くこととなり、
プライベートはボルガチョフとして、精力的に活動している。

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そのボルガライスは日本ボルガラー協会の頑張りもあって、
その後コンビニ弁当に採用されたり、
一時期JALの機内食として出されたことがあったり、
武生エリアの学校で給食として出されたり、
様々なマスコミにも取り上げられ、その知名度は飛躍的にアップした





少し前のことになるが、お隣石川県の片山津へ行った時に、
カボチャ村の一角にある村カフェ・アレコレへ立ち寄った。
このお店は営業時間も長いし、ドリンクからスイーツ、食べ物に至るまで、
相当数のメニューがあるため、地元のお客さんに加えて、
片山津温泉に来た観光客などに人気があって、
いつもお客さんが溢れている。

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内装もなかなか面白く、初めて行った時は、
キョロキョロ店の中を回って歩いたほどだ。
メニューも見てるだけで楽しくなるほどで、
注文した後も、結構読んでしまう。

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メニューを見ていたら、ボルガライスセットというの目に止まった。
福井県発祥ご当地オムライス』というコピーを見て、
福井県人のたつやとしては、ちょっとうれしくなった。
写真付きなので、初めてこのメニューを見た人でもわかるようになっている。

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もちろん、ボルガライスセットを注文した。
しばらくして運ばれてきたボルガライス。
おお!見た目も色鮮やかで、素晴らしい!

オムライスの上には少しケチャップ、その上にトンカツ、
それにウスターソースが少しかかっている。
そしてたっぷりのビーフシチュー?

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このスタイルは、アレコレ風アレンジだろう。
スープ、サラダ、ドリンクのセットで1480円(税別)
ちょっぴり贅沢なお昼ご飯となったが、、
満足+満腹の美味しい納得のランチでした。

まさか片山津でボルガライスを食べられるとは思わなかったな^^

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ボルガライスとは・・・

ライス・たまご・トンカツ・お店のこだわりソース(カレーは除く)
が重なり合った絶品グルメ!!


福井県越前市の武生地区には、
このボルガライスが30年以上前から地元の人に食べられていた。
しかし、一番気になる名前の由来や発祥のお店については、
いくつもの説があり謎に包まれている。

【名前の由来その1 ロシア料理説】
ロシアにたまごを使った「ボルガ」という料理があり、
同じたまごを使った料理ということで「ボルガライス」とした。

【名前の由来その2 イタリア地方説】
イタリアのボルガーナという地方で食べられていた料理に似ている
ということがから地方名をとり「ボルガライス」とした。

【名前の由来その3 ボルガ川連想説】
ボルガライスのオムライスの部分がロシアのボルガ川で
そこをわたるイカダがトンカツという
見た目から連想して「ボルガライス」とした。

そのほかにもボストンライス説、ロシアの車「ボルガ」説、
ボルガ店名説など様々な説が飛び交っている。


日本ボルガラー協会のHPより抜粋
http://volga-rice.jimdo.com/

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村カフェ・アレコレ
石川県加賀市片山津温泉丁12-1 かぼちゃ村ビル1F
0761-74-8562
営業時間:9時〜25時
ラストオーダー:23時半
不定休


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2015年02月09日

うみの宿『さへい』@南越前町

『たつやのへしこ』は今年も5月には出来そうです。
今年は通常バージョンが100本、
専用の木製樽につけたスペシャルバージョンが25本がただ今熟成中です。
そのへしこの先生が、うみの宿『さへい』さんです。
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数年前に、福井市呉服町にあるフラットビル2階で、
まちづくりのワークショップが開催され、たつやも参加しました。
その時に、まちづくりのキーワードを参加者から集めたのですが、
その中に『ヘレン』というカードがありました。
東京から来られている先生は、そのカードを見て少し首を傾げて、
「え〜っと、ヘレンって何ですかね?」
と参加者に向かって聞きました。
誰も書いた覚えがないのか?皆がポカンとした顔つきに・・・。

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少ししてから、誰かが、
「それってへしこじゃないですか?」
そうなんです。
へしこを、ヘレンって読んだのです。

そして始まったのがへしこ作りのワークショップ、
その名も『ヘレンプロジェクト』でした。
ずっと前からへしこを作ってみたいと思っていたたつやは、
イの一番に参加を表明し、それ以来3年間へしこを作り続けています。

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さて、南越前町の旧河野村糠地区にうみの宿「さへい」さんがあります。
そこの南さんご夫妻がへしこの先生なのですが、
普段は料理民宿を営んでいるので、
時々、ランチや食事に行くことがあります。

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ご主人がつい最近まで船に乗っていた漁師さんで、
息子さんも跡をを継いで、漁師や海産物の移動販売などもやっています。
それに定置網があるので、食材には事欠きません。
そのため、当たり前のように、超新鮮な魚介類が並びます。

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女将さんは、おばあちゃんから教えてもらった河野村に伝わる
伝承料理を完全に自分のものとしていて、
それはそれは美味しい食べものを作ってくれます。

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ある日のことでした。
ランチに行くと、
「たつやさん、鮪の胃袋とかマコとか食べるか〜?」

と聞かれました。
その手の珍しいものには目がありません。
「食べるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」

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これこそ漁師さんしか食べられない希少部位です。
獲れた大きな魚はその場で〆て血抜きをして、内臓を取ります。
ですから一般市場にはあまり出回らないのだそうです。
たつやも釣り好きの友人がくれる新鮮な大型の魚の内臓は、
とても美味しいので、捌いている途中のおやつで食べます。

