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最初にこの桜のことを教えてくれたのは父でした。
「知ってるか?味真野小学校の校庭のど真ん中にある大きな桜の木」
たつやが知らないと答えると、一度は行ってみるべきだと言った。
そして行けばわかると付け加えてくれた。
父は若いころから、やはり写真が大好きで、
どこかへ出かける時には、NikonやContaxの一眼レフカメラを持っていた。
一時期は8oフィルムカメラなどにも凝っていて、
カメラや映写機が家にあった。
ブログを書いていて思い出したが、
たつやが中学2年の時に、山陰本線の島根県の浜田機関区で、
その父の8oカメラを借りて、撮影したフィルムが何処かにあるはずだ。
D51型機関車がターンテーブルの上に乗って、
機関区に出入りしている映像を撮った記憶が蘇って来た。
今になって思えば、父はいろんな影響をたつやに与えてくれた人だった。
残念ながら昨年の2月に亡くなってしまったが、
人生を楽しむための幸せな魔法をいくつも教えてくれた。
そんな父も味真野小学校の桜の木の写真を何年も撮り続けていた。
たつやは1999年に初めて、その桜を見た。
あの日の感動は今でも忘れることが出来ない。
まさに声を失って、しばしその桜の大木を見つめていた。
圧倒的存在感でありながら、優しく包み込んでくれる桜。
たつやも、ここ12.3年は、毎年必ずこの桜の木の写真を撮っている。
今年は本格的な雨の中だった。
例年なら、親子連れやカップルなどの大勢の人たちが集まって、
その桜の下で記念撮影をしたり、
顔の高さまで下がっている枝に鼻を近づけて香りを嗅いだり、
子供たちが楽しそうに走り回ったりしているが、
今年は外に出ても、足早に帰っていく人が多く、
車の中からだけ眺めて帰る人の姿も多かった。
それでも味真野小学校の桜は、今年も見事に満開になった。
一昨年までは味真野小学校の桜の写真を撮ってくると、
必ず父に見てもらった。
去年からは隣の席にいる父に見てもらうことは叶わなくなってしまったが、
きっと空の上から、今年も見てくれているに違いない。
味真野小学校の近くにある大きな一本桜
この桜の花びらは濃いピンク色をしています。
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