おかげ様で本当に久しぶりに北陸のブログランキングで1位になれました。
気にしないでおこうと思っていても、やっぱり覗いてしまうたつやです。
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お盆後半はちょっとお出かけすることにしました。
残念ながらお天気は雨降り・・・
それでも旅気分は止まりません。
いつものように、特に目的を持たずに滋賀方面へ行くことだけ決めました。
最近は燃費を気にしていることと、高速道路がやたらと高くなったことで、
下道ばかり走っています。
今になって思えば、あの土日祝日、高速道路料金どこまで行っても1000円という価格は、
夢のような出来事だったと感じています。
さて、目的はないとは言っても、
ただ漠然と行ってみたいと思っていた農家レストラン?はありました。
滋賀県高島市の山奥にある自然の中のおしゃれなお店です。
ナビを頼りに、山道を登って行ったのですが、
本当にこの道を行って大丈夫なのだろうか?という不安にかられるくらいです。
厚い灰色の雲がかかっていたこともあって、山道は真っ暗でした。
しかし視界が広がると、高原のような台地に広い農地が現れました。
ソラノネ食堂は、その農地の真ん中に佇んでいました。
瞬間的に、ここはいい!と感じたと同時に、
このまま福井に持って来ても、採算が取れるかどうかはわかりませんが、
農家レストランをするなら、こんな店がいいと思いました。
福井県よろず支援拠点で仕事をするようになって、意識が変わって来ていて、
モノを見る目が少しづつ変化しています。
今までなら、自然の中の美味しくオシャレなお店という印象ですが、
どうしたらこんなレストランが福井で成り立つかを考えてしまいます。
こんな山の中にあるにも関わらず、
ソラノネ食堂はお盆休み真っ最中でたくさんの人が並んでいて、
入るまでに1時間かかりました。
こんなところへ一人でランチを食べに来る変わり者は僕くらいでしょうか。
待っている間に、雨の中でしたが、いろんなところの撮影をしました。
ご飯を炊く体験が出来る竈や、ソラノネ食堂の外観や、
辺りの様子を、カメラに収めます。
ランチは、ここで採れた野菜のヘルシーなおかずと、
竈で炊いた美味しいご飯の『かまどご飯セット』1400円を頼みました。
確かにご飯は驚くほど美味しく、思わずお代わり324円とこだわりの卵108円で、
卵かけご飯を追加で食べました。
メニューを見ていると、このご飯は近隣の契約農家さんの、
ミルキィクイーンとキヌヒカリを使っているとのことでした。
ご飯を炊くためのお水は、比良山系の美味しい湧水を使い、
かまどで薪を使って、毎日炊いています。
これで1400円のランチならば、採算は十分に合うと思います。
竈で炊かれたご飯は美味しくて、これだけでもPR効果があるし、
竈体験でご飯を炊くコースもあり、それも家族連れで賑わっています。
平日がどんな感じなのか気になりますが…
ただこんな素敵なレストランが一朝一夕で出来るものではなく、
2001年にこの地に、1000本のブルーベリーの木を植えました。
来られるお客様に喜んでもらえるレストランを考えている時に、
この場所に相応しい食は何かと考えた時に、
かまどに出会ったそうです。
そしてこのソラノネ食堂がオープンしたのはその7年後のことでした。
窓際に座って、眺める景色が実に美しいです。
雨に煙る緑の空間が目の前に広がっているのが、本当に癒されます。
何と言ってもココの一番の贅沢は、この景色なのだと思いました。
こんな素敵なコンセプトや、空間の農家レストランが、
我が福井にも出来て欲しいと願っています。
また行きたいですね〜
ソラノネ食堂
滋賀県高島市安曇川町田中4942-1
0740-32-3750
営業時間:10時半〜17時
定休日:木曜日
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