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鮪の胃袋は初めて食べましたが、
コリコリしていて、とても美味しかったです。
さすがにコレは普段は食べられない特別メニューですが、
通常の刺身定食や海鮮丼は常に人気メニューになっています。

ヘレンプロジェクトの後に、
さへいの厨房にて、たつや考案の『へしこアボカド丼』を
作って皆で試食しました。
概ね、好評だったので、少し改良したら定番メニューになるかも^^


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さへいさんは、魚料理が中心の民宿なので、
もちろん宿泊宴会や、食事会などの会合や通常ランチ、
それにさへいオリジナルのへしこや加工品など扱っていたり、
今の時期だとスボガニを頼んだり・・・
様々なニーズに応えてくれるスーパー民宿なのです。

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福井県にお越しの際には、ご宿泊して、
美味しい海の幸と、河野村に伝わる伝承料理を堪能してみませんか〜?
たつやおすすめの宿&料理です。
たつやのブログを見た〜って言うと何かいいことあるかも^^

うみの宿さへい
福井県南条郡南越前町糠12-21
0778-48-2738
http://www.sahei.gr.jp/








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2015年02月12日

万葉線の旅・電車編

富山県高岡市、たつやのかみさんの実家がある町です。
今までに何度も行ってますが、万葉線に乗ったのは初めて。
それはそれは楽しい旅の始まりでした^^
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組合の仕事で、中国人研修生を富山空港へ送り終えたのは11時を過ぎた頃だった。
このまままっすぐ福井に帰るには、もったいない。
子どもの頃からの習性というか習慣というか、
寄り道にこそ、最高に楽しい旅のエッセンスが含まれていると信じている。
犬も歩けば棒に当たる・・・くらいだから、
たつやが歩けば素敵なご縁に当たるかも♪

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高山方面に行くことも考えたが、
まだまだ雪が多いことと、帰りが岐阜経由で、
また雪道を走らなければならないので、
8号線を南下することとした。

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目指すはかみさんの実家、高岡市。
そう決めた時から、今日こそ市内を走る路面電車に乗ろうと決めていた。
実家を訪ねたたつやを見て、義母はいきなりの訪問で驚いていたが、
空港から帰る途中に立ち寄っただけで、今から電車に乗ると告げると、
「あ〜、そんなんやがちゃ、行ってこられ。
最近は駅がきれ〜いになって、わたしら行っても、よ〜わからんちゃ」

と高岡弁で送り出してくれた。

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実家から駅までは近いので、車を置いて、
必要最低限の荷物とカメラだけを持って、駅へ向かった。
確かに、新しく建て替えられたJR高岡駅は、
以前の面影を残さない近代的な建物になっていた。
一番驚いたのは、昔はその路面電車は駅の前に停留所があったのに、
今では引込線が作られ、駅の中まで入っていることだった。

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万葉線・・・なんとも言えない響きのこの路面電車。
JR高岡駅前から市内と通り、新湊市までを走る。
車両は1輌または2輌編成で、総延長13kmほどの電車線だ。
名前の由来はと言えば、
かつて越中国守として高岡の伏木に赴任した大伴家持が、
『万葉集』の編集をはじめ、数多くの歌を残したことにちなんで、
1980年(昭和55年)に「万葉線」という愛称が付けられたのだそうだ。

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JR高岡駅正面に向かって右手に万葉線乗り場がある。
立派な待合室があって、これは万葉線だけでなく、
路線バスやその他のお客さんも利用できる。
目を引いたのは大きなドラえもんのポストがあることだ。
このドラえもんポスト、当然郵便物を投函することも出来るが、
さすが高岡、高岡銅器で作られている。
どうやら、以前は高岡市美術館に置かれたいたものを、
昨年、このJR高岡駅の待合室に引っ越してきたのだそうだ。

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これは後からわかって後悔したことなのだが、
このポストから手紙やはがきを投函すると、
「藤子・F・不二雄生誕80th記念」の特別消印が押されるとのこと。
また近いうちにリベンジに行かないと(笑)

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万葉線の電車は便利なことに15分間隔でやってくるので、
あまり待たずに乗ることが出来る。
しばらくは高岡駅で電車を撮影することにした。

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電車が駅に着く度に、何人かの乗客が降りてくる。
こんな寒い雪の日でも、屋内のプラットホームなので快適だ。
降りてくる人たちの大半は高齢者。
いかにこの電車が高齢者たちの足になっているかが窺い知れる。
だけど電車の運転手さんは皆、割と若い人が多い。

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何台目かの電車を見送ろうと、カメラを構えていた。
電車の扉が閉まって、動き始めた時に、
後から走ってきたおばあさんが、傘で電車のガラスをバンバン叩いて
「ちょっとまってちゃ!」と。
当然のように電車は止まり、おばあさんを受け入れて出発。
電車に乗ったおばあさんは何事もなかったかのように、
ケロリとして、窓際の席に座ったのが見えた。

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駅にずっといても仕方ない。
いよいよ電車に乗って出発です。
乗って、適当な駅で降りて歩いて、
また乗って降りて歩いて、写真を撮って・・・
小雨の冷たい風の中だったけど、鉄ちゃん気分と旅気分を併せて
たっぷり楽しむことが出来ました。

どうせ乗るなら、前々から乗りたいと思っていた車輌がありました。
それは万葉線を走る『ドラえもんトラム』です。
この電車のことはまた次回のブログでちゃんと説明したいと思。

