2014年12月09日

河内の赤かぶの里を訪ねて

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河内集落は、1200年前に栄えた牛ヶ原荘園の古文書に記載があり、
赤かぶ栽培も古く平家落人伝説とともに伝えられている。
焼畑でされるかぶで、そのためか、肉質はやや硬く、
ほろ苦さのなかに甘味と辛味があって山菜風の独特な風味がある。
かぶの内部も赤く、酢漬けなどにすると色鮮やかな仕上がりになる。
7月下旬に野刈りし、8月上旬に野焼きしてタネ播きする。
焼畑栽培では、施肥も農薬防除もおこなわない。
10月下旬から、直径8cmほどに育ったものを順次収穫する。
「河内赤かぶら生産組合」が採種しているが、
県の伝統地場農産物等原種供給事業で原種保存がされている。
美山町とJA越前美山で、町特産品として支援をおこない、
また過疎・高齢化が進むなかでの伝統農法、焼畑栽培の維持を
民間団体「福井焼畑の会」が支援している。

知られざる北陸の食材ホームページより抜粋

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ずっと前からその赤カブの存在を知っていたが、
実際にどんなところなのか、
どんな方たちが栽培しているのだろうか、
本当に焼畑なんていう伝統的な栽培をしているのだろうか?
などの疑問を解決することはなかった。

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しかしながら、ちょうど一か月前のたつやが企画した
プライベートイベント(後日、詳細をブログに書きます)で、
福井特産の伝統的野菜や、様々な食材を集めることとなって、
この河内の赤カブを生産している人を探していた。

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生産者を紹介して欲しいとフェイスブック上で呼びかけたところ、
何と茨城県の人(ご両親は福井)から連絡をもらい、
うまい具合に彼女のおばあちゃんから
知り合いのNさんを紹介してもらえることになった。

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電話連絡をして、赤カブを譲ってもらいに行った。
旧美山地区へは何度も行ったことがあって、
河内のすぐ手前の伊自良温泉までは行ったことはあったが、
河内までは行ったことがなかった。

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指定された家に行くと、実に美しく力強い赤カブが並んで、
たつやを待っていてくれた。
これが噂に聞く河内の赤カブだ。
ほんの数時間前までは、山の中腹の急斜面の畑で育っていた赤カブ。
あまりの美しさに見とれてしまうくらいだ。
手に持つとズシっとした重さと葉っぱの瑞々しさが心地いい。

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お礼を行って、車で帰ろうと思ったが、晩秋の河内の景色が気になって、
カメラ片手に、ほんの短い時間だけど散策することにした。
河内のシンボルという大ケヤキが見える。
遠くから見るとさほど大きな木だと思わなかったが、
近づいてみるとその巨木に驚く。

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白山神社にお詣りすることにした。
石段を上がっていく度にいい気が流れてくる。
これらの食材や作ってくれた方に感謝して、
翌日に控えたイベントの成功を祈願した。

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11月8日、晩秋のいい一日でした。








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posted by たつたつ・たつや at 23:36| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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