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あ、そうそう今週の土曜日、2月14日はバレンタインデーですね。
この日、万葉線ではバレンタイン電車なるものが運行されるようです。
高岡駅10時発と13時半発の電車の中で、
『特製チョコどら焼き』が先着各50人にプレゼントされるそうですよ。
たつやも近かったら、乗ってチョコどら焼きを食べてみたいのですが^^;








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2015年02月13日

万葉線の旅・ドラえもんトラム編

万葉線に乗りたい理由の半分はこのドラえもんトラムに乗ることでした^^
昔っから鉄道は好きでしたが、武骨な蒸気機関車以外にはあまり興味を示しませんでした。
だけど路面電車だけは、どことなく可愛いと感じていたたつやです。
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高岡市出身の漫画家藤子・F・不二雄さんの代表作「ドラえもん」は、2112年9月3日に誕生。
ドラえもんトラムはドラえもんの「生誕100年前」を記念して、
2012年9月に運行を開始しました。
藤子氏のふるさとである高岡から、藤子氏が漫画を通じて子どもたちに伝え続けてきた
「夢」「希望」「友情」「勇気」「大いなる好奇心」を、全国に向けて発信し、
未来に伝えていきたいとの思いから、
(株)藤子・F・不二雄プロのご協力を得て実現したものです。
車内外にドラえもんのキャラクターがデザインされており、
とても人気なトラムとなっています。
ドラえもんトラムに乗りに高岡を訪れてみましょう。


とやま観光ナビのホームページを見るとこのような説明でした。

DSC_2705.jpg

運行が始まった2012年から期間限定で、翌2013年8月末までの
一年限定運行だったのが、人気があったため、
今年の8月末まで延長されたのだそうです。
その恩恵を受けて、今回のドラえもんトラムで万葉線の旅に出ることが出来ました。

DSC_2779.jpg

高岡駅に入ってきた万葉線の運転手さんに、
今度のドラえもんトラムは何時に来ますか?と尋ねると、
この2本後、30分後ですねという答えが返ってきた。
それならこのホームでドラえもんトラムを待とう!

DSC_2762.jpg

電車が到着しますとのアナウンスと同時に、向こうから、
青い車体で一際目立つ電車がやってきました。
これがまさにドラえもんトラムなのです。
テンションが上がります^^

DSC_2756.jpg

たつやの他にドラえもんトラムに乗るために
待つ人結構多いだろうなぁと思っていたのに、
待っていたのは2組の親子連れでした。
それに、どう見ても、町のおじさんやおばちゃんが、
たまたま来た電車がドラえもんトラムだったという感じで、
乗り込んできました。
入り口はピンクのどこでもドアです。

DSC_2715.jpg

電車の運転手さんは、とっても感じのいい女性でした。
たつやが一日乗車券が欲しいと伝えると、
ありがとうございます!と笑顔で答えてくれ、
その乗車券に今日の日付を手書きしてくれます。
これがあれば、この日一日、万葉線はすべての区間でフリーパスです^^

DSC_2717.jpg

いよいよ出発です。
万葉線の前半はほとんどが町の中の大通りの真ん中を走るので、
クルマとの並走になったり、電車の前を人や車が横切ったりします。
なので、運転にはかなり気を遣わなくてはならないのです。

DSC_2750.jpg

DSC_2720.jpg

電車の中にはガラスにはシルエットのドラえもんキャラクターが、
天井にはカラーのキャラクターが、そしてあちこちに、
ドラえもんの秘密のポケットから出てくるアイテムが描かれています。
大人でもテンションが上がるのですから、
きっとドラえもん好きの子どもにとっては、
本当に夢の電車なのではないでしょうか?

DSC_2735.jpg

DSC_2775.jpg

たつやも一通り、写真を撮って、席に座りました。
反対側にはおじさんの二人組が何やら談笑しているよう。
そのガラスにはドラえもんが描かれていて、
その組み合わせがとても絵になります。

DSC_2723.jpg

たつやはこのドラえもんトラムに乗って、
終点の越の潟のひとつ手前の駅、海王丸駅まで行くことにしました。
というのは、折り返して帰ってくるドラえもんトラムの写真を撮るためと、
車窓から見える街並みや風景で気に入った駅を覚えておいて、
帰りに何か所か降りて歩こうと考えていたからです。

DSC_2757.jpg

ドラえもんトラムの旅はなかなか快適です。
のんびりとして、あったかくて、楽しくてワクワクするひとときです。

DSC_2771.jpg

駅と駅が近いので、降りる人は前もってベルで知らせます。
降りる人がいなくて、駅にも人影が見えない時は、
アナウンスがあり、通過することもあるようです。

DSC_2788.jpg

その後は、好きな駅で降りて、歩いて、写真を撮って、
また乗って、歩いて・・・の繰り返しです。
たった半日足らずの万葉線の旅でしたが、
十二分に満喫出来たひとときでした。

残念なことに、このドラえもんトラム
今年の8月いっぱいまでの運行ということらしいので、
暖かくなったら、うちのお孫ちゃんと一緒に乗りに行こうと思っています。







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posted by たつたつ・たつや at 23:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月15日

万葉線の旅・岡山寛さんの絵との出会い

「鶴瓶の家族に乾杯」が大好きだった父の三回忌が今日行われました。
万葉線での旅は、まさにそんな旅だったように思います。
旅先で岡山寛さんという方が描かれた円空仏の絵との出会いでした。
父は仏像がさほど好きだったという訳ではありませんが、
何故か円空仏だけは、いいと言ってたことを思い出しました。
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万葉線の旅も後半です。
まだまだ寒い日でしたし、小雪がちらつくような日だったので、
そろそろ高岡市内に戻ろうと思って電車に乗りました。

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乗ってすぐに、吉久駅という駅で降りました。
どうやらこのエリアに旧街道?があって、
そこに千本格子の古い町屋が残る場所があると
パンフレットに書いてあったからです。

誰一人として歩いている人はいません。
ただどこをどう行けば、どんなところに出るかは、
長年の旅の感覚で、何となくわかります。
町の作りというか、匂いというか・・・

DSC_2904.jpg

歩いていくとほどなくそういう建物の一部が見えました。
まだ屋根雪が残っていて、しずくが落ちてくるので、
軒先を歩く時は気を付けないと濡れてしまいます。
ゆらゆらガラスが入った家は、昔は畳やさんだった建物でした。

DSC_2898.jpg

少し歩くと格子戸が連なる町屋が数軒つながっていました。
その中に、控えめな暖簾がかけてある家がありました。
ん?何かのお店かな?
とは思いましたが、看板もありません。
中から明かりがもれていたので、覗いてみると、
雑貨が並んでいるようでした。
ガラガラと戸を開けて、
「ここでお茶とか飲めますか〜?」
と聞くと、中にいた女性が、
「はい、大丈夫ですよ」
と返事をしてくれました。

DSC_2912.jpg

中に入ると町屋の雰囲気を十二分に生かした空間の
カフェ&ギャラリーとなってました。
広い板張りの部屋には囲炉裏があり、
炭に火が入っていました。
その囲炉裏端に座り、まずは暖かい珈琲を。

DSC_2922.jpg

メニューを見ていて、驚いたのが、
カボチャのケーキ100円という価格です。

今どき、珈琲350円でもありがたいのに、
手作りケーキが100円って、まさに感激の価格です。
当たり前のように税込です。
もちろん、追加注文をしました。

DSC_2918.jpg

最初にこの「さまのこ屋」に入った時に、目に入ったのは、
仏像の水彩画でした。
はじめは版画なのかな?と思ったのですが、
一枚一枚描かれた水彩画でした。

DSC_2923.jpg

仏像の絵と、書いてある文字にもとても魅かれました。
じっくり全部の絵を見てまわりましたが、
どうしても気になる一枚がありました。
それは十一面観音菩薩立像を描いた一枚でした。
説明文を見ると、これは青森県にある円空仏を描いたものらしく、
たつやが魅かれた理由がわかりました。

DSC_2915.jpg

今日、三回忌を迎えた父が、
円空が作った仏様が好きだと言っていたことと、
たつや自身も岐阜県のお寺で見た円空仏の
なんとも言えない不思議な魅力を感じたからなのだと思います。

お店には品のいい女性店主と、常連さんらしい男性がいて、
たつやが万葉線に乗ち継いでやってきたことや、
適当な駅で降りて、歩いてこの末吉について、
偶然見つけたこの店にたどり着いたこと、
それにかみさんの実家が高岡市であること、
この絵の素晴らしさ、作者の方の話など、
いろんな方面の話に花が咲きました。

DSC_2914.jpg

そしてちょっと気になっていたことを聞くことにしました。
「この絵って販売してらっしゃるのですか?」
「えっ?いやぁ、展示してるだけなので・・・
でもちょっと本人に聞いてみましょうか?」
と言って、絵を描かれた方に電話をかけたのでした。

いきなり、電話を本人に代わりますからと言われ、
受話器を渡されたのですが、何と切り出せばよいのか。。。
とりあえずよろしければ譲ってほしいとだけ告げると、
その絵を描かれたご本人がここへ来るということになりました。

DSC_2934.jpg

しばらくして、その岡山寛さんが来られました。
はじめましてとご挨拶をしました。
いきなり来て、この絵が気に入って譲って欲しいというたつやに対しても、
どちらかと言えば飄々とした表情で受け答えしてくれます。
普段は絵を売ったりすることはなく、好きで描いていると言われました。
昔から絵は好きで、万葉線の絵やこの街並みの絵を描いていたのですが、
ここ数年は仏像ばかり描いているのだそうです。
そして快く絵を譲ってくださったのです。

DSC_2916.jpg

たつやにとっては、父の三回忌法要の直前に
この絵に出会えたことは奇跡でした。

この日に富山空港への送迎があったこと。
富山空港の帰りに、高岡へ行こうと思ったこと。
高岡では万葉線に乗ろうと思ったこと。
吉久の駅で降りたったこと。
歩いていて偶然見つけた「さまのこ屋」に入ったこと。
この絵に魅かれたこと。
岡山寛さんに出会えたこと。
この絵を譲り受けたこと。
そして今日、父の三回忌にこの絵を飾れたこと。。。


これらすべてが偶然ではなく、全部つながっていたのだと思います。
そういうご縁をいただけたことを、本当にうれしく思います。

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※写真は六渡寺駅前にあった古い洋館『牧田組』は国の登録有形文化財



たつやは幸せなことに、
旅先ではいつも素晴らしい出会いがあります。
今回も忘れられない素敵な旅になりました。
もう少し暖かくなって、桜が咲くころに、
またこの地を訪れてみたいと思います。

さまのこ屋
富山県高岡市吉久2-3-14
0766-82-7113
営業時間 10:00〜17:00
定休日:月曜・火曜







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posted by たつたつ・たつや at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月19日

昭和レトロのアサヒ軒@加賀市

前を通る度に入りたい!と思っていた昭和レトロな中華屋さん
「アサヒ軒」にようやく行くことが出来ました^^
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加賀温泉駅から、国道8号線に向かう道沿いに
何ともレトロな中華料理店があります。
その道は何度も通ったことがあって、
その店に入りたい!と思うのですが、
なぜか今までご縁がなくて入ったことがありませんでした。

写真00948.jpg

そしてようやく念願叶って、その店『アサヒ軒』へ行くことが出来ました。
ちょうど富山からの帰り道で、夕食をどこで食べようか
迷っていて思い出したのがこのアサヒ軒でした。

写真00950.jpg

ところで、たつやが寅さんファンになるきっかけをくれた友だちがいます。
加賀市在住で、まだ30代なのにいつも雪駄を履いているおっさんで、
皆からと〜ちゃんと言われ、親しまれています。
若いのに寅さんファン20年以上?なので、
何と男はつらいよシリーズを全巻持ってるツワモノです。
以前、何本か貸してもらっていて、その後を借りたいので、
と〜ちゃんに連絡を入れたら、一緒にアサヒ軒へ行こう!
という話になったのです。

写真00959.jpg

アサヒ軒に到着してから入店までに時間がかかりました。
と〜ちゃんよりかなり早くと〜ちゃくしたのですが、
その時間を待つには何の苦労も要りません。

入り口にはミゼットが置かれ、
その横には何とミラーマンの乗り物があります。
若い人にはどちらもなんじゃそれ?
と言われそうですが、どちらも昭和時代にはヒーローでした。

写真00947.jpg

♪ あ〜さやけの光の中で立つ影はミラーマン、ミラ〜マァン ♪

ついついテーマ曲を口ずさんでしまうたつや(笑)
横から見たり、正面から見たり、角度をいろいろ変えて見学です^^;
アサヒ軒のマークや文字も超レトロ。
昭和グッズ好きにはたまらない聖地かも知れません。

写真00949.jpg

中に入ると二重扉のようになっていて、
冷たい風が入らないようになっています。
そのわずかな空間で待っていてくれたのはペコちゃんでした。
ついつい頭をなでてしまいます。
この手の大きなキャラクター人形は、ほとんどが首振りタイプなので、
頭を触ると、顔が動くのです。
そんなことを意識しているわけではありませんが、
習慣というのは怖いもので、無意識で頭を触っていました。

写真00952.jpg

入店してみると思ったほど広くありませんでしたが、
返ってこれくらいの席数の方が好感が持てました。
狭い店内はほとんどお客さんでいっぱいでしたが、
ラッキーなことに座敷席がひとつだけ空いていました。

写真00954.jpg

写真00951.jpg

そのうちと〜ちゃんも来て、
メニューを見ますが、このメニューがまたレトロでいいんです。
アサヒ軒のオーナーが子どもの頃から集めてきた昭和レトログッズが
たくさんあって楽しいのですが、メニューひとつに至るまで
徹底的にレトロなのです。

写真00957.jpg

もやしラーメンと炒飯と餃子を注文。
しばらくすると、髪を三つ編みにした若い女の子が運んでくれました。
笑顔がとってもいい子で、こっちもテンションがあがります。
こういう子がいると、お店の中も明るくなりますね。

写真00955.jpg

食べている間にも、次から次へとお客さんが出入りして、
常に満席状態です。
どのメニューも美味しいし、お店の雰囲気もいいので、
人気店なのも納得です。

写真00956.jpg

本当はレトログッズをひとつひとつじっくりと見たかったのですが、
混雑時はさすがに叶わず、次回は開店同時くらい(笑)に行きたいと思っています。

写真00958.jpg

タイムマシンに乗ってやってきた!

そんな昭和の匂いがプンプンするのがアサヒ軒です。

写真00953.jpg

アサヒ軒
石川県加賀市弓波町ヨ66
0761-72-1998
営業時間 11:00〜14:30 17:00〜21:30
定休日:木曜 (祝日の場合は営業)






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posted by たつたつ・たつや at 06:42| Comment(10) | TrackBack(0) | 店グルメ・和食・アジア他編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月23日

小浜の路地裏散策で見つけた喫茶店

知らない町をカメラ片手に歩く旅はとても楽しいです。
いろんな出会いが待っていてくれるものです。
ありがたいな〜、ずっと旅をしていたいと思っています。
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小春日和のある日、小浜漁港から街中まで歩く機会がありました。
このような機会があれば、たつやは街中の繁華街や大通りではなく、
一本も二本も裏通りを選んでのんびり歩くことが多いかもしれません。

DSC_5923.jpg

公園では小さな女の子2人とお父さんとおじいちゃんという
珍しい組み合わせの親子に出会いました。
太陽が温かく、外で遊んでいてもまったく寒くない日でした。
上の女の子は滑り台を一人で降りることが誇らしげで、
下の女の子は、ちょこちょこ走り回っていたけど、
まだまだ足元がおぼつかないといった感じの姉妹でした。

DSC_5864.jpg

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公園を後に、裏通りを歩くことにしました。
古い町並みがそのまま残っている地区で、
今までに車で何度か走った道ですが、
歩くのは初めてのことです。

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あちこちに昭和の匂いが残っています。
というか平成の匂いがほとんどしない・・・
と言った表現の方が正しいかもしれません^^;

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京都で見かけるような歩いて入るしかない路地や、
昭和レトロな食堂の看板や街並みは、
そのまま映画のロケに使えそうな雰囲気を漂わせています。

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少し歩くと、緑色の浮き輪とやはり緑色のドアが目に留まりました。
以前に車で通った時も気になったお店で、どうやら喫茶店のようです。
小さな看板には『Syphon coffee SUMIYAKI』と書かれています。
そ〜っと中を覗いてみると、お客さんがひとりいました。

DSC_5929.jpg

「こんにちは〜、コーヒー飲めますか?」

「はいはい、どうぞ〜」
折角、サイフォンで珈琲を入れてもらえるなら、
正面に座った方がいいと思い、カウンターに座りました。
どうやらそのお客さんとオーナーさんは、
たつやが外で写真を撮っていたことを話していたようです。
一体、何者が来たのだろうって(笑)

DSC_5933.jpg

ボックス席に座ってテレビを見ていた人は、
お客さんではなく、オーナーのおかあさんということでした。
店を初めて40年以上経っていて、
オーナーのお母さんは九州で一人暮らしをしていたが、
7.8年前から小浜に移り住んだのだそうです。
こんな風に身の上話や世間話に花が咲くのも、旅先ならではです。

DSC_5941.jpg

たつやが小学校に入る50年ほど前のことです。
薬局を経営していたちょび髭の親戚おじさんは、
いつも店先に置いてある大きなガラス製のサイフォンで珈琲を入れていました。
当時、たつやはそれが薬を作るための実験道具だとばかり思っていました。
その器具がサイフォンだったことは大人になってからわかりました。
今になって思えば、当時珈琲をサイフォンで入れていたおじさんは、
やっぱりこだわりの人だったのでしょうね。
あの薬局は薬の匂いより珈琲の匂いが漂っていたんだと思います。

ただ、あの頃のサイフォンって、もっと大がかりで大きなものだったように記憶しています。

DSC_5946.jpg

そんなことを思い出しながら、
オーナーさんがサイフォンで珈琲を入れてくれるのを見ていました。
竹製のヘラで珈琲を掻き混ぜる様子や、
ポコポコとガラスの容器に珈琲が上がっていく様子を、
眺めていました。

DSC_5934.jpg

たつやは家では、ほとんどペーパードリップで珈琲を入れるし、
たまにプレスやパーコレーターを使って珈琲を飲みます。
なので、こんな風にサイフォンで入れる様子を見て、
今、自分が頼んだ珈琲がどの行程を経ているかがわかるのが楽しいです。

DSC_5947.jpg

かわいい昭和レトロなコーヒーカップをお湯で温めて、
それに入れたばかりのサイフォンコーヒーを注いでくれました。
湯気があがって、いい写真が撮れました。

DSC_5944.jpg

昭和の喫茶店で飲むコーヒー。
とっても美味しく、懐かしい感じがしました。
小浜の小さな喫茶店、『ドン太郎』。
密やかに営業中です^^

ドン太郎
福井県小浜市小浜塩竈66
0770-53-2595






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記事:2447


ラベル:カフェ 小浜市
posted by たつたつ・たつや at 00:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『実生窯』新藤聡子の世界

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お気に入りの急須とカップで入れたお茶を飲むのは、
ささやかでも、とても贅沢なひと時だと思うようになりました。
忙しい合間を縫って、ほっと一息つける時間を持てる余裕が少しあれば、
より豊かな人生になると思います。

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若い頃は、器は何でも良くて、安い海外製の食器でも良かったのですが、
この年になると、食事やお茶はお気に入りの器でいただきたいと思います。
もし、それが地元の越前焼の作家さんが作ったものであれば、尚更です。
それに、その作家さんがどんな方で、
どんな想いで作品を作っているかを知り得たら、
よりその器に愛情を持つことが出来ます。

DSC_2036.jpg

たつやは幸いなことに、
何人かの越前焼の作家さんとお友だちのように付き合ってもらっています。
その中のひとりに、実生窯新藤聡子さんがいらっしゃいます。

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たつやは一つの夢を持っています。
それは写真展を開催することです。
もともと人の写真、ポートレートが好きなのですが、
職人さんやものづくりをしている方に魅かれます。
写真展では、その人の写真とその人が作ったモノとを並べて、
人様に見ていただけたらいいなぁと願っています。

DSC_2149.jpg

実生窯さんを訪れた日は、
まだまだ雪が残る寒い日でした。
クルマに置いておいたカメラが冷たくなっていて、
お邪魔した時には、レンズが曇ってしまい、
すぐに写真を撮ることが出来ませんでした。

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それを知ってか知らずか、
新藤さんが珈琲を入れてくださいました。
手作りのプリンまでいただき、
しばらく陶芸にまつわる話を聞かせてもらいました。

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たつやは新藤さんの作品をいくつか購入して使っていますが、
何とも言えない温かさを感じます。
色合い、風合い、飲み口の触感、両手で包み込んだ時の感触、
重み、カタチ・・・そのどれもに優しさがあります。
この器でお茶やコーヒーを飲むだけで、とても幸せな気持ちになります。

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今回、お伺いしてお話を聞いたり、
実際に器を作っている現場を目の当たりにして、
その秘密がわかったような気がしました。
カタチが出来た半乾きの豆皿に一本一本削って凹凸を作ることを、
シノギというらしいですが、
その行程ひとつひとつを丁寧に、
そして穏やかな微笑みを浮かべて仕事をしています。

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だからあんなに優しい波動を持っている器になるんだ!


きっと新藤さんの器を買った人たちには、
様々なドラマが待ち受けているのだと思います。
器と共に残る思い出やエピソードは数えきれないほど、
知らない場所で増えて行ってるのだと思います。
家族の団欒の中の温かい想い出だったり、
一人暮らしの生活の中で勇気づけたれたり、
恋人同士の想い出の一ページだったり・・・
もしかして落ち込んでる人を救ってくれたり。

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新藤さんって、本当に器作りが好きなんだなぁ・・・。
ちょっと無理をお願いして撮影させていただきましたが、
ずっと楽しそうに仕事をされていました。

残念ながら今年のマルシェワンダーランドには出店されませんが、
5月末の陶芸祭には出店されるそうです。
実生窯ファンの方はずっと待っていたと思います。
たつやも新作が待ち遠しいです。

この日、シノギをしていた豆皿はちゃんと予約してきました^^

DSC_2192.jpg

実生窯さんのHP
http://mishougama.p1.bindsite.jp/







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posted by たつたつ・たつや at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | たつやの好きなモノ・生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月24日

岩堀路子の世界2016

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福井在住の2人組の音楽ユニット『ナナ・イロ』岩堀路子さんは、
ミュージシャンであると同時にクレイアート人形作家さんでもあります。
先日久しぶりにみっちゃんから、連絡があり、なんだろうと思ったら、
たつやも共通のご家族をモデルにした人形が完成したので
写真を撮って欲しいということでした。

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みっちゃんが、人形を作り始めてから、
それらの作品の撮影をずっとしています。
どうしても人形作品は出来上がると何処かへ行ってしまうことが多く、
出来ればいろんな角度から撮った写真を残してほしいという
みっちゃんの願いで、たつやが撮影をさせてもらっています。

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最初に見た時から、その可愛さ、表情、細かな表現、芸術性に
驚きましたが、年々その腕を上げているのを感じます。
しかしながら最近は、人形教室や展示会で忙しく、
ゆっくり人形を作っている時間は、極端に少なくなってしまったようです。

写真00905.jpg 

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最近あまり撮影していなかったので、聞いてみると、
昨年はほとんど作品を作れず、出来たのはこの1点だけだったのだそうです。

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それにしても何と温かい家族が描かれていることでしょう!

池田町在住のDさんご夫妻と、その娘さん3人家族が登場します。
薪ストーブがあったり、床が板張りなのは、
カンパネルラをイメージしているのだそうです。

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言葉で伝えられることはとても少ないです。
しばし、みっちゃんの世界をご堪能ください。

写真00906.jpg

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記事:2449




posted by たつたつ・たつや at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月25日

同志社大学のキャンパス

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京都に行ったら一度は訪ねたいと思ってた場所があった。
観光地とか有名な神社とかお寺ではなく、
父が学生時代を過ごした同志社大学のキャンパスだ。

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昭和7年生まれだった父が同志社大学に入学したのは昭和25年。
戦後まだ5年という動乱期で、
連合国軍最高司令官総司令部いわゆるGHQの占領下にあった。
新しいもの、珍しいモノ、機械モノが好きだった父は、
入学と同時に同志社大学のグライダー部の門を叩いた。
制空権も日本にはなく、グライダー部とは言え、
自由に空を飛びまわることは出来なかったそうだ。

DSC_4905.jpg

自転車のチューブのようなゴムをつなぎ合わせて、
大きなパチンコのようなもの作り、それにグライダーを引っかけ、
それを皆で引っ張って、その力を利用して、飛ぶ練習をしたり、
時には小型機に引っ張ってもらい上昇、
その後ロープを切り離して、滑走路に降りてくる練習などをしていた。

DSC_4906.jpg

父は飛行機乗りに憧れ、京都での学生生活をグライダー部の一員として過ごした。
卒業時には、大手の航空会社に入るか、うちの稼業である印刷所の跡を継ぐか、
かなり迷ったと聞いたことがあった。
その頃、同じグライダー部に所属していた友だちや、
関西六大学のグライダー部の集まりは、その後もずっと続いていた。
年に一度の同窓会にも必ずと言っていいほど出席していた。
晩年父は年々仲間が鬼籍に入ってしまうことを悲しんでいた。

DSC_4900.jpg

それでも自分が幹事になると病床の身をふるい立たせて、
9人乗りの大型バンを運転し、食事場所や温泉の手配、
恐竜博物館の案内、お土産の手配まで、完璧なまでにこなしていた。
その後、そのバンに乗った時、トランクに新品の透明傘が9本あったので、
どうしてこんなに傘があるのか?と尋ねたら、
その同窓会用に用意したものだということだった。
話を聞いて、親父らしい!
と妙に納得したことを昨日のことのように覚えている。








DSC_4903.jpg

同志社大学に立ち寄れる時間は限られていた。
本当なら、ゆっくりキャンパスを歩いてみたいと思っていたが、
この日は他の用事がいくつも入っていて、
ほんの短い時間しか滞在することは出来なかった。

それでもキャンパスの雰囲気や、
父が若い頃にここで過ごしたという空気や香りを、
ほんのわずかながら感じることが出来た。

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ちょうどお昼時だったので、お昼ごはんを食べることにした。
ハンバーグランチは600円と言ううれしい価格。
今の学食って、こんなにお洒落なの!?と思うくらい素敵なたたずまいだ。
ヨーロッパのカフェを彷彿させる外観と、センスある内装は、
学食というイメージからは対極に位置する感じがした。
週末だったこともあってか、学生よりも一般客の方が多い感じだ。
厨房の中のスタッフは、若い人たちばかりで、
もしかすると同志社の学生さんがアルバイトしているのかも知れない。

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こうして大学のキャンパスにいると、また学生に戻りたくなる。
自分が過ごした東京の大学よりも、父が過ごした京都の大学の方が
何となくいい感じがしたのはどうしてだろうか?

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父の法名は『光雲院釋武徳』
今頃、光り輝く空でグライダーの上から、
同志社大学のキャンパスを歩くたつやを見ているのだろうなぁ・・・

秋の高い空を見上げた。








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記事:2450




ラベル:京都 レストラン
posted by たつたつ・たつや at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月26日

カフェ・イル ヴェンティチェッロ

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たつやさん、お茶しましょ〜と誘われたのはいいけど、
時間はあまりないし、外は雪がいっぱいだし・・・
行きたいカフェはいくつか頭に浮かんだけど、
近所で何処かないかな〜と思っていたら、
その友だちから、メールが入って、
『電車の駅のすぐ近くの普通の民家カフェがあるはず・・・
何か覚えられない名前なんだけど^^;』

と連絡が来た。

DSC_2021.jpg

そういえば、上鯖江駅の近くにそういうカフェが出来たという話は、
何度も聞いていたけど、意外に近過ぎて行ったことがなかった。
お店の名前も聞いたことはあったけど、
一度や二度ではとっても覚えられないようなネーミングだった。
と言うか、覚えようと言う気がないからだけど・・・

DSC_2029.jpg

こういう時はネットが便利。
調べてみるとすぐにわかった。
お店の名前は『カフェ・イルヴェンティチェッロ』

やっぱり簡単には覚えられない名前だと思った。

DSC_2019.jpg

北陸の冬特有の灰色の雲が広がっていた日の4時過ぎに、
初めてカフェ・イルヴェンティチェッロを訪れた。
聞いてはいたけど、本当に普通の民家がカフェになっている。
最近流行り?の民家カフェといった感じだ。

DSC_2031.jpg

お店に行くというよりは、
こじゃれた友だちの家に遊びに行くような感じがする。
玄関で靴をぬいで中に入る。
思わず「おじゃましま〜す」と言ってしまいそうな感じだ。

DSC_2016.jpg

中に入ると、ちょうど前のお客さんが帰ったばかりで、
他には誰もいなかった。
庭を見ることが出来るソファに座った。

コーヒーが美味しいと聞いていたので、
たつやは焙煎の濃いめのケニアを選んだ。
それに小腹が空いたので、チース入りのフレンチトーストを追加した。

DSC_2028.jpg

待っている間にお店の中を見学^^
お店の方に許可をもらって店内を撮影させてもらった。
夕暮れの時間だったこともあってか、
少し暗めの照明がより雰囲気を醸し出している。

DSC_2027.jpg

たつやの好きなサビニャックのポスターがあったり、
手作りのフラッグが飾られていたり、
アンティークのケトルがさりげなく置かれていたり・・・。

DSC_2026.jpg

普通の民家を大々的にリフォームしたのではなく、
ここまで和室の空間をカフェにアレンジ出来るというのは
とても興味深く、面白いと思った。
この店を訪れて、自分の家の一部屋を模様替えしてみようと
思う人はそこそこいるかも知れない。

コーヒーは噂通り、とても美味しく、
帰り際にオーナーさんに聞いてみると、
あわら市にある自家焙煎の『喜豆』の
豆を使っているということだった。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/140770731.html

イタリアンフードも評判がいいらしいので、
次回はランチをいただきに行こうと思っている。

地元、鯖江にもこんなお店が出来たことはとってもうれしいです。

DSC_2032.jpg

カフェ イル ヴェンティチェッロ
福井県鯖江市舟津2-3-14
080-3748-4466
営業時間 11:00〜19:00(月〜土)
     12:00〜17:00(日)
定休日:水曜日







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posted by たつたつ・たつや at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 店グルメ・カフェ・パン・スイーツ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月27日

たつやのフォトスケッチ2015冬編

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今夜は眠〜い。
ブログをする元気はまだ少し残っていますよ。
こんな夜は、ちょっと撮りためた風景写真を紹介します。
自然は時にはっとするほど美しい光を放つことがあります。

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週2日の通勤で通るのは鯖江の河和田方面へ行く道です。
朝日が眩しかったり、雲に隠れていたり・・・
寒い日は特に幻想的な世界を見せてくれます。

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小浜の中村商店さんにて。
アナゴの醤油干しを作っています。
これがまた最高に美味しいんですよね^^

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南条を走っていたら、やたらとカメラを持った人たちがいました。
そう、トワイライトエクスプレスの最後の勇姿を撮りに来ていました。
たつやも中学生に戻った気分で、トワイライトエクスプレスを待ちました。
撮影場所を探す時間の余裕がなかったのが残念です。

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若狭カレイが鯖江の老舗料亭に吊るされています。

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ようやく日が長くなってきて、温かくなれば、
カメラ片手の旅や散歩も増えていくと思います。

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posted by たつたつ・たつや at